新型コロナウイルスに関するお知らせ
臨床研究に関する情報公開
- 受付番号
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506
- 研究課題名
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小児外科予定手術において、術前の3週間の無病期間はperioperative respiratory adverse event(PRAE)発生率を低下させるか
- 当院研究責任者
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国際医療救援部 杉本 卓哉
- 研究分担診療科
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小児外科
- 研究機関名
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熊本赤十字病院
- 研究期間
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2022年7月15日〜2022年7月31日
- 研究目的と意義
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小児において、上気道園に罹患し、治癒した後も4〜6習慣は気道過敏性が持続すると言われている。その状態で全身麻酔時に気管挿管を行うと、気道分泌物が増加したり、呼吸状態の悪化が予想されたため、小児外科では、2015年から予定手術前3週間の間に上気道炎に罹患した場合、手術を延期する方針とした。この方針の効果について、方針の導入前と後で、PRAEの発生頻度を比較し、評価する。
- 研究方法
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●対象
2012年1月から2019年12月(移行期間の2015年を除く)までにヘルニアや精巣疾患で予定手術を受けている小児約1000名(0〜15歳)
ただし、他の手術を同時に施行している患者およびPSやASAに影響を及ぼす併存症を有する患者は除外する。停留精巣に関しては腹部停留精巣の患者は何らかの併存症がある可能性があり、除外する。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、疾患名、既往歴、麻酔方法、気管挿管の有無、麻酔での使用薬剤、PRAE発症の有無
●方法
電子カルテから、対象患者について後方視的に調査する。
●他機関への提供
提供なし