診療科・部門案内

臨床研究に関する情報公開について

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる患者さんがインフォームドコンセントを受けない場合において、研究の目的を含む研究実施についての情報を公開することが必要とされております。
利用する情報からは、お名前、住所など直接個人を特定できる情報は削除します。また研究成果は学会や雑誌等で発表されることがありますが、その際も個人情報やプライバシーにかかわることは一切公開されません。
本研究に関するご質問等がありましたら、下記の連絡先までご連絡下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することができますのでお申し出ください。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方に ご了承いただけない場合には、研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも、患者さんに不利益が生じることはありません。

問い合わせ先熊本赤十字病院  診療支援課
〒861-8520 熊本市東区長嶺南2丁目1番1号
TEL:096-384-2111 FAX:096-384-3939

下記研究の実施については、当院の各種委員会等で承認されております。

研究課題名承認日
2009.1.28
2009.11.5
2010.12.20
2011.9.13
2012.8.7
2013.7.1
2013.8.20
2013.11.1
2014.3.31
2015.3.5
2015.3.9
2015.5.29
2015.9.7
2015.12.1
2015.12.8
2016.3.9
2016.4.14
2016.5.24
2016.9.1
2016.10.14
2016.12.26
2017.1.20
2017.4.10

NCDを基盤とした保険請求データ(DPC・レセプトデータ)の収集と研究利用について

2017.4.10
2017.6.21
2017.8.8
2017.8.18
2017.8.29
2017.8.29
2017.8.25
2017.8.25

血液凝固異常症全国調査

2017.8.29
2017.9.28
2017.10.4
2017.11.16
2017.11.16
2017.12.11
2018.2.1
2018.2.1
2018.2.19
2018.3.19
2018.3.12
2018.5.15

胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査研究

2018.5.21
2018.5.15
2018.6.25

熊本大学脳神経外科関連施設および協力施設における脳腫瘍の疫学調査

2018.6.25

心不全医療の適正化に資するための全国規模データベースによるエビデンスの創出

2018.7.4
2018.7.17
2018.7.12

熱中症患者の医学情報等に関する疫学調査に関する研究のお知らせ

2018.7.24

がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究

2018.8.22
2018.8.28

早発型妊娠高血圧腎症の最適な妊娠週数区切り値の評価 多施設後向きコホート研究

2018.9.5

けいれん重積型急性脳症における頭部MRIのArterial Spin Labeling(ASL)法の検討

2018.10.11
2018.10.9

我が国の小児CT検査で患児が受ける線量の実態調査(2018)

2018.11.5
2018.11.19
2018.12.25

急性期脳梗塞における緊急血行再建術の成績及び予後に関する研究

2019.1.8

GIST(Gastrointestinal Stromal Tumor)の悪性度、薬剤耐性に関する多施設共同研究

2019.1.11
2019.1.28

低体温症患者の医学情報等に関する疫学調査

2019.1.31
2019.3.4
2019.2.18
2018.9.21

本邦における卵巣癌(上皮性腫瘍)に対する妊孕性温存治療に関する事態調査

2018.11.29

熊本県内における心筋梗塞発症および予後に関する研究

受付番号35
研究課題名熊本県内における心筋梗塞発症および予後に関する研究
当院研究責任者循環器内科 角田 隆輔
研究分担診療科循環器内科
研究機関名熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学
研究期間2009年1月28日から永続的に行う。
研究目的と意義熊本県内における急性心筋梗塞の発症数および発症率を算出し、その患者背景から院内予後に影響する因子を検討する。またこれらの結果や急性心筋梗塞に関する情報を熊本県民に還元し、発症の予防や予後の改善を目的とする。
研究方法●対象
当院を受診した急性心筋梗塞の患者
●利用するカルテ情報
性別、年齢、発症日、発症時間、発症から入院までの時間など、入院中の心筋梗塞に関する項目
●方法
データベースへの登録後、熊本大学へFAX送信

全国泌尿器癌登録

受付番号-
研究課題名全国泌尿器癌登録
当院研究責任者泌尿器科 稲留 彰人
研究分担診療科泌尿器科
研究機関名日本泌尿器科学会がん登録推進委員会
研究期間2009年11月5日から永続的に行う。
研究目的と意義日本における泌尿器癌(腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍)の統計および調査を行うことにより、泌尿器癌に関する疫学、診療、治療の現状ならびに治療成績を解析し、研究ならびに診療の進歩・普及・適正化を図ることを目的とする。
研究方法●対象
病理学的に診断された原発性泌尿器癌症例
●利用するカルテ情報
年齢、現住所(区市郡まで)、診断時所見、進展度、治療内容、予後、手術方法、病理所見など
●方法
データベースへの登録およびメールにて学会へ提出

一般財団法人 National Clinical Database(日本臨床データベース機構,NCD)における症例登録事業

受付番号55
研究課題名一般財団法人 National Clinical Database(日本臨床データベース機構,NCD)における症例登録事業
当院研究責任者外科 平田 稔彦、小児外科 吉元 和彦、心臓血管外科 鈴木 龍介
  乳腺内分泌外科 川添 輝、形成外科 黒川 正人、循環器内科 角田 隆輔
研究分担診療科外科、小児外科、心臓血管外科、乳腺内分泌外科、形成外科、循環器内科
研究機関名一般社団法人 National Clinical Database(NCD) 事務局
研究期間2010年12月20日から永続的に行う。
研究目的と意義日本全国の外科・小児外科・心臓血管外科・乳腺内分泌外科・形成外科の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目標とする。
研究方法●対象
外科・小児外科・心臓血管外科・乳腺内分泌外科・形成外科の手術全症例、循環器内科の心血管インターベンション治療症例
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、生年月日)、手術入院情報、術前情報、手術情報、術後情報など
●方法
データベースへの登録(web)

一般社団法人日本熱傷学会「熱傷入院患者レジストリー」への症例登録事業

受付番号67
研究課題名一般社団法人日本熱傷学会「熱傷入院患者レジストリー」への症例登録事業
当院研究責任者皮膚科 吉野 雄一郎
研究分担診療科皮膚科
研究機関名東海大学医学部外科学系救命救急医学 東海大学医学部外科学系形成外科学
日本熱傷学会
研究期間2011年9月13日~2021年3月31日
研究目的と意義日本における熱傷診療の全体像を把握するとともに、診療情報を分析して、熱傷診療の質の向上を図ることを目的とする。
研究方法●対象
日本熱傷学会が指定する医療施設(熱傷専門医認定研修施設またはそれに準じる施設)に入院した全ての熱傷患者。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、身体所見、重症度、熱傷部位、初期診療および転帰など
●方法
データベースへの登録(web)

日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 婦人科悪性腫瘍登録事業及び登録情報に基づく研究

受付番号88
研究課題名日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 婦人科悪性腫瘍登録事業及び登録情報に基づく研究
当院研究責任者産婦人科 福松 之敦
研究分担診療科産婦人科
研究機関名日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会
研究期間2012年8月7日から永続的に行う。
研究目的と意義婦人科癌の進行期・病理学的分類、診断・治療実態、治療成績(5年生存率)、登録罹患数や治療指標などの年次推移などの情報を学術的に検討・活用し、婦人科癌患者の医療・福祉に貢献することを目的とする。
研究方法●対象
臨床診断、切除標本や生検により病理診断された子宮頸癌、子宮体癌、卵巣悪性腫瘍、卵巣境界悪性腫瘍症例(再発腫瘍、転移性腫瘍は含まない)
●利用するカルテ情報
年齢、術前化学療法、進行期分類、組織診断、治療開始年月日、治療法、治療後の健否
●方法
データベースへの登録(web)

日本インターベンショナルラジオロジー学会(以下IVR学会)における症例登録データベース事業

受付番号104
研究課題名日本インターベンショナルラジオロジー学会(以下IVR学会)における症例登録データベース事業
当院研究責任者放射線科 菅原 丈志
研究分担診療科放射線科
研究機関名日本インターベンショナルラジオロジー学会
研究期間2013年7月1日から永続的に行う。
研究目的と意義インターベンショナルラジオロジー(IVR)の症例情報を集計・登録することにより、日本におけるIVR診療の現状を明らかにし、IVR専門医の育成、修練施設の増加など、今後のIVR診療の進歩・普及を図る。
研究方法●対象
放射線科が施行したIVR手技全症例
※IVR症例…エックス線透視や超音波像、CTを見ながら体内に細い管(カテーテルや針)を入れて病気を治す新しい治療法。
動脈塞栓術、経皮的血管拡張術、ステント留置術、血栓溶解術、血管内異物除去術、胆管ドレナージ、胃瘻・腸瘻造設術など
●利用するカルテ情報
年齢、性別、身体所見、疾患名、術式、血液検査結果、転帰など
●方法
データベースへの登録(web)

透析用カフ型カテーテル予後調査

受付番号106
研究課題名透析用カフ型カテーテル予後調査
当院研究責任者腎臓内科 宮田 昭
研究分担診療科腎臓内科
研究機関名熊本赤十字病院 腎臓内科
研究期間2013年8月20日から永続的に行う。
研究目的と意義透析用カフ型カテーテルの正確な予後が判明していないため、予後を明らかにし、またカテーテル治療の現状を考察し、研究ならびに診療の進歩・普及を図る。
研究方法●対象
2000年以降に当院で透析用カフ型カテーテルを留置した症例。
●方法
年1回対象透析医療機関にアンケートを送付し、イベント発生、透析終了、転帰などの情報を収集する。なお、当院から他機関への情報提供はない。

