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薬剤部

Science and Humanity

サイエンスとヒューマニティに立脚した薬剤師の業務を目指しています。

熊本赤十字病院薬剤部では、より安全で有効な薬物療法を目的として、調剤をはじめ、医薬品の管理、供給、情報の提供および患者さんへの服薬指導を行っています。病棟では臨床薬剤業務を推進し、チーム医療に貢献しています。

薬剤部概要

薬剤師 : 28名(常勤) 薬剤助手 : 8名

業務内容

病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務

病棟に専任の薬剤師を配置し、入院患者さんの薬物治療が安全かつ効果的に行われるよう、努めています。
病棟担当薬剤師は、患者さんの持参薬を含む、全ての薬剤の相互作用、重複投与、腎・肝機能に応じた投与量、副作用の発現等をチェックし、必要に応じて処方変更等の提案を行っています。
また、患者さんに安心、納得して治療を受けていただくために、ベッドサイドで薬の効果・服用方法・副作用・注意事項等を直接ご説明し、特にハイリスク薬については、重点的に説明・指導を行っています。
他職種とも連携し、より適正な薬物療法が行われるよう取り組んでいます。

▲病棟でのチーム医療

病棟担当者と医薬品情報担当者でカンファレンスを行い、薬学的介入例などについて情報共有し、また病棟業務の問題点について検討しています。

▲病棟業務カンファレンス

調剤(内服・外用・注射薬の調剤)

外来及び入院患者さんのお薬は、オーダリングシステムから出力される処方箋に基づいて調剤を行っています。
内服薬を調剤する際には、検査値、相互作用、重複投与、投与期間、病名、薬歴などをチェックし、必要時は疑義照会を行って薬剤の適正使用を目指しています。
調剤に必要な情報は電子カルテで確認することができます。また、経口抗がん剤については、レジメン管理システムを導入してチェックを行うとともに服薬指導も行っています。

▲散剤調剤

注射薬は、注射薬自動払出システムを導入して、24時間体制で患者毎に施行単位でのセットを行っています。
また、注射薬処方箋で投与量、投与経路、投与速度、薬液濃度、投与期間などのチェックを行い、安全で適切な使用に貢献しています。

▲注射薬自動払出しシステム

医薬品情報管理

医薬品情報室では、薬についての最新の情報を収集・評価し、医師・看護師・薬剤師・他の医療スタッフに対し、的確かつ迅速な医薬品情報を提供しています。
例えば、電子カルテには、臨床現場で役立つ医薬品情報や、厚生労働省からの緊急安全性情報等、多数掲載し情報共有ならびに周知に努めています。また、月1回の院内医薬品情報誌(The DI News)発行、院内副作用情報の収集、薬事委員会の資料作成なども行っています。

無菌調製(抗がん剤、高カロリー輸液)

抗がん剤や高カロリー輸液は、薬剤師がクリーンルームで、無塵衣、手袋、ガウンなどを着用して無菌調製を行っています。がん化学療法のレジメンはすべて院内のシステムに登録・管理し、抗がん剤の調製はハザード室の安全キャビネットで行い、調製者が細胞毒性のある抗がん剤に暴露されないような対策を講じています。
また、調製前に高カロリー輸液の組成や抗がん剤のレジメンをチェックするなど処方内容の監査にも重点を置いています。

▲抗がん剤調製(ハザード室)

医薬品管理

病院内で使用するすべての医薬品の発注・検収および在庫管理業務を行っています。
また、病棟や手術室、外来診察室に配置している医薬品や災害救護用医薬品を定期的に点検し、保管状況や有効期限、数量をチェックするほか、特定生物由来製品、麻薬、毒薬、向精神薬などは、法令を遵守して適正に管理しています。

製剤(院内製剤)

