熊本赤十字病院

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TAZ/PIPCおよび経口ニューキノロン系抗菌薬の使用届出開始による使用状況の変化

  • 承認日 | 2023.05.12
受付番号
558
研究課題名
TAZ/PIPCおよび経口ニューキノロン系抗菌薬の使用届出開始による使用状況の変化
当院研究責任者
薬剤部 薬剤師 井村美月
研究分担診療科
薬剤部
研究機関名
熊本赤十字病院 薬剤部
研究期間
2023年5月12日〜2024年3月31日
研究目的と意義
2020年度の診療報酬改定において、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)は、抗緑膿菌作用を有する抗菌薬の使用患者のモニタリングを施設の状況に応じて実施することが義務付けられたのを契機に、当院では同年4月より新たにTAZ/PIPCおよび経口ニューキノロン系抗菌薬を使用届出対象薬剤に指定した。そこで、TAZ/PIPC、経口ニューキノロン系抗菌薬使用届出制導入が当院の抗菌薬使用状況に与えた影響を明らかにする。
研究方法
(1)研究の種類・デザイン
後向き観察研究

(2)研究対象者
2019年1月から2022年12月までに当院にてTAZ/PIPC、経口ニューキノロン系抗菌薬が処方された患者

(3)方法
TAZ/PIPCのAUD、DOT、経口ニューキノロン系抗菌薬の処方件数、使用目的、培養提出率について後方視的に調査する。調査した内容をTAZ/PIPC、経口ニューキノロン系抗菌薬の届出制導入前後に分けて評価する。

(4)評価項目
AUD、DOT、処方件数、培養提出率