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脳卒中センター

日本人の死因第3位、寝たきり原因の第1位である脳卒中は厚生労働省が指定する「5大疾病」の一つです。一番の脳卒中対策は「予防」ですが、脳卒中を引き起こしてしまうと治療やリハビリテーション、介護など総合的で社会的な医療とケアが必要になります。
また、脳卒中領域の診断技術や治療方法の進歩は目覚ましく、脳卒中専門施設での治療は、患者さんの予後を改善させたり死亡率を減少させたりすることがわかってきました。
そこで当院では、脳神経外科や脳神経内科などの診療部と、看護師やコ・メディカルなど専門性の高いスタッフを集めたチームを結成し、総合的かつより専門的な脳卒中治療を提供するため、2018年12月1日付けで「脳卒中センター」を開設しました。

診療体制

24時間365日受入れ可能な体制の整備

当院は総合救命救急センターを併設しており、24時間365日脳卒中患者さんに対応できる体制を整えています。初期対応は救急専門医が行い、その後の専門的な脳卒中診療は脳神経外科医と脳神経内科医がカンファレンスで情報共有を行い、治療方針を検討して行います。
年間入院脳卒中患者数は、平成30年11月現在、900例を超えており、神経学的診察や神経画像検査(CT、MRI、脳血管造影検査)、アルテプラーゼ静注投与、血栓回収術や脳血管内手術、脳血管外科手術などは常時対応可能です。

チーム医療

