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日赤病院で働くのは2回目ということですが?

 はい。1回目は医師になって2年目、今から15年ほど前から2年半、ここで勤務しました。まだ駆け出しで右も左も分からない頃でした。短い間でしたが、とても充実した時間を過ごし、外科医としての私の礎になっています。
その頃の病院の印象は?

 まだ、病院が建て替わる前の頃でした。今と同じで診療に、手術に、救急に目まぐるしく忙しい毎日でした。

 この病院の印象は、これだけ大きな病院にもかかわらず、診療科の垣根を越えた医師間、そして看護師、薬剤師、放射線技師といったコメディカルスタッフ間、そして事務スタッフ間との横のつながりがスムーズで、とても働きやすいことでした。それは今でも変わっていないのでホッとしています。

今の印象はいかがでしょう?

病院が綺麗ですね(笑)。外観だけでなく、働く環境としてしっかり整備されています。そして、毎朝8時半から医局会があるのですが、医師の多さに驚きます。特に若い先生達が目立ちます。

 彼等、彼女等の積極性、熱意がとても感じられ、医師不足が懸念されている中で、これだけ多くの若手医師を魅了するのは、この病院の研修システムが充実しているからだと思います。

 

川添 輝 医師 プロフィール

平成5年 熊本大学医学部卒業

同第二外科で研修

平成6年から2年半
熊本赤十字病院外科勤務

平成21年7月より
熊本赤十字病院外科勤務

 

再赴任されるまでは どのようなことをしていましたか?

 熊本大学第二外科 小川道雄教授のもと、主に外科医としての研鑽を積んでいました。その間大学院に在籍し、うち2年間は東京大学医科学研究所に国内留学しました。ここ4年半は、熊本大学外科の臓器別再編に伴い新設された乳腺・内分泌外科教室で、岩瀬弘敬教授に師事し、乳腺・甲状腺外科を専門として勤務していました。

乳腺・甲状腺外科の特徴は?

 どちらも女性に多い病気です。

 特に乳がんは1996年に、日本人女性が最も罹りやすい癌になりました。2006年には、約42000人が罹患していると推計され、これは、20人に1人の女性が一生涯の内に乳がんになることを意味しています。さらに今後10~15年増え続けることが予想されています。根本的な予防法はありませんが、早期発見することにより治癒する可能性が高く、触診だけでなく、マンモグラフィ等による検診を積極的に受診する必要があります。

 また、日本では、今まで主に外科医が乳がんの診療に当たってきました。しかし、乳がんは最も治療の変遷・進歩が目ざましい分野の一つであり、乳がんを専門として診療にあたることで、医療の進歩を的確に患者さんへ届けることが出来ると考えています。

 甲状腺外科は主に甲状腺に出来たしこりを外科的に治療(主に手術)することを専門としています。甲状腺外科を専門とする外科医は少なく、日本内分泌外科学会・甲状腺外科の定める甲状腺外科専門医を取得しているのは、平成20年現在全国で249名です。

最後に一言

 私の医師としての『ふるさと』ともいえるこの病院に戻ってくることができ、大変嬉しく思っています。地域の方々の健康に役立つため、正直に、真摯に、誠心誠意尽くしていきたいと思います。

 
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