熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

ホルター心電図検査におけるパニック値報告の有用性

  • 承認日 | 2024.8.16
受付番号
609
研究課題名
ホルター心電図検査におけるパニック値報告の有用性
当院研究責任者
結城 大聖
研究分担診療科
検査部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年3月26日~2024年6月30日
研究目的と意義
パニック値とは生命が危ぶまれるほど危険な状態を示唆する異常値であり、迅速・確実に臨床医に伝達されるべき値です。検体検査、生理検査(心電図、ホルター心電図、心エコー、肺機能検査、脳波)においてそれぞれパニック値を設定し、パニック値を認めた場合、主治医へ報告しています。ホルター心電図検査のパニック値について報告後どのような対応がとられたか、早期に治療が実施されたかを把握し、今後、患者さんにより質の高い医療を提供できるよう、ホルター心電図検査のパニック値の設定は患者さんにとって有用であるかを調査することを目的としています。
研究方法
●対象となる患者
2023年1月~2023年12月の期間にホルター心電図を装着した外来の患者さんのうちパニック値を認めた患者さんです。

●方法
対象となった患者さんの電子カルテから年齢、性別、ホルター心電図の結果、パニック値報告後の対応及び経過を抽出し、解析します。

●利用するカルテ情報
年齢、性別、ホルター心電図の結果、パニック値報告後の対応及び経過、ペースメーカー植え込み術や心臓カテーテル検査、薬物療法などの治療の有無を利用します。

●他機関へ提供する方法
該当なし