診療科・部門案内

手術支援ロボット「ダヴィンチ」

患者さんに優しいロボット手術
「ダヴィンチ」導入

当院は2009年に鏡視下手術センターを開設しました。
婦人科、外科領域をはじめ多くの外科系診療科で鏡視下手術に取り組み、近年では形成外科、脳神経外科でも鏡視下手術に取り組んでいます。また、手術の術式や適応疾患も広がっており、年間1,700件を超える鏡視下手術を行っています。
そして、2018年12月に鏡視下手術を支援するロボットである「ダヴィンチ」を導入しました。

ダヴィンチ手術はお腹や胸を大きく切開するのではなく、いくつか小さな穴を開け、鉗子やメス、内視鏡を挿入して行う体への負担が少なく、患者さんに優しい低侵襲な鏡視下手術に、ロボット機能を付加してさらに精密な手術を可能にしたものです。
これまで、泌尿器科領域に限られていた保険適用が2018年4月に改定されたことを受け、当院でもダヴィンチ手術を導入しました。当院では、まず消化器領域と婦人科領域から開始し、呼吸器領域の手術を行う予定としています。

患者さんへのメリット


  1. 傷口が小さい

患者さんの皮膚を切開する傷口は、これまでの鏡視下手術と同様で鉗子を挿入する幅約1㎝程度であり、数は最大6ヶ所です(術式によって異なります)。

  1. 手術中の出血量が少ない

開腹手術に比べて術中の出血が減少し、術中に輸血をすることが減るとされています。

  1. 機能の温存が向上

鉗子の動きが正確かつ細密で、鮮明な3D画像を見ながら手術を行い、術者の手ぶれも補正されるため、神経などの機能を温存させる手術が期待できます。

  1. 術後の疼痛が少なく、回復が早い

傷口が小さいため、術後の傷の痛みが少なく、回復も早い傾向にあります。

ダヴィンチの優れた機能

1 鮮明な3D(3次元)画像

コンソールモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出され、患者さんの体内を立体画像で見ることができます。

2 精密な動き

医師が3本のアームを自分の腕のように自由に操作できます。ロボットアームに装着されている鉗子はリスト構造を持ち、人間の手より大きな可動域と手ぶれ補正機能を備え、難しい角度からの視野の確保と繊細な手技が可能となります。

Q&A

  • ダヴィンチ手術を受けられるのはどのような疾病ですか?

これまでに泌尿器科領域のみであった保険適用が、婦人科、消化器科、呼吸器科領域などに広がりました。
当院では、まず直腸がんと、婦人科領域での子宮筋腫などの良性腫瘍と早期の子宮体がんの患者さんに対するロボット支援手術を今年度中に開始するよう準備を進めています。その後、肺悪性腫瘍と縦郭腫瘍、および胃がんに対する手術を開始する予定です。

  • ロボットが手術するのですか?

手術はあくまで医師が行います。手術を担当する医師がサージョンコンソールと呼ばれる機械に座り、患者さんに触れずに遠隔操作によってダヴィンチを動かす形で手術を行います。無理な体勢や立ったままの長時間の手術など、医師の肉体的負担が軽減されるとともに、手ぶれ防止や突発的な動きを制御する機能によって、より確実な手術を行うことができます。

  • 手術費用はどれくらいかかりますか?

2018年4月にダヴィンチによる前立腺がんに対する前立腺全摘出術、2016年11月に腎細胞がんに対する腎部分切除術がそれぞれ健康保険の適用となりました。これらについては、医療費の負担はこれまでの手術費用とあまり変わりません。
ダヴィンチ手術を保険適用で行うには施設認定が必要で、その施設認定の取得のためには、ダヴィンチ手術を行う術者と施設の手術経験が必要なため、当初の手術費用は当院の負担で行う予定です。

ご利用案内

外来受付時間(月〜金)8:30〜11:30 ※再来受付機は8:00〜 ※土・日・祝は休診日

  • 救急受診について

面会時間 (月〜金)14:00〜20:00 (土・日・祝)10:00〜20:00

  • 外来受診のご案内
  • 入院のご案内
  • 診療科・部門案内
  • フロアマップ
  • 交通アクセス
  • 医療・福祉相談
  • よくあるご質問