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脳梗塞急性期血栓回収療法により回収された血栓のタンパク質解析に基づく脳梗塞病型診断

  • 承認日 | 2017.11.16
受付番号
275
研究課題名
脳梗塞急性期血栓回収療法により回収された血栓のタンパク質解析に基づく脳梗塞病型診断
当院研究責任者
神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科
神経内科
研究機関名
熊本大学神経内科
研究期間
2017年11月16日~2020年3月31日
研究目的と意義
脳梗塞急性期に血栓回収療法が施行された患者において、液体クロマトフラフィ診療分析装置(LC-MS/MS)を使用して回収された血栓蛋白分析を行い、蛋白組成と臨床的背景および血栓の病理学的所見との関連を明らかにすることを目的とする。この解析結果に基づいて脳梗塞臨床病型診断を行うことにより、適切な抗血栓療法を選択することができる。
研究方法
●対象
2015年4月から2020年3月までに当院に入院した急性期脳梗塞症患者のうち、血栓回収療法にて血栓が回収された症例
●利用するカルテ情報
性別、年齢、身長、体重、喫煙歴、既往歴、NIHSSスコア、mRSスコア、急性期治療の有無、入院時血圧・脈拍数・LDLコレステロール値・HbA1c・BNP・頭部MRI・総コレステロール値・HDLコレステロール値・中性脂肪・空腹時血糖値など
●方法
血栓回収療法により収集された血栓を使用する。血栓は熊本大学の研究者が当院から回収し、LC-MS/MSを使用し、回収された血栓に含有される、主なたんぱく質の同定を行う。
●他機関へ提供する方法
データ入力したファイルをパスワードをつけてメールにて送付する。
ファイルに個人を特定できる情報は含まない。