熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

大腿骨近位部骨折術後患者の実用性歩行獲得に影響する予後予測について

  • 承認日 | 2024.6.20
受付番号
622
研究課題名
大腿骨近位部骨折術後患者の実用性歩行獲得に影響する予後予測について
当院研究責任者
理学療法士 村田 竜一郎
研究分担診療科
リハビリテーション科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024 年 6 月 20 日〜2024 年 10 月 31 日
研究目的と意義
大腿骨近位部骨折は高齢者の機能予後と生命予後に強く影響する骨折です。
今回、術前に独歩であった大腿骨近位部骨折患者を対象に、最終的な転帰時に
独歩や杖歩行といった実用性歩行が可能となった要因を調査・分析し、急性期に
おける大腿骨近位部骨折患者の移動能力の予後予測の可能性を検討します。
研究方法
●対象となる方
2021 年 1 月から 2023 年 12 月に当院で大腿骨近位部骨折に対して手術を施行
し、術前に独歩であった方を対象とします。
ただし、利用するカルテ情報に記載している収集項目のいずれか 1 つでもデー
タが不足している症例は対象から除外します。
●方法
上記の条件にあてはまる患者を研究対象者として登録し、2021 年 1 月から
2024 年 4 月までの下記の診療情報を診療録より取得します。これらは全て日
常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。
●利用するカルテ情報
1 臨床所見(年齢、性別、身長、体重、病歴)
2 画像検査(X 線写真)
3 治療(術式)
4 治療反応性・合併症・予後
●他機関へ提供する方法
提供することはありません。