日本産科婦人科学会周産期委員会 周産期登録事業

受付番号109
研究課題名日本産科婦人科学会周産期委員会 周産期登録事業
当院研究責任者産婦人科 三好 潤也
研究分担診療科産婦人科
研究機関名日本産科婦人科学会周産期委員会
研究期間2013年11月1日から永続的に行う。
研究目的と意義日本における周産期センターを中心としたハイリスク妊娠・分娩例を中心として、ローリスク分娩例も包含する、学術ソースとして有用な基礎データベースの作成を行い、学術的側面より周産期学の発展に寄与することを目的とする。
研究方法●対象
2013年1月1日以降当院で分娩となった全症例
●利用するカルテ情報
母体搬送例、妊娠回数と分娩回数、分娩方法、分娩時出血量、母体疾患、胎児情報など
●方法
データベースへの登録後、CD保存にて学会へ提出。

小児の救急・集中治療体制に関する研究

受付番号120
研究課題名小児の救急・集中治療体制に関する研究
当院研究責任者小児科 武藤 雄一郎
研究分担診療科小児科
研究機関名国立成育医療研究センター研究所 成育社会医学研究部 集中治療科
研究期間2014年3月31日~2019年9月30日
研究目的と意義日本における2次~3次の小児救急医療施設において、共通するデータベースを用いて搬送経路、症状、初期診療および転帰を把握し、小児救急医療体制の違いにより転帰が異なるかについて検討する。またこのデータベースにより得られた集約化された症例から病院前救護、初期診療、および搬送経路と転帰との関連についても明らかにする。
研究方法●対象
2014年3月31日~2019年9月30日の研究期間にICUに入院した16歳未満の小児患者。
●利用するカルテ情報
生年月日、年齢、性別、身体所見、搬送経路、症状、初期診療および転帰など
●方法
データベースへの登録(web)

慢性血液透析用バスキュラーアクセスにおけるヘパリン使用型人工血管有用性の検討

受付番号141
研究課題名慢性血液透析用バスキュラーアクセスにおけるヘパリン使用型人工血管有用性の検討
当院研究責任者腎臓内科 宮田 昭
研究分担診療科腎臓内科
研究機関名熊本赤十字病院 腎臓内科
研究期間2015年3月5日~2019年3月31日
研究目的と意義ヘパリン共有結合型人工血管(PAVG、AAVG)の長期開存と臨床経過を検討することで、より適切な透析用内シャントの選択が可能となる。医療の質の向上、ならびに患者さんへ最善の医療を提供することを目指す。
研究方法●対象
2014年1月からの3年間に、透析用人工血管移植術を受けた方。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、BMI、血圧、喫煙、ヘモグロビン値、アルブミン値、既往疾患(心血管疾患、脳血管疾患、末梢血管疾患、静脈疾患)、薬剤服用(アスピリン、ACE阻害薬、もしくはARB)、透析に関する治療歴など
●方法
術後1ヶ月、以降術後3ヶ月毎に、人工血管およびその吻合部周辺の機能的、形態的変化を超音波検査等で経過観察する。なお、当院から他機関への情報提供はない。

日本航空医療学会ドクターヘリ・レジストリーへの症例登録事業
略称「ドクターヘリ・レジストリー」

受付番号142
研究課題名日本航空医療学会ドクターヘリ・レジストリーへの症例登録事業
略称「ドクターヘリ・レジストリー」
当院研究責任者救急科 奥本 克己
研究分担診療科救急科
研究機関名日本航空医療学会
研究期間2015年4月1日~2018年3月31日
研究目的と意義ドクターヘリに関する診療および運航の状況を全数把握するとともに、地上搬送症例との比較分析を通じてドクターヘリによる診療の効果検証を行うことを目的とする。
研究方法●対象
ドクターヘリによって搬送を受けた全ての症例
8:00~17:59までに当院に地上救急搬送され、入院し外傷、急性冠症候群、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血と診断された症例
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、性別)、身体所見、搬送時間、疾患名、転帰など
●方法
データベースへの登録(web)

脊椎疾患(手術症例 ペインクリニック外来保存的加療症例)の治療成績評価

受付番号154
研究課題名脊椎疾患(手術症例 ペインクリニック外来保存的加療症例)の治療成績評価
当院研究責任者国際医療救援部 細川 浩
研究分担診療科整形外科、麻酔科
研究機関名熊本赤十字病院  整形外科
研究期間2015年4月~2020年3月31日
研究目的と意義当院整形外科やペインクリニック外来を受診した脊椎疾患患者で、手術や保存的加療(投薬や硬膜外ブロック)を施行している患者を対象とし、日本脊椎脊髄病学会の診断評価等基準委員会作業部会が、患者立脚型で、多面的評価が可能な日本整形外科学会腰痛評価質問票(JOABPEQ)、日本整形外科学会頚部脊髄症評価質問票(JOACMEQ)を使用推奨しているため、上記評価を用いて治療効果の判定を行うことを目的とする。
研究方法●対象
当院整形外科で手術加療となった脊椎疾患の症例やペインクリニック外来で保存的加療を行った脊椎疾患の症例
●方法
対象患者さんにアンケート形式の日本整形外科学会腰痛評価質問票(JOABPEQ)、または日本整形外科学会頚部脊髄症評価質問票(JOACMEQ)の記載を依頼する。アンケートは、経過観察ごとに行い、治療効果の判定を行う。なお、当院から他機関への情報提供はない。

Kumamoto Intervention Conference Study (KICS)

受付番号168
研究課題名Kumamoto Intervention Conference Study (KICS)
当院研究責任者循環器内科 角田 隆輔
研究分担診療科循環器内科
研究機関名熊本大学大学院循環器内科学
研究期間2006年から永続的に行う。
研究目的と意義経皮的冠動脈形成術(PCI)を行った症例の共同データベースを構築し、手術のリスク分析や併用薬物療法等の有用性を解析し、PCI治療の質の向上をはかる。
研究方法●対象
当院で経皮的冠動脈形成術(PCI)治療を行った症例
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、性別、生年月日、身体所見)、既往歴、血液検査、治療方法、PCI治療に伴う合併症、PCI後の処方など
●方法
カルテから情報を収集し、調査票に記載する
記載した調査票は、FAXまたは郵送にて、熊本大学へ提出する

急性一酸化炭素中毒レジストリー Carbon monoxide Poisoning in Japan(COP-J)study

受付番号176
研究課題名急性一酸化炭素中毒レジストリー Carbon monoxide Poisoning in Japan(COP-J)study
当院研究責任者第二救急科 桑原 謙
研究分担診療科救急科
研究機関名山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学分野
研究期間研究期間:2015年12月1日~2019年3月31日
登録期間:2015年12月1日~2018年9月30日
研究目的と意義急性一酸化炭素中毒患者に対する急性期治療の現状を把握し、高気圧酸素(HBO)治療の有無により急性一酸化炭素中毒間歇型の発症率および間歇型の改善型に違いがあるかを明らかにする。
研究方法●対象
当院を受診した急性一酸化炭素中毒患者
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、性別、喫煙歴)、一酸化炭素に曝露された時の状況、救急現場・来院時の患者さんの状態(血液データを含む)、来院後の治療内容、曝露2ヶ月後の状態など
●方法
データベースへの登録(web)

日本産婦人科内視鏡学会への手術および合併症登録

受付番号186
研究課題名日本産婦人科内視鏡学会への手術および合併症登録
当院研究責任者第二産婦人科 荒金 太
研究分担診療科産婦人科
研究機関名日本産科婦人科内視鏡学会
研究期間2015年12月8日~2020年12月31日
研究目的と意義わが国の産婦人科領域において内視鏡手術件数の増加は著しいが、現状の把握および適正な医療水準を維持するために全国調査を行い、それらの成績を社会に示していくことは重要である。この目的を達成するために、日本産科婦人科内視鏡学会において認定された全国の医療施設で施行された全ての内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡)・治療情報・合併症の登録調査を行う。
研究方法●対象
当院産婦人科で施行された全ての内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡)の症例
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢)、診断名、手術名、手術日、治療内容、合併症など
●方法
データベースへ登録後、個人情報を削除したかたちで、インターネット上にアップロードする。

急性期脳卒中患者における非造影脳灌流画像(3D arterial spin labeling)-MRIの有用性に関する前向き調査研究

受付番号197
研究課題名急性期脳卒中患者における非造影脳灌流画像(3D arterial spin labeling)
-MRIの有用性に関する前向き調査研究
当院研究責任者放射線科 上谷 浩之
研究分担診療科放射線科
研究機関名熊本赤十字病院 放射線科
研究期間2016年4月1日~2017年3月31日 ※延長予定
研究目的と意義急性期脳卒中患者における3D Arterial spin labeling法の有用性を明らかにすることを目的とする。急性期脳卒中や非脳卒中疾患の迅速かつ正確な診断に寄与するものと考えられる。
研究方法●対象
急性期脳卒中が疑われた患者のうち、頭部MRIの適応と診断され、Siemens 社製3T MRI(Skyra)で頭部MRIを撮像された連続症例。
●方法
通常検査の頭部MRI撮影に加え、非造影脳灌流画像(3D arterial spin labeling)を追加する。なお、当院から他機関への情報提供はない。

