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TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)第1例目を施行
2020.09.02 | 病院からのお知らせ
当院は令和2年7月にTAVI実施施設として認定を受け、9月1日に第1例目の「TAVI」を施行しました。
「TAVI」とは、Transcatheter Aortic Valve Implantationの略で、経カテーテル的大動脈弁留置術と訳されます。
この手術は、大動脈弁狭窄症の患者さんに対し、胸を開かずに、心臓が動いている状態で人工弁を心臓に装着する治療法です。
大動脈弁狭窄症には心臓外科手術が効果的な治療とされてきましたが、高齢の方、全身状態が良くない方、心臓の手術を過去に行ったことのある方などは、手術リスクが高いという理由で手術による治療を断念するケースが少なくありません。
こうした方に対して、新しい治療の選択肢となるのが「TAVI」です。
当院は、これからも最新の医療技術に対応し、患者さんに良質で安心・安全な医療を提供します。