新型コロナウイルスに関するお知らせ
臨床研究に関する情報公開
- 受付番号
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400
- 研究課題名
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免疫チェックポイント阻害薬投与終了後1年間までの免疫関連有害事象の発現状況
- 当院研究責任者
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薬剤部 岩田 一史
- 研究分担診療科
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薬剤部
- 研究機関名
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熊本赤十字病院
- 研究期間
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2020年4月23日~2024年3月31日
- 研究目的と意義
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免疫チェックポイント阻害薬(ICI)が使用可能となってから数年が経過した。ICIは多様な免疫関連有害事象(irAE)を生じることが知られているが、発現時期に関する報告は少ない。過去の報告では、irAEは治療開始後2ヶ月以内に発現することが多いとされているが、治療期間中のみならず治療終了後も出現することが報告されている。本検討では、ICI投与終了後1年間までirAE発現状況を調査することで、重点的にモニタリングすべき期間と継続的にモニタリングすべき期間を検討する。
- 研究方法
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●対象
当院で2016年6月以降にICIの投与が開始され、2018年12月までに投与が終了した担癌患者
●利用するカルテ情報
年齢、身長、体重、PS※、体表面積、抗がん剤の投与期間、使用薬剤、前治療の有無、手術の有無、癌種、ステージ、転移の有無、副作用の発現状況、臨床検査値、腫瘍マーカー、治療効果、転帰
※PS・・・Performance Statusの略。全身状態の評価に用いる指標。
●方法
電子カルテを用いて情報を収集し、後方視的に精査する。
●他機関へ提供する方法
提供なし