PCI施行後の至適薬物治療に関する実臨床(real-world)での検討

受付番号200
研究課題名PCI施行後の至適薬物治療に関する実臨床(real-world)での検討
当院研究責任者循環器内科 角田 隆輔
研究分担診療科循環器内科
研究機関名熊本大学大学院 循環器内科学
研究期間2016年4月14日~2017年8月31日
研究目的と意義日本人患者における、チエノピリジン系薬剤とアスピリンの二剤併用抗血小板療法を含めた薬物治療の有効性、及び、安全性に関する実臨床での情報を得ることで、冠動脈ステント留置術後の適切な薬物治療に関する指針が示されることを目的とする。
研究方法●対象
急性心筋梗塞、不安定狭心症、労作性狭心症、無症候性心筋虚血、陳旧性心筋梗塞などの診断にてPCI(ステント留置術)施行を受けた全ての患者。
●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、性別、生年月日、身体所見)、既往歴、血液検査、治療方法、PCI治療に伴う合併症、PCI後の処方など
●方法
カルテから情報を収集し、調査票に記載する
記載した調査票は、FAXまたは郵送にて、熊本大学へ提出する

脳卒中レジストリを用いた我が国の脳卒中診療実態の把握

受付番号204
研究課題名脳卒中レジストリを用いた我が国の脳卒中診療実態の把握
当院研究責任者神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科神経内科
研究機関名国立循環器病研究センター
研究期間2016年5月24日~2019年3月31日
研究目的と意義本邦における脳卒中の診療実態の把握をするために、脳卒中の疾患レジストリを構築する。
研究方法●対象
2002年1月1日以降に当院入院治療した発症から(一過性脳虚血発作の場合は最後の発生から)7日以内の脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、くも膜下出血)患者
●利用するカルテ情報
患者情報(性別、生年月日)、来院方法、入院前内服薬、発症状況、発症時症状、診断名、治療内容、退院時治療薬等
●方法
データベースへ登録後、個人情報を削除したかたちで、インターネット上にアップロードする。

熊本地震発生後の急性脳・心血管疾患発生数と予後に関する研究

受付番号213
研究課題名熊本地震発生後の急性脳・心血管疾患発生数と予後に関する研究
当院研究責任者国際医療救援部 細川 浩
研究分担診療科整形外科、神経内科、循環器内科
研究機関名熊本大学大学院生科学研究部神経内科学、循環器内科学および関連20施設
研究期間2016年9月1日~2018年12月31日
研究目的と意義脳・心血管疾患の要因、予後に影響する因子を検討し、地震前3年と発症率、予後やそれらに関連する因子を比較検討する。今後の対策に関する情報を熊本県民をはじめ日本国民に還元し、震災後に発症しうる脳・心血管系疾患の知識予防啓発、および対応や予後の改善に役立てる。
研究方法●対象
熊本地震後に急性発症した、入院加療を要する脳・心血管系疾患[心臓突然死、肺塞栓・深部静脈血栓症、急性冠症候群、心不全、たこつぼ型心筋症、脳梗塞、大動脈解離、不整脈(心室細胞、心室頻拍、心房細動、上室性頻拍、洞不全症候群、高度房室ブロック)、けいれん、てんかん、高血圧]の発症例または同疾患によると考えられる死亡例全例。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、病名、基礎疾患、発症日、発症時間、発症から入院までの時間、疾患の重症度、治療内容、退院日、入院中および退院後のイベントなどの予後に関する項目。
●方法
熊本県内の関連20施設から熊本地震発生後に急性発症した入院を要する脳・心血管系疾患の発症数、死亡数を収集。得られた患者情報から地震後に急性発症した脳・心血管系疾患の要因、予後に影響する因子を検討し、地震前3年(2013年1月1日~2016年4月13日迄)と発症率、予後やそれらに関連する因子を比較検討する。当院で収集したデータについては、登録用紙に記入し、熊本大学へ郵送する。

本邦関節リウマチ患者の疾患活動性・身体障害度・有害事象・医療費用の推移を明らかにするための多施設共同疫学研究

受付番号215
研究課題名本邦関節リウマチ患者の疾患活動性・身体障害度・有害事象・医療費用の推移を明らかにするための多施設共同疫学研究
当院研究責任者リウマチ・膠原病内科部 德永 健一郎
研究分担診療科リウマチ・膠原病内科
研究機関名独立行政法人国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター リウマチ性疾患研究部
研究期間2016年10月14日~2020年3月31日
研究目的と意義本邦における関節リウマチ診療の実情を継続的に検証するため、全国規模の他施設共同による患者情報収集解析を行い、関節リウマチ患者の現状と問題点を明らかにする。
研究方法●対象
当院に通院・あるいは入院中の関節リウマチ患者。
●利用するカルテ情報
基本的患者情報(年齢・性別・発症年齢等)や通常の診療過程で得られる病状、検査所見、薬歴等。
●方法
診療情報を収集後、WEB上で集計用サーバーに登録及びデータ送信を行う。

車中泊・避難所でのエコノミークラス症候群に対する災害時スクリーニング技術の開発

受付番号226
研究課題名車中泊・避難所でのエコノミークラス症候群に対する災害時スクリーニング技術の開発
当院研究責任者国際医療救援部 細川 浩
研究分担診療科整形外科、国際医療救援部、神経内科、心臓血管外科
研究機関名国立循環器病研究センター
研究期間2016年12月26日~2019年3月31日
研究目的と意義将来起こりうる大規模災害でのエコノミークラス症候群に対する有効かつ実際的なスクリーニング方法を開発することを目標としている。
研究方法●対象
熊本地震発災後、熊本県内の主要各基幹病院に入院した静脈血栓塞栓症患者、また、当院心臓血管外科外来でフォローしている静脈血栓塞栓症患者。
●利用するカルテ情報
車中泊や運動療法の有無、弾性ストッキング着用の有無や背景因子、服薬など。
●方法
「KEEPプロジェクト(熊本地震血栓塞栓症予防プロジェクト)における各施設でのエコノミークラス症候群の実態調査」を分担研究し、熊本地震におけるエコノミークラス症候群予防の実態とその評価分析および熊本地震時の静脈血栓塞栓症発症状況に関する全県調査を行う。必要な情報は、随時、メールにて国立循環器病研究センターへ提出する。

膵頭十二指腸切除術における目標指向型療法(Goal Directed Therapy; GDT)導入の効果の検討

受付番号231
研究課題名膵頭十二指腸切除術における目標指向型療法(Goal Directed Therapy; GDT)導入の効果の検討
当院研究責任者第二麻酔科部 井上 克一
研究分担診療科麻酔科、外科
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2017年2月1日~2020年12月31日
研究目的と意義血行動態管理(輸液管理)を行うために、周術期の目標指向型療法(Goal Directed Therapy; GDT)を導入することによって、術後在院日数減少、医療費削減効果が期待できる。
研究方法●対象
2017年1月から2020年12月までの間に当院で行うPD手術症例(約30例)。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、BMI、手術時間、出血量、時間尿量、平均血圧、心拍数、輸液量、輸血量、強心薬使用率、血管作動薬使用率、水分バランス、合併症発生率、在院日数。
●方法
フロートラックとは、動脈内に留置したカテーテルにより得られる波形を解析して数値化する装置である。得られる数値は、手術患者の循環血流量の充足度を示す。数値を参考にし、周術期輸液管理を行うことを目標指向型療法(Gaol Directed Therapy; GDT)という。特に、膵頭十二指腸切除術(以下PD)のような長時間手術においては、GDTを導入することによって、合併症の低下による術後在院日数減少、医療費削減効果の可能性がある。フロートラックの使用は、各麻酔科医の判断に任せられているが、フロートラックを使用(GDT導入)した群とフロートラックを使用しなかった群での術中のパラメータの相違、術後の合併症の発生率について比較検討する。なお、当院から他機関への情報提供はない。

消化管間質腫瘍(GIST)のガイドライン遵守割合に関する研究

受付番号239
研究課題名消化管間質腫瘍(GIST)のガイドライン遵守割合に関する研究
当院研究責任者第二外科部 田中 栄治
研究分担診療科外科
研究機関名大阪警察病院 消化器外科
研究期間2017年2月15日~2018年3月31日
研究目的と意義本邦におけるGIST診療ガイドラインの遵守割合について検討することを目的とする。本邦におけるGIST患者のガイドライン遵守割合については、今までに報告がないことから、本研究によりガイドライン遵守割合についての情報が得られれば、GISTの診療の実情について貴重な情報が得られ、今後のGIST患者の治療やGIST診療ガイドラインの改善に有用である可能性がある。
研究方法●対象
「ハイリスク消化管間質腫瘍(GIST)に対する完全切除後の治療に関する研究(STAR ReGISTry)」に登録された症例
●利用するカルテ情報
STAR ReGISTryで収集した患者背景、治療内容等についての情報。
●方法
日常診療でのGIST診療ガイドラインの遵守状況を評価するため、各担当医にアンケート調査を実施する。アンケート結果は、大阪警察病院へ郵送される。STAR ReGISTryで収集した患者背景、治療内容等についての情報と、アンケート結果についての相関を探索的に検討する。

