当院について

特殊医療救護車両

特殊医療救護車両(ディザスターレスキュー)

当院では、重篤傷病者に対し救命率を向上させるための効果的な初期治療を目的とした、特殊医療救護車両(ディザスターレスキュー)を整備しています。

通常の救急車とは異なり、主に大規模災害時(航空機事故・列車事故・デパート火災・高速道路事故・自然災害等)に医師、看護師、放射線技師、薬剤師、管理要員からなる救護班が同乗し、重篤患者に対する応急処置を車内で施した後、後方搬送を行います。救命率向上のため、より災害現場に近い場所での初期救急医療に対応できる車両です。

車体の特徴

車体は車両の幅員を4.3mまで拡張することにより、最大床面積約25m²の診療所となります。室内には、固定型スライド式ベッドを4台搭載しており、複数の患者さんを収容することができます。患者さんの収容方法は、後部の扉より油圧でスロープを展開し搬入します。

車内での手術、緊急処置を可能にする様々な医療機器を搭載し、通信・OA機器は衛星回線を使用して、患者さんの患部の映像などを見ながら専門医から指示が受けられるよう、遠隔医療を想定したシステムを装備しています。

また、自然災害等の長期化する救護を想定して、燃焼トイレや清水・汚水タンク、寝袋などを搭載しています。被災地域での機動力を考慮して、情報収集や巡回診療用としてモトクロスバイクも積んでいます。

特殊医療救護車両のサイズ
全長 11.99m
全幅 通常時 2.49m
拡幅時 4.32m
総重量 18.6t

ディザスターレスキュー全景

拡幅時内景イメージ

内部全体

医療機器

後部油圧スロープ

通信機器

医療救援をサポートする、さまざまな資機材

当院では、災害発生時に現地で迅速に医療救援活動を行うため、医療機器、診療材料、医薬品、大型テント、トイレ、給水設備、発電機等の機材からなるERU(Emergency Response Unit:緊急対応ユニット)を整備しております。
これらの資機材や医療スタッフを現地へ搬送するため、特殊医療救護車両の他に以下の車両を整備しています。

クレーン

重機(フォークリフト)や発電機等の資機材を積んで走り、クレーンを使って荷の積み下ろしを行います。

ディザスターサポート

医療スタッフや医療資機材などの搬送を目的とし、最大37人乗車可能な災害支援バスです。

ウィング

最大6.1tまで積載することが可能で、主に救援物資や医療資機材を運んで走ります。

ピックアップ

資機材を積んで走る、小型貨物タイプの車両です。

パワーショベル

災害現場の軟弱地や不整地に適したクローラ式になっており、硬い地盤の掘削や地面の整地を行うことができます。

フォークリフト

クレーン車に載せて現地に運び、資機材の移動や積み下ろしを行います。

ランドクルーザー、ジムニー、モトクロスバイク

災害現場の荒れた道を走行可能な四輪駆動車とモトクロスバイクです。四輪駆動車は医療スタッフや資機材を載せて、緊急走行も可能です。モトクロスバイクは特殊医療救護車両にも搭載されており、情報収集や巡回診療用として活用されます。

ランドクルーザー

ジムニー

モトクロスバイク