熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

熊本赤十字病院における超急性期漢方サポート 鍼灸編第3報〜疼痛への挑戦 〜

  • 承認日 | 2024.6.20
受付番号
621
研究課題名
熊本赤十字病院における超急性期漢方サポート 鍼灸編第3報〜疼痛への挑戦 〜
当院研究責任者
はり師 三谷直哉
研究分担診療科
総合内科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024 年 6 月 20 日〜2024 年 10 月 31 日
研究目的と意義
鍼灸治療は内科的症状をはじめ、各種疼痛に対して有効性が認められています。
外傷性頚髄損傷により発症した急性期の難治性疼痛は鎮痛薬が奏効しないケー
スがあり、これらの疼痛はリハビリの促進を妨げ、 ADL の低下を助長する。外傷
性頚髄損傷による痛みに対して鍼治療の有効性を検証します。
研究方法
●対象となる方
2019 年 8 月 31 日~2024 年 4 月 30 日の期間に外傷性頚髄損傷による疼痛に対
して鍼治療介入した患者さんを対象とします。
●方法
電子カルテから、上記の条件に当てはまる患者を研究対象者として登録し、鍼
治療開始後の疼痛、鎮痛薬使用量について下記のカルテ情報を診療録より取得
します。
●利用するカルテ情報
1臨床所見(性別、年齢、原因病態)
2疼痛(visual analog scale :VAS)
3鎮痛薬の使用量
3血液所見(CRP)
4治療(使用経穴)
これらはすべて日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としま
せん。
●他機関へ提供する方法
他機関への試料・情報の提供はありません。