心血管イベントを発生した冠動脈起始異常症例におけるClinical Profileおよび治療後の予後についての後方研究

受付番号244
研究課題名心血管イベントを発生した冠動脈起始異常症例におけるClinical Profileおよび治療後の予後についての後方研究
当院研究責任者第一・第二循環器内科部 角田 隆輔
研究分担診療科循環器内科
研究機関名日本大学医学部附属板橋病院 循環器内科
研究期間2017年4月10日~2017年12月31日
研究目的と意義冠動脈起始異常が突然死のリスクの高い先天性心血管疾患であることはすでに報告されている。しかし、突然死を起こした症例の病理的特徴を解析したものや、無症状の冠動脈起始異常を解析した報告が多く、これらの症例の予後については未だ明らかではない。また、冠攣縮の合併もイベントの発生に寄与していると推測されているが、その機序は全く解明されていない。そのため、本研究では、心血管イベントを起こした冠動脈起始異常の患者を対象に、冠攣縮を含めた臨床的特徴や治療方法の選択、及び予後調査を行う。
研究方法●対象
1980~2016年に心肺停止、心筋梗塞、狭心症症状および失神などの症状を含む心血管イベントにより受診した冠動脈起始異常の症例で、イベントが起始異常冠動脈の虚血によるものと判断された症例
●利用するカルテ情報
血液検査・心電図・負荷心電図・心筋SPECT・心エコー検査・CT検査・心臓カテーテル検査・治療内容と経過など。
●方法
各施設で、心肺停止、心筋梗塞、狭心症賞状および失神などの症状を含む心血管イベントにより受診した冠動脈起始異常の症例を集計し、検討する。臨床的特徴やCTによる起始異常冠動脈の走行や冠動脈造影および冠攣縮誘発を含む各種検査結果、治療方法の選択および予後の検討を集積し、解析を行う。これらをエクセルデータに入力し、日本大学医学部附属板橋病院へ送付する。

脳血管内治療後にリハビリテーションを介入した患者の転帰

受付番号250
研究課題名脳血管内治療後にリハビリテーションを介入した患者の転帰
当院研究責任者リハビリテーション科部 今村 美和
研究分担診療科リハビリテーション科、神経内科
研究機関名熊本赤十字病院 リハビリテーション科
研究期間2017年6月21日~2018年6月30日
研究目的と意義脳血管内治療後にリハビリテーションを介入した患者について、複数の評価結果を分析することで、より詳細に予後を検討する際の一助となると考えられる。分析結果が虚血性脳卒中患者の予後予測の一助となれば、時期に応じてより適切なリハビリテーション訓練を検討できる。
研究方法●対象
2017年4月から2018年6月までの期間に、当院で脳血管内治療後にリハビリテーションを行った患者のうち、発症前は在宅生活でADLが自立していた患者(20~30人)。
●利用するカルテ情報
転帰、血管再開通グレード、意識レベル、せん妄の有無、歩行能力、高次脳機能障害の有無等
●方法
急性期リハビリテーション終了時の評価結果(転帰、血管再開通グレード、意識レベル、せん妄の有無、歩行能力、高次脳機能障害の有無等)を分析する。他機関への情報の提出は行わない。

国内の小児における肺炎球菌莢膜血清型の疫学的検討

受付番号251
研究課題名国内の小児における肺炎球菌莢膜血清型の疫学的検討
当院研究責任者小児科 武藤 雄一郎
研究分担診療科小児科
研究機関名独立行政法人国立病院機構三重病院
研究期間2017年6月29日~2017年12月31日
研究目的と意義本邦における7価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV7)導入後の肺炎球菌感染症患児から得られた肺炎球菌莢膜血清型の推移を調査する。
研究方法●対象
当科で侵襲性肺炎球菌感染症、肺炎、中耳炎により検体より肺炎球菌が検出された患者。
●利用するカルテ情報
性別、IPDあるいは肺炎・急性中耳炎の生年月、発症(入院)時月齢年齢、居住する都道府県、肺炎球菌ワクチン接種歴(発症前)、Hibワクチン接種歴(発症前)、肺炎球菌が分離された材料の種類、診断名、基礎疾患の有無とその病名、IPD、肺炎あるいは急性中耳炎の発症時の初期治療、その他の治療、集団保育の有無、同胞の年齢と集団保育の有無、家族内喫煙の有無、転帰等
●方法
肺炎球菌が検出された患者情報をWEB調査システムに登録し、菌株を測定機関へ送付する。測定機関は肺炎球菌莢膜血清型を測定し、測定結果を研究事務局に報告する。研究事務局は測定結果をWEB調査システムに登録した後、該当する研究者にメール等にて通知し、研究者は検査結果を確認する。

内視鏡的胆管内自己拡張型金属ステント留置後の内視鏡的抜去試行例についての多施設共同後方視的症例集積研究

受付番号257
研究課題名内視鏡的胆管内自己拡張型金属ステント留置後の内視鏡的抜去試行例についての多施設共同後方視的症例集積研究
当院研究責任者消化器内科 浦田 孝広
研究分担診療科消化器内科
研究機関名宮崎大学医学部医学科
研究期間2017年8月8日~2017年12月31日
研究目的と意義内視鏡的(経乳頭的)に胆管内に留置した自己拡張型金属ステント(SEMS)の抜去を試みた症例に対して、SEMS抜去成功率やその成功の可否を狭窄部位別、留置状況別、SEMSの種類別、留置期間別、抜去に使用した各種処置具別に解析し、その有用性を後方視的に明らかにすることを目的とする。
研究方法●対象
当院にてSEMS留置後、2012年1月~2016年12月の間に内視鏡的にSEMS抜去を試みた20歳以上の患者
●利用するカルテ情報
患者基本情報、狭窄部位、留置理由、SEMS抜去成功の可否、SEMS抜去理由など
●方法
SEMSを内視鏡的に抜去した症例を蓄積検討し、SEMSの抜去率、それに伴う偶発症など複数の項目に関して統計解析により詳細な検討を行う。カルテ情報をエクセルデータの調査票へ記載し、電子メールにて提出する。

Parathyroid hormone(PTH)が免疫抑制剤の血中濃度に与える影響に関する検討

受付番号259
研究課題名Parathyroid hormone(PTH)が免疫抑制剤の血中濃度に与える影響に関する検討
当院研究責任者薬剤部 平田 憲史郎
研究分担診療科薬剤部、腎臓内科
研究機関名熊本赤十字病院、熊本大学大学院薬学教育部薬剤学分野
研究期間2017年8月18日~2020年3月31日
研究目的と意義近年CYP3Aの活性が慢性腎不全(CKD)患者において低下しているとの報告が散見されており、なぜCKD患者においてCYP3Aの活性が低下するかという機序に副甲状腺ホルモン(PTH)が関与していることが明らかとなった。 当院では腎代替療法として腎移植を積極的に進めているが、腎移植において欠かせないものがタクロリムスやシクロスポリンといった免疫抑制剤であり、これらの免疫抑制剤はCYP3Aによって代謝される薬物である。免疫抑制剤の血中濃度コントロールは患者の腎機能を維持するうえで重要な因子であり、その血中濃度に影響を与える要因は一つでも多く明らかになっている方が良いと考え、腎移植患者においてタクロリムスやシクロスポリンの血中濃度にPTHが関わっているのかを後向きに調査し、今後の安全な投与設計に役立てることを目的に研究を行う。
研究方法●対象
タクロリムス・シクロスポリンを使用中の腎移植患者
●利用するカルテ情報
iPTH、タクロリムス・シクロスポリン血中濃度、Ca・IP・UA・SCrの各種検査値等
●方法
カルテより過去に当院にて腎移植を施行した患者を抽出し、除外基準の該当患者を除外した後、術前のiPTHや薬物濃度をもとに2群に分け、統計解析による2群間比較を行う。他機関への情報の提出は行わない。

雷鳴頭痛を伴わない可逆性分節性脳血管攣縮に関する研究

受付番号260
研究課題名雷鳴頭痛を伴わない可逆性分節性脳血管攣縮に関する研究
当院研究責任者神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科神経内科
研究機関名熊本大学大学院 神経内科学分野
研究期間2017年8月29日~2020年3月31日
研究目的と意義可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)は反復性の雷鳴頭痛を呈し、分節性の可逆性血管攣縮を特徴とする疾患であるが、雷鳴頭痛を伴わない可逆性分節状攣縮を呈する患者が存在する可能性が示唆されている。本研究では、雷鳴頭痛を伴わない可逆性分節状攣縮を呈する患者とRCVS患者の臨床像を比較することで、その臨床的特徴の相違を明らかにすることにより本疾患の臨床スペクトラムや病態を解明し、病態に応じた治療選択に結びつけることを目的とする。
研究方法●対象
2009年4月から2017年4月までに当院に入院し、MR angiography , CT angiography , intra-arterial angiography などの脳血管画像検査にてRCVS様の分節性攣縮を認め、かつ可逆性が確認された症例を対象とする。頭痛、神経症状の有無は問わない。
●利用するカルテ情報
性別、年齢、既往歴、頭痛の性状・期間、誘因、神経所見(入院時、退院時(転院時))、収縮の部位および期間、mRSスコア(発症前、退院時(転院時))、合併症の情報等
●方法
カルテ記載より収集する。
●他機関へ提供する方法
臨床データ、画像データをCDに保存し、熊本大学大学院 神経内科分野へ送る。

