新型コロナウイルスに関するお知らせ
臨床研究に関する情報公開
- 受付番号
-
412
- 研究課題名
-
GRASPダイナミック検査の撮像条件の検討
- 当院研究責任者
-
放射線科 菅原 丈志
- 研究分担診療科
-
放射線科
- 研究機関名
-
熊本赤十字病院
- 研究期間
-
2020年6月3日~2023年3月31日
- 研究目的と意義
-
新しいアプリケーションであるGolden-angle radial sparse parallel MRI造影ダイナミック検査(GRASP)は、自然呼吸下での画像収集を可能とする。しかし、GRASPはコントラストの低下とストリートアーチファクトによる画質低下がしばしば問題となっている。当院においても推奨のGRASP撮像条件では同様の傾向が見られる。そこで、メーカー推奨の撮像条件を参考とし4つのパラメータを変化させ収集を行い、GRASPダイナミック検査のコントラストの改善とストリートアーチファクト低減のための撮像条件を検討する。
- 研究方法
-
●対象・方法
メーカー推奨の撮像条件をリファレンスとし4つのパラメータを変化させ収集を行う。
1.flip angle 2.TE 3.CS factor(radial views) 4.resolution
撮像された臓器の正常部、病変部、血管、バックグラウンドの平均信号値を測定し臓器正常部に対するCNRを算出する。また、MRIに5年以上従事する診療放射線技師数名でコントラストとストリークアーチファクトの視覚評価を行う。得られた結果を用いて統計的な有意差検定を行う。
●他機関へ提供する方法
提供なし