熊本赤十字病院

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2型糖尿病におけるデュラグルチド長期使用の有用性の検討

  • 承認日 | 2023.06.22
受付番号
568
研究課題名
2型糖尿病におけるデュラグルチド長期使用の有用性の検討
当院研究責任者
薬剤部 秋吉明子
研究分担診療科
薬剤部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2023年6月22日~2023年9月30日
研究目的と意義
GLP-1受容体作動薬(Glucagon-like peptide-1 receptor agonist;GLP-1RA)は、血糖降下作用だけでなく、体重減少や心血管イベント抑制、腎保護作用などの多面的な作用も報告されている。長時間作用型GLP-1RAであるデュラグルチドは、週1回投与であり自己注射手技が簡便なオートインジェクションタイプの製剤であることから多くの2型糖尿病患者に使用されている。今回、デュラグルチドを長期使用した際の有用性について検討する。
研究方法
●対象となる患者
2016年10月から2021年3月の間に熊本赤十字病院にて新規にデュラグルチドが開始となり24ヶ月後までの経過が追跡可能な外来患者
【除外患者】
入院中のみ使用の患者
デュラグルチド開始24ヶ月後までの経過が追跡不能であった患者

●方法
上記の条件にあてはまる患者を対象とし、開始から24ヶ月後までの下記の診療情報を診療録より後ろ向きに取得します。これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。

●利用するカルテ情報
① 臨床所見(年齢、性別、病歴)
② 血液所見(HbA1c、eGFR)
③ 治療合併症(副作用)
④ 治療(糖尿病治療薬)

●他機関へ提供する方法
他機関への提供はありません。