日本外傷データバンクへの外傷患者登録と登録データを用いた臨床研究

受付番号261
研究課題名日本外傷データバンクへの外傷患者登録と登録データを用いた臨床研究
当院研究責任者外傷外科 林田 和之
研究分担診療科外傷外科
研究機関名防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門
研究期間2017年8月22日~2020年3月31日
研究目的と意義各施設における外傷診療のデータを全国のデータと比較することにより、各参加施設における診療の現状を明らかにし、診療の質の向上に寄与することを目的とする。
研究方法●対象
Abbreviated Injury Scale(AIS)重症度スコア3以上を含む多発外傷及び重症度スコア4以上を含む単発外傷の患者を対象とし、救急外来を受診し入院もしくは死亡となった患者。
●利用するカルテ情報
患者基本情報(患者ID、年齢、性別、受傷日時等)、受傷機転、病院前情報(現場バイタルサイン、処置等)、転院搬送情報、来院時情報(バイタルサイン)、既往歴、検査所見、救命処置、輸血、手術、診断名(AIS分類によりコード登録)、合併症、入退院時情報(入院先、入院日数、退院先、死亡等)、退院時機能評価
●方法
診療録から患者登録フォーマットに従って情報を抽出し、日本外傷データバンク専用のウェブサイトに入力する。
●他機関へ提供する方法
Web登録

日本不整脈心電学会 カテーテルアブレーション症例全例登録プロジェクト(J-ABレジストリ)

受付番号262
研究課題名日本不整脈心電学会 カテーテルアブレーション症例全例登録プロジェクト(J-ABレジストリ)
当院研究責任者循環器内科 吉村 拓巳
研究分担診療科循環器内科
研究機関名J-ABレジストリ事務局
研究期間2017年8月25日~2030年3月31日
研究目的と意義日本におけるカテーテルアブレーションの現状(施設数、術者数、疾患分類、合併症割合等)を把握することにより、カテーテルアブレーションの不整脈診療における有効性・有益性・安全性およびリスクを明らかにすることを目的とする。
研究方法●対象
当院でカテーテルアブレーション治療を実施されたすべての患者
●利用するカルテ情報
性別、身長、体重、手術日などの基本項目および心房細動、心房頻拍など診断名毎に関連する項目(治療内容や部位等)
●方法
Electronic Data Captureシステムを用いて、症例データの登録を行う。すべての症例に基本項目を登録し、診断名をもとに疾患別項目を登録する。また、アブレーション実施患者においては、毎年9月に詳細項目を登録する。
●他機関へ提供する方法
Web登録

消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データの効率的収集基盤を構築する研究 画像集積を加えた"Enhanced-JED"

受付番号263
研究課題名消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データの効率的収集基盤を構築する研究 画像集積を加えた"Enhanced-JED"
当院研究責任者消化器内科 竹熊 与志
研究分担診療科消化器内科
研究機関名一般社団法人 日本内視鏡学会
研究期間2017年9月1日~2019年3月31日
研究目的と意義日本全国の内視鏡関連手技・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者に最善の医療を提供することを目指す。この調査で収集した情報をもとに、汎用的データベースを構築し、全国レベルで消化器内視鏡に関連する情報を登録するシステムを構築する。
研究方法●対象
すべての消化器内視鏡検査・治療(上部、下部、胆膵領域)患者
●利用するカルテ情報
検査日、年齢、性別、喫煙歴ならびに喫煙の有無などの患者基本情報や検査目的、使用スコープ情報、手技中偶発症など
●方法
当院のデータファイリングシステムから定期的にデータを出力し、日本消化器内視鏡学会より提供されるデータアップローダPCに入力する。
●他機関へ提供する方法
データアップローダPCから専用回線を経て日本消化器内視鏡学会本部へ送る。

ドクターヘリ活動における携帯型カプノメータの有効性

受付番号265
研究課題名ドクターヘリ活動における携帯型カプノメータの有効性
当院研究責任者救急科 岡野 雄一
研究分担診療科救急科
研究機関名熊本赤十字病院 救急科
研究期間2017年9月25日~2017年10月31日
研究目的と意義当科では、より確実な気管挿管の確認方法として、携帯型カプノメータを使用している。従来の確認方法より簡単であり、病院前診療において迅速な診療(特に挿管確認)につながる可能性がある。実際にカプノメータを使用したドクターヘリ症例を検討し、現場滞在時間や挿管実施時間を評価し、有効性を報告する。
研究方法●対象
2016年4月1日~2017年8月31日の期間に、ドクターヘリ活動内で気管挿管を実施した症例。
●利用するカルテ情報
挿管開始時間(喉頭鏡のブレードが口腔内に入った時間)
挿管完了時間(カプノメータで挿管二次確認できた時間)
挿管トライ回数
EtCO2値(初回時、搬送時)
挿管使用器具
現場滞在時間  など
●方法
実際にカプノメータを使用したドクターヘリ症例を検討し、現場滞在時間や挿管実施時間を評価する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

抗凝固薬使用中に合併した頭蓋内出血以外の出血性疾患に対するプロトロンビン複合体製剤(Prothrombin Complex Concentrates: PCC)の有効性

受付番号266
研究課題名抗凝固薬使用中に合併した頭蓋内出血以外の出血性疾患に対するプロトロンビン複合体製剤(Prothrombin Complex Concentrates: PCC)の有効性
当院研究責任者救急科 岡野 雄一
研究分担診療科救急科、外傷外科、集中治療部
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2017年9月28日~2018年3月31日
研究目的と意義プロトロンビン複合体製剤(Prothrombin Complex Concentrates, 以下PCC)は、ワルファリン内服中の頭蓋内出血例に対し使用されることがあり、その有効性が多数報告されている。当院ではさらに、頭蓋内出血以外の出血性疾患(消化管出血や筋肉内血腫等)にもPCCを使用している。そこで抗凝固薬内服中の頭蓋内出血以外の出血性疾患に対してPCCを使用した症例を調査し、PCCの効果を検証し有効性を報告することを目的とする。
研究方法●対象
2009年~2016年の間に頭蓋内出血以外の出血性疾患で当院に救急搬送され、PCC(当院採用製剤はPPSB-HT(ニチヤク))を使用した症例
●利用するカルテ情報
年齢、性別、適応疾患、PCC使用料、凝固能補正率、副作用発生率、転帰など
●方法
抗凝固薬使用中で当院に出血性疾患で救急搬送され、かつ当院独自のプロトコルに準じてPCC(当院採用製剤はPPSB-HT(ニチヤク))を使用した非頭蓋内出血疾患について、主にカルテを参考に後ろ向き観察研究を行う。また、PCC使用量、凝固能補正率および副作用発生率については、同時期にPCCを使用した頭蓋内出血疾患と比較検討する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

喫煙者に対する直腸癌の腹腔鏡下低位前方切除術における周術期合併症の検討

受付番号268
研究課題名喫煙者に対する直腸癌の腹腔鏡下低位前方切除術における周術期合併症の検討
当院研究責任者麻酔科 井上 克一
研究分担診療科麻酔科、外科
研究機関名熊本大学大学院医学教育部
研究期間2017年10月4日~2021年3月31日
研究目的と意義喫煙は肺癌だけでなく、喉頭癌・食道癌などの悪性疾患や心脳血管障害・糖尿病などの明らかな原因となることが示されている。喫煙者癌患者は原疾患だけではなく、喫煙による全身疾患を合併あるいは潜伏している病態と考えられ、手術に対する影響は大きいと考えられる。また、喫煙により周術期呼吸器、消化器、創感染などの合併症が増加することや、術前禁煙を施行することにより周術期合併症が減少することは周知の事実である。
本研究では、増加傾向にある直腸癌の腹腔鏡下低位前方切除術における喫煙が周術期合併症に与える影響について検討を行う。
研究方法●対象
2010年4月から2017年5月の間に、当院で腹腔鏡下低位前方切除術を施行した患者
●利用するカルテ情報
年齢・性別・呼吸機能・BMI・術前合併症(糖尿病)・麻酔時間・手術時間・気管内挿管~手術開始時間・手術終了~抜管時間・術中出血量・術後合併症発生数・術後在院日数など
●方法
対象患者を①喫煙歴なし②術前禁煙(術前5週間以上禁煙)③術前禁煙(術前4週間以内に禁煙)④喫煙を継続した症例に分け、比較検討を行う。非喫煙者と比較し、喫煙することによって術後合併症・術後在院日数が増加するかを検討する。また、術前に禁煙期間を設けることによって術後合併症・術後在院日数がどの程度減少するかを解明する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討

受付番号269
研究課題名子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討
当院研究責任者産婦人科 三好 潤也
研究分担診療科産婦人科
研究機関名日本周産期・新生児医学会 子宮収縮抑制剤の新生児への影響調査・検討ワーキンググループ
研究期間2017年10月4日~2018年3月31日
研究目的と意義硫酸マグネシウムあるいはリトドリン塩酸塩で切迫早産の治療を受けた母体から出生した新生児における高カリウム血症および低血糖の発生状況を調査することを目的とする。
研究方法●対象
2014年の日本産科婦人科学会の周産期登録事業に登録された在胎32週0日~36週6日で出生した新生児
●利用するカルテ情報
新生児の在胎週数、出生体重、性別および低血糖や高カリウム血症などの副作用等
●方法
対象新生児の情報および母体の情報をWeb上のデータベースに登録する。収集された情報をもとに、子宮収縮抑制剤の新生児への影響を検討する。
●他機関へ提供する方法
Web登録