市販されていない製剤(坐剤、点眼剤、注射剤など)を調製したり、消毒薬に関する業務を行っています。

▲製剤・試験室

外来化学療法

外来で抗がん剤治療を受ける患者さんに対し、医師、看護師など他職種のスタッフと協力して、安全な治療の実施に取り組んでいます。専門薬剤師の知識を活かして、医師と共同で事前にプロトコルを作成し、抗がん剤の薬物治療管理を実践しています。また、外来で化学療法を受ける患者さんはセルフケアがより重要となるため、副作用の発現時期や発現時の対応方法などについて服薬指導を行っています。

薬物血中濃度モニター(TDM)

抗菌薬や抗てんかん薬などのTDMを行っています。特に抗MRSA薬に関しては全例、初回投与設計から関与してTDMを実施しており、感染症治療に寄与しています。

災害救護活動

薬剤師も救護班の一員として国内外の災害に備え、日頃から研修や訓練を重ねています。災害発生時には、被災地へ派遣され医薬品の供給および管理の支援を行います。近年では、パキスタン地震災害、東日本大震災や新潟中越地震などで、救護要員として派遣され活躍しました。

治験・臨床研究

治験事務局として、臨床治験審査委員会(IRB)の関連業務や治験薬管理を行い、当院における治験・臨床研究を総合的にサポートしています。

専門性を生かしたチーム医療への参画

がん化学療法や感染制御、栄養管理、緩和ケア、糖尿病、腎臓病、腎移植、褥創などのチームの一員として活動し、回診、カンファレンスに参加しています。薬剤師の専門性を発揮することでチーム医療に貢献できるよう、研修の受講や調査研究などを行うなど、薬剤師の資質向上に取り組んでいます。

各種チーム
  • がん化学療法
  • 感染制御(ICT)
  • 栄養サポート(NST)
  • 緩和ケア
  • 認知症
  • 糖尿病
  • 腎臓病(CKD)
  • 腎移植
  • 褥瘡・嚥下

教育・研修方針

勉強しやすい環境で人材育成

部内勉強会や症例報告会を週1回行い、薬剤師全員で情報を共有して、新しい知識の習得に努めています。また、院内の研修会やカンファレンスも数多く行われており、勉強しやすい環境が整っています。


研究活動、学会・研修会への参加をサポート

学会発表や研修会への参加は、刺激を得る良い機会となり、知見を深め、実務へフィードバックすることができます。
費用面でのサポートもあります。

専門・認定取得を推進

キャリアアップのためにも専門や認定取得を推進しています

現在取得している認定

  • 日本医療薬学会指導薬剤師
  • 日本医療薬学会認定薬剤師
  • 日本医療薬学会がん指導薬剤師
  • 日本医療薬学会がん専門薬剤師
  • 日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
  • 日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師
  • 日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム専門療法士
  • 日本糖尿病療法指導士認定機構糖尿病療養指導士
  • 日本腎臓病薬物療法学会腎臓病薬物療法専門薬剤師
  • 日本医療情報学会医療情報技師
  • ICD制度協議会ICD
  • 日本病院薬剤師会生涯研究履修認定薬剤師(5年)
  • 日本病院薬剤師会生涯研修認定(1年)
  • 日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師

学会教育研究施設

  • 日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設
  • 日本医療薬学会認定薬剤師制度研修施設
  • 日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設

新人教育

臨床での薬剤師業務の基礎を身に付けることを目的としています。外来・入院調剤、窓口業務をはじめ、注射薬の調剤、無菌調製、ハイリスク薬・麻薬の調剤、薬品管理、医薬品情報管理、TDM、リスクマネジメント、電子カルテの使い方などの基礎を習得します。

新人薬剤師の教育・研修スケジュール(1年間)

新人薬剤師の教育・研修スケジュール(1年間)

薬学生の実務実習受け入れ

毎年、薬学部の学生の実務実習を受け入れています。コアカリキュラムの項目を網羅した充実したスケジュールは、学生にも好評です。カンファレンスでは、臨床の現場でかかわった実際の症例をもとに学習を進めていきます。

ご利用案内

外来受付時間(月〜金)8:30〜11:30 ※再来受付機は8:00〜 ※土・日・祝は休診日

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面会時間 (月〜金)14:00〜20:00 (土・日・祝)10:00〜20:00

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