脳梗塞急性期血栓回収療法により回収された血栓のタンパク質解析に基づく脳梗塞病型診断

受付番号275
研究課題名脳梗塞急性期血栓回収療法により回収された血栓のタンパク質解析に基づく脳梗塞病型診断
当院研究責任者神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科神経内科
研究機関名熊本大学神経内科
研究期間2017年11月16日~2020年3月31日
研究目的と意義脳梗塞急性期に血栓回収療法が施行された患者において、液体クロマトフラフィ診療分析装置(LC-MS/MS)を使用して回収された血栓蛋白分析を行い、蛋白組成と臨床的背景および血栓の病理学的所見との関連を明らかにすることを目的とする。この解析結果に基づいて脳梗塞臨床病型診断を行うことにより、適切な抗血栓療法を選択することができる。
研究方法●対象
2015年4月から2020年3月までに当院に入院した急性期脳梗塞症患者のうち、血栓回収療法にて血栓が回収された症例
●利用するカルテ情報
性別、年齢、身長、体重、喫煙歴、既往歴、NIHSSスコア、mRSスコア、急性期治療の有無、入院時血圧・脈拍数・LDLコレステロール値・HbA1c・BNP・頭部MRI・総コレステロール値・HDLコレステロール値・中性脂肪・空腹時血糖値など
●方法
血栓回収療法により収集された血栓を使用する。血栓は熊本大学の研究者が当院から回収し、LC-MS/MSを使用し、回収された血栓に含有される、主なたんぱく質の同定を行う。
●他機関へ提供する方法
データ入力したファイルをパスワードをつけてメールにて送付する。
ファイルに個人を特定できる情報は含まない。

慢性維持透析症例における心血管疾患発症リスクに関する単施設研究

受付番号276
研究課題名慢性維持透析症例における心血管疾患発症リスクに関する単施設研究
当院研究責任者循環器内科 宇宿 弘輝
研究分担診療科循環器内科、腎臓内科、総合内科
研究機関名熊本赤十字病院 循環器内科
研究期間2017年11月16日~2022年12月31日
研究目的と意義透析症例では高リン血症を代表とするミネラル代謝異常の影響を受けるために、冠動脈疾患や弁膜症の進展が早く、予後不良の原因となっている。
当院では維持透析患者に対し、以前より定期的に血液検査、心電図検査、心臓超音波検査を施行しており、各種検査データの経時的な変化を追うことができる。
現在のデータと5年前、10年前のデータを比較検討し、大動脈弁狭窄症、僧帽弁輪石灰化、心血管疾患の発生に関連する因子を検討する。
研究方法●対象
2017年8月1日時点で当院に通院中の維持透析(血液透析+腹膜透析)患者
●利用するカルテ情報
血液検査結果、生理検査結果等のデータ
●方法
カルテから必要情報を収集し、現在のデータと5年前、10年前のデータを比較検討および解析する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

未破裂大型近位部内頚動脈瘤の治療法に関する全国実態調査

受付番号278
研究課題名未破裂大型近位部内頚動脈瘤の治療法に関する全国実態調査
当院研究責任者脳神経外科 長谷川 秀
研究分担診療科脳神経外科
研究機関名山梨大学医学部脳神経外科学講座
研究期間2017年11月28日~2018年9月30日
研究目的と意義後交通動脈分岐部より近位の内頚動脈に発生する大型脳動脈瘤は、単純なクリッピングやコイリングのみでは閉塞できない場合も少なくない。そのため、頭蓋底外科技術や血行再建術の応用やバルーンアシスト、ステントなどの併用が行われている。こういった治療を行っても、治療に難渋することや合併症を生じることも稀ではないと思われるが、本邦の現状は明らかではない。
加えて、近年、血流の整流化により動脈瘤を閉塞させるフローダイバーターが新しい治療法として本部位の動脈瘤に対して認可され、母血管閉塞でしか根治し得なかった脳動脈瘤も、低侵襲的に根治できる可能性が高まっている。
このように、本部位の大型動脈瘤の治療適応、治療手段ならびに治療成績に大きな変化が生じていることが予想されるが、その実態は明らかになっていない。
本研究では、現在の未破裂大型近位部内頚動脈瘤の治療法及び治療成績の実態を明らかにし、今後の治療指針に資するデータを提供することを目的とする。
研究方法●対象
下記すべてを満たす患者
①2012年1月1日~2016年12月31日に初回治療として治療を行った未破裂大型近位部内頚動脈瘤の患者
②動脈瘤の大きさと部位が最大径10mm以上の海綿静脈洞部または傍床状突起部の内頚動脈瘤(内頚動脈の錐体部から上下錐体における最大瘤径が10mm以上の動脈瘤)の患者
●利用するカルテ情報
脳動脈瘤の閉塞状態、母血管の狭窄、患者転帰、周術期合併症、再治療の有無
●方法
未破裂大型近位部内頚動脈瘤における患者背景、臨床症状、放射線学的所見、治療法、合併症、転帰等などのアンケート調査に回答し、解析する。
●他機関へ提供する方法
エクセルにデータを入力し、メールにて研究元へ送る。

血管内治療を施行した脳卒中患者における急性期退院時の症状改善について

受付番号279
研究課題名血管内治療を施行した脳卒中患者における急性期退院時の症状改善について
当院研究責任者リハビリテーション科 大道 奈央
研究分担診療科リハビリテーション科
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2017年12月11日~2018年6月23日
研究目的と意義脳卒中患者で血管内治療を施行した例と施行していない例とを比較し、急性期の退院時点で症状の改善に差がみられたか否か、また、障害別に改善の特徴を明らかにすることで、脳梗塞に対する質の高いリハビリテーションの実施に寄与するものと考える。
研究方法●対象
当院で2017年9月26日~2017年11月8日の6週間に言語聴覚士のリハビリテーション処方が出た16歳以上の脳梗塞患者
●利用するカルテ情報
t-PA投与の有無、血管内治療の有無、リハビリテーション介入の有無など
●方法
上記データを統計数値化し、初期評価時と最終評価時の障害像の比較を行う
●他機関へ提供する方法
提供なし

一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)

受付番号284
研究課題名一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)
当院研究責任者脳神経外科 長谷川 秀
研究分担診療科脳神経外科
研究機関名山形大学 医学部 脳神経外科学講座
研究期間2018年2月1日~2023年9月30日
研究目的と意義近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療へのアクセスに対する関心は高まりつつある。本研究は、一般社団法人日本脳神経外科学会会員が所属する、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目的とする。
研究方法●対象
研究期間中に当院脳神経外科に入院した全症例
(研究者が研究対象者として適切でないと判断した患者、研究への参加を希望しない旨の申し出があった患者は除外する)
●利用するカルテ情報
患者情報、入院情報、退院情報、診療目的、診断検査など
●方法
インターネットを介して情報を登録し、クラウド上のサーバーでデータの保存・解析を行う。
●他機関へ提供する方法
Web登録

大腸憩室出血に対する内視鏡的大腸憩室結紮術(Endoscopic Band Ligation: EBL)とクリップ止血術の後方視的比較検討

受付番号285
研究課題名大腸憩室出血に対する内視鏡的大腸憩室結紮術(Endoscopic Band Ligation: EBL)とクリップ止血術の後方視的比較検討
当院研究責任者内視鏡科 北田 英貴
研究分担診療科消化器内科、内視鏡科
研究機関名熊本赤十字病院 消化器内科
研究期間2018年2月1日~2018年6月9日
研究目的と意義大腸憩室出血に対する内視鏡的止血法としてクリップによる止血が一般的であるが、これでは止血できないこともあり、血管造影による止血や手術が必要となる例も見られる。EBLでは大腸憩室を反転させ憩室と出血責任血管をまとめて結紮してしまうため、止血効果はクリップによる止血より高いと考えられる。クリップ止血と EBLを後方視的に比較検討することにより、新しい方法であるEBLの有用性と安全性を明らかにすることを目的とする。
研究方法●対象
2011年1月から2017年12月の間に、当院で大腸憩室出血が疑われ、S状結腸内視鏡または大腸内視鏡検査を施行した患者。
●利用するカルテ情報
性別、年齢、入・退院日、入院期間、抗血栓薬内服の有無、手術の有無、合併症の有無など
●方法
大腸憩室出血に対してクリップ止血またはEBLを施行した患者の比較検討項目を用いて後方視的に比較検討する。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし

破裂性腹部大動脈瘤に対する開腹手術とステントグラフト内挿術の治療選択に関する全国多施設観察研究

受付番号286
研究課題名破裂性腹部大動脈瘤に対する開腹手術とステントグラフト内挿術の治療選択に関する全国多施設観察研究
当院研究責任者心臓血管外科 鈴木 龍介
研究分担診療科心臓血管外科
研究機関名旭川医科大学外科学講座血管外科学分野、日本血管外科学会、日本ステントグラフト実施基準管理委員会
研究期間2018年2月19日~2023年12月31日
研究目的と意義破裂性腹部大動脈瘤症例の治療内容を全国から広く集め、多数の症例のデータを解析することで、開腹手術が適する症例とステントグラフト内挿術が適する症例を明確にする。そのデータに基づいて適確な治療法を導くことで、日本における破裂性腹部大動脈瘤の救命率向上を目指す。
研究方法●対象
2018年1月から2020年12月までに当院で手術を実施した破裂性腹部大動脈瘤患者(手術を完遂できなかった患者も含む)。
●利用するカルテ情報
患者情報、画像診断情報、全身状態、術前血液検査所見、手術情報など。
●方法
外科系手術症例登録システムであるNCD(National Clinical Database)にデータを登録し、NCDで集計されたデータを日本血管外科学会内の研究チームがデータチェック、解析を行う。
●他機関へ提供する方法
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切除不能・再発膵癌に対するゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法およびFOLFIRINOX療法に関する多施設共同後方視的研究

受付番号287
研究課題名切除不能・再発膵癌に対するゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法およびFOLFIRINOX療法に関する多施設共同後方視的研究
当院研究責任者血液・腫瘍内科 吉田 稔
研究分担診療科血液・腫瘍内科
研究機関名佐賀県医療センター好生館 腫瘍内科
研究期間2018年3月19日~2019年3月31日
研究目的と意義切除不能・再発膵癌に対するゲムシタビン+ナブパクリタキセルおよびFOLFIRINOXの治療成績を調査することを目的とする。
研究方法●対象
2017年3月までに当院で進行膵癌に対し、一次化学療法としてゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法(GnP)、FOLFIRINOX(FFX; modified-FFXも含む)療法が実施された症例。
●利用するカルテ情報
患者背景、腫瘍情報、検査情報、治療情報など。
●方法
該当症例について、診療録を参照し、調査票を記入する。
●他機関へ提供する方法
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クリオプレシピテートの有用性について

受付番号289
研究課題名クリオプレシピテートの有用性について
当院研究責任者検査部 吉田 雅弥
研究分担診療科検査部
研究機関名熊本赤十字病院 検査部
研究期間2018年3月12日~2019年3月31日
研究目的と意義クリオプレシピテート使用による輸血用血液製剤使用量、検査値の推移を解析し、有用性を確認する。
研究方法●対象
2017年11月1日~2018年10月31日までの大血管疾患、外傷、産科出血でクリオプレシピテートを使用した患者。
●利用するカルテ情報
輸血用血液製剤(RBC、FFP、PC、クリオ、脱クリオ)の使用状況、クリオ製剤使用前後の検査値など。
●方法
日本輸血・細胞治療学会「クリオプレシピテート作成プロトコール Ver.1.4」に従い、クリオプレシピテートを院内調整し、対象患者のクリオプレシピテート使用前後の検査値、輸血用血液製剤の使用量を解析する。クリオプレシピテート運用開始前の症例と比較し、輸血用血液製剤の使用量削減などに効果があるか確認する。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし。

新規我が国における心臓植込み型デバイス治療の登録調査-New Japan Cardiac Device Treatment Registry (New JCDTR)-

受付番号292
研究課題名新規我が国における心臓植込み型デバイス治療の登録調査-New Japan Cardiac Device Treatment Registry (New JCDTR)-
当院研究責任者循環器内科 角田 隆輔
研究分担診療科循環器内科
研究機関名一般社団法人 日本不整脈心電学会
研究期間2018年5月15日~2023年3月31日
研究目的と意義我が国の心臓植込み型デバイスの植込み治療の実態を調査することにより、心臓植込み型デバイス植込み基準の適性を検討する。
研究方法●対象
日本で心臓植込み型デバイス(ICD, CRT-P, CRT-D, S-ICD)を植込み治療された患者で、観察期間中の植込み時の診療録情報がある患者。また、日本不整脈心電学会で集積されている2006年から2017年までの植込み型デバイス(ICD, CRT-P, CRT-D, S-ICD)の植込み治療が行われた患者。
●利用するカルテ情報
植込み基礎項目(植込み施行日、目的など)、植込み時の患者背景、植込み時の併用薬剤など。
●方法
日本不整脈心電学会で集積されている過去の情報と本研究で集積した情報をあわせ、植込み時の臨床背景とその後の予後等を比較することにより、デバイスの植込み適応が適切であったかを評価する。また、一年毎の経過観察も行う。
●他機関へ提供する方法
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脳卒中の病態、危険因子、治療法などに関する意識調査

受付番号294
研究課題名脳卒中の病態、危険因子、治療法などに関する意識調査
当院研究責任者神経内科 和田 邦泰
研究分担診療科神経内科
研究機関名熊本赤十字病院 神経内科、日本赤十字社熊本健康管理センター
研究期間2018年5月15日~2025年12月31日
研究目的と意義急性期虚血性脳卒中に対するrt-PA(recombinant tissue-type plasminogen activator)静脈内投与が、2005 年に国内で使用承認された。それ以降、急性期虚血性脳卒中に対する治療は、急速に変化・発展し、そのいずれもが、発症早期施行により効果は増大し、合併症も減少することから、診療態勢整備、適応基準の適正化が求められている。一方、市民への啓発も重要で、脳卒中の症状や危険因子、治療法の認知度が高く、早期受診の意識が高いことが望ましいとされている。
上記をふまえ、脳卒中の病態や危険因子、治療法、早期受診などに関する意識調査を目的として、毎年12月にアンケート調査を継続して実施する。
研究方法●対象
日本赤十字社熊本健康管理センターの人間ドック受診者全員。
●利用するカルテ情報
特になし。
●方法
人間ドック受診者へアンケート用紙をあらかじめ郵送、記入していただき、受診受付時に回収する。アンケート結果を集計し、脳卒中の病態や危険因子の認識度、血栓溶解療法や血栓回収療法の認知度などについて明らかにする。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし

肝細胞がん腹膜播種に対する後方視的観察研究

受付番号295
研究課題名肝細胞がん腹膜播種に対する後方視的観察研究
当院研究責任者外科 木村 有
研究分担診療科外科
研究機関名滋賀医科大学 外科学講座
研究期間2018年6月8日~2019年12月31日
研究目的と意義肝細胞がん腹膜播種切除症例の予後を解析し、肝細胞がん腹膜播種における外科切除の意義ならびに治療方針の構築を目指すとともに、Peritoneal Cancer Index(PCI)を用いた層別化を行うことを目的とする。
研究方法●対象
2007年1月1日から2013年12月31日の期間中に、当院に入院あるいは通院した患者のうち肝細胞癌腹膜播種と診断され、腹膜播種に対する外科的切除の治療を受けた、症例登録時に満20歳以上の患者。
●利用するカルテ情報
臨床所見、播種切除時の肝内腫瘍所見、肝細胞がんに対する前治療の有無等
●方法
カルテ情報から上記内容を症例報告書(CRF)に記載する。主要評価項目であるPeritoneal Cancer Index(PCI)を用いた全生存期間の層別化、副次評価項目である予後不良因子の同定を行う。
●他機関へ提供する方法
CRFを研究事務局へ送付

当科で手術を行った唾液腺ワルチン腫瘍患者のうちIgG4関連疾患と考えられる症例の検討

受付番号299
研究課題名当科で手術を行った唾液腺ワルチン腫瘍患者のうちIgG4関連疾患と考えられる症例の検討
当院研究責任者耳鼻いんこう科 水足 佐知子
研究分担診療科耳鼻いんこう科
研究機関名熊本赤十字病院 耳鼻いんこう科
研究期間2018年6月25日~2018年11月16日
研究目的と意義ワルチン腫瘍のなかでIgG4関連疾患であるものが他臓器病変を合併しているか、その経過を明らかにする。それぞれの症例について、既往歴・臨床経過、病理プレパラートでIgG4免疫染色をしていなければ検討する。
研究方法●対象
2015年4月から現在までに当科で手術を行い、ワルチン腫瘍と確定した患者。
●利用するカルテ情報
他臓器病変(自己免疫性膵炎、間質性肺炎、眼窩内腫瘤)などの有無、臨床経過、他唾液腺病変の有無・経過
●方法
対象患者の血清IgG4値、病理プレパラートの見直し、IgG4免疫染色、他臓器病変の有無経過について検討する。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし

CTによる大動脈解離の予後予測

受付番号302
研究課題名CTによる大動脈解離の予後予測
当院研究責任者放射線科 平田 健一郎
研究分担診療科放射線科
研究機関名熊本赤十字病院 放射線科
研究期間2018年7月17日~2019年3月31日
研究目的と意義一般に、大動脈解離は突然に発症し、CTによるstanford分類により治療が選択される。A型はB型よりも予後不良であり、大部分は手術が選択される。CTでは、stanford分類以外に偽腔の波及の程度、偽腔の血栓化、総頸動脈や腹腔動脈などへの分岐への波及の有無、臓器虚血の有無などが評価される。しかし、A型解離のその後の予後とCT所見との関連を調査された研究はあまりなされていない。診断の根拠とされた造影CTで見られる異常所見と生存率、イベントの発生との関連を調べる。
研究方法●対象
当院において2005年1月~2015年12月に、CTで大動脈解離と診断された症例。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、高血圧、発症時のCTで偽腔の波及の程度、偽腔の血栓化の有無など。
●方法
5年後の生死、イベント発生の有無と各CTでの評価項目との関連を多変量解析とCoxハザードを用いて調べる。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし

潜在胆嚢癌の予後因子、追加根治手術による予後改善の実態に関する研究

受付番号303
研究課題名潜在胆嚢癌の予後因子、追加根治手術による予後改善の実態に関する研究
当院研究責任者外科 横溝 博
研究分担診療科外科
研究機関名熊本赤十字病院 外科
研究期間2018年7月12日~2018年12月31日
研究目的と意義胆石症などの良性の胆嚢疾患に対する手術の後に、0.2-2%の頻度で病理組織検査によって初めて胆嚢癌と診断される潜在胆嚢癌が発見される。この潜在胆嚢癌の予後を決定する因子を明らかにすることは、今後潜在胆嚢癌と診断される患者の治療方針決定に役に立つ。
今回の研究では、実際に追加根治手術を施行された患者の組織に癌細胞の遺残があったか、その予後はどうであったかを明らかにして、今後潜在胆嚢癌と診断される患者に適切な治療方針を示すことを目指す。
研究方法●対象
1986年から2017年までに当院で手術を施行された胆嚢癌患者294名。。
その中でも特に潜在胆嚢癌患者81名はより詳細に解析を行う。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、全身状態、手術所見、病理組織学的所見、予後
●方法
該当症例について、診療録から情報を収集する。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし

急性期虚血性脳卒中の再開通療法における施設間医療連携に関する調査研究(Part1, Drip&Ship法に関する調査研究)(Part2, MTに関する調査研究)

受付番号
研究課題名急性期虚血性脳卒中の再開通療法における施設間医療連携に関する調査研究(Part1, Drip&Ship法に関する調査研究)(Part2, MTに関する調査研究)
当院研究責任者神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科神経内科
研究機関名神戸市立医療センター中央市民病院
研究期間2018年8月28日~2020年3月31日
研究目的と意義Part1では、Drip&Ship法を活用した急性虚血性脳卒中に対する再開通療法の施設間連携医療の実態を明らかにすることを目的とする。Part2では、急性虚血性脳卒中に対する再開通療法の実態を明らかにすることを目的とする。
研究方法●対象
脳卒中発症または最終健常時刻から24時間以内にMT(機械的血栓回収療法)を施行した患者。また、Part1では、Drip&Ship法を行った患者。
●利用するカルテ情報
rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法の適応、初期虚血変化の画像判定、治療後の血管再開通評価、治療後の頭蓋内出血の分類、日常生活自立度の評価等
●方法
症例報告書に情報を記載し、研究事務局へ送付する。
●他機関へ提供する方法
メールまたはFAX送信

頭蓋内遠位部動脈閉塞に伴う急性期脳梗塞に対する血栓回収療法の治療成績の検討

受付番号311
研究課題名頭蓋内遠位部動脈閉塞に伴う急性期脳梗塞に対する血栓回収療法の治療成績の検討
当院研究責任者神経内科 寺﨑 修司
研究分担診療科神経内科
研究機関名熊本赤十字病院 神経内科
研究期間2018年10月9日~2022年3月31日
研究目的と意義遠位部動脈閉塞病変(中大脳動脈遠位部ならびに前大脳動脈)に伴う急性期脳梗塞患者に対して、血栓回収療法の治療成績(有効性ならびに安全性)を後ろ向き・前向きに検討することを目的とする。
研究方法●対象
研究期間中に前方循環遠位部動脈閉塞病変に脳梗塞を発症し、血栓回収療法を施行した患者
●利用するカルテ情報
年齢、性別、喫煙歴、既往歴、急性期治療の有無、脳血管造影検査時の側副血行評価等
●方法
患者背景や検査項目を評価するとともに、血管内治療の適応や評価方法などを検討する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

小児頭部外傷における頭部CT検査適応の基準の開発に係る研究 Japanese Pediatric Head injury study to Establish Assessment Device (JP-HEAD)

受付番号314
研究課題名小児頭部外傷における頭部CT検査適応の基準の開発に係る研究
Japanese Pediatric Head injury study to Establish Assessment Device (JP-HEAD)
当院研究責任者小児科 余湖 直紀
研究分担診療科小児科
研究機関名横浜市立大学附属市民総合医療センター
研究期間2018年11月19日~2020年12月31日
研究目的と意義頭部打撲を主訴に救急外来を受診する小児の大多数は軽症例であるが、少数ながら重症例が含まれ、その診断ではCTが頻用されている。しかし、小児例への頭部CT施行には、放射線被ばくや鎮静剤投与の影響への配慮が不可欠であり、頭部CT実施の適応を判断する基準が必要である。本研究では、本邦における「頭部打撲で救急受診する小児に対し、頭部CTを施行する基準」の開発を目的とする。
研究方法●対象
頭部打撲を主訴として、研究期間中に救急受診する15歳以下の全例
●利用するカルテ情報
救急受診時の情報や臨床所見、画像所見や治療内容、転帰等
●方法
通常の診療で得た情報を診療録から収集して観察研究を行う。救急受診時に問診票と同様に必要事項を調査用紙に記入するとともに、必要情報を診療録から抽出する。
●他機関へ提供する方法
記録用紙を研究事務局へ送付

NBI(narrow band imaging)併用拡大内視鏡による微小胃癌の診断能の検討

受付番号320
研究課題名NBI(narrow band imaging)併用拡大内視鏡による微小胃癌の診断能の検討
当院研究責任者消化器内科 吉本 和仁
研究分担診療科消化器内科
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2018年12月25日~2019年3月31日
研究目的と意義NBI併用拡大内視鏡は、早期胃癌の質的診断や範囲診断において、通常内視鏡に対する優位性が多数報告されており、診断体系が確立されつつある。今回、微小胃癌の診断におけるNBI併用拡大内視鏡の有用性について検討する。
研究方法●対象
2011年4月1日~2018年9月30日の期間に、当院にてESD(endoscopic submucosal dossection)による内視鏡治療を施行され、病理組織診断にて微小胃癌と診断されたもののうち、術前にNBI併用内視鏡による病変の詳細な観察を行った患者
●利用するカルテ情報
・通常内視鏡とNBI併用拡大内視鏡による微小胃癌の診断正診率の比較
・肉眼型別、癌の組織型別の診断正診率を層別因子とした診断正診率の変化等
●方法
内視鏡観察を行い、内視鏡画像を後方視的に評価する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

新規抗てんかん薬ペランパネルの有効性・安全性評価

受付番号327
研究課題名新規抗てんかん薬ペランパネルの有効性・安全性評価
当院研究責任者薬剤部 平田 憲史郎
研究分担診療科薬剤部
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2019年1月28日~2019年3月31日
研究目的と意義ペランパネルの有効性、安全性について評価を行う。
研究方法●対象
2016年7月~2018年5月にペランパネルが処方された患者
●利用するカルテ情報
患者背景、ペランパネル処方量、併用薬、痙攣発作の回数、副作用等
●方法
診療録から評価項目を後方視的に調査し、統計解析による比較を行う。
●他機関へ提供する方法
提供なし

がん化学療法に対する制吐薬としてのオランザピンの使用実態調査

受付番号329
研究課題名がん化学療法に対する制吐薬としてのオランザピンの使用実態調査
当院研究責任者薬剤部 合澤 啓二
研究分担診療科薬剤部
研究機関名福岡大学病院
研究期間2019年3月4日~2019年6月30日
研究目的と意義がん化学療法において制吐薬として使用頻度が増加しつつあるオランザピンの使用状況を全国的に調査することにより、日本人における適正使用の推進に寄与する。
研究方法●対象
高度あるいは中等度催吐性リスクの抗がん薬治療(注射薬のみを対象とする)が開始され、調査対象期間に実施された化学療法レジメンのコースを完遂した(抗がん薬の投与中止がない)20歳以上の患者
●利用するカルテ情報
患者背景、制吐剤としてのオランザピンの投与実績、オランザピンの投与状況、高齢者への使用状況等
●方法
上記情報をカルテから後方視的に抽出する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

周産期静脈血栓塞栓症に対する治療戦略

受付番号331
研究課題名周産期静脈血栓塞栓症に対する治療戦略
当院研究責任者心臓血管外科 松川 舞
研究分担診療科心臓血管外科
研究機関名熊本赤十字病院
研究期間2019年2月18日~2020年3月31日
研究目的と意義静脈血栓塞栓症に対する治療は、本邦では主に日本循環器学会が作成したガイドラインに則って行うが、静脈血栓塞栓症合併妊婦への診療に具体的な指針は示されていない。母体最優先としつつ母体と胎児の安全を最大限に得るために、どのような病態にどのような治療を選択すべきか、これまでの治療選択とその転帰を集積していくことが重要と考える。
研究方法●対象
2010年6月1日から2018年5月1日における当院入院・外来患者から、妊婦かつ静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症、肺動脈血栓塞栓症)の診断がなされた患者
●利用するカルテ情報
年齢や身長・体重などの患者背景や疾患状況、血栓塞栓症既往、妊婦週数、妊娠回数等
●方法
周産期に静脈血栓塞栓症を発症した症例をカルテから抽出し、患者の背景と疾患状況、治療内容、結果について調査する。
●他機関へ提供する方法
提供なし

院内がん登録を活用した胸膜プラークを持つ肺がん患者の実態調査

受付番号-
研究課題名院内がん登録を活用した胸膜プラークを持つ肺がん患者の実態調査
当院研究責任者血液・腫瘍内科 吉田 稔
研究分担診療科血液・腫瘍内科
研究機関名国立がん研究センター がん対策情報センター
研究期間2018年9月21日~2019年6月20日
研究目的と意義肺がんの発生要因の一つに石綿がある。石綿による健康被害の救済に関する法律に基づき「石綿健康被害救済制度」が施行されているが、医療現場でも十分に周知されていない現状がある。そのため、本研究を実施し、「救済制度認定基準を満たす石綿による肺がん患者の割合」や、「医療機関の特徴や地域ごとに石綿による肺がん患者の分布の特徴」を把握し、周知方法を検討する情報の一つとして活用する。
研究方法●対象
2016年の院内がん登録データのうち肺がんと診断された症例(10例を事務局から無作為に指定)
●利用するカルテ情報
対象者の診断時胸部CT画像、院内がん登録情報(施設名、性別、生年月日、原発部位、病理診断、診断日、治療前臨床分類)
●方法
指定された対象者の肺がん治療開始日から直近の胸部CT画像を抽出し、匿名化のうえCD-Rに保存し事務局へ提出する。事務局では画像データの読影を行う。
●他機関へ提供する方法
CD-Rを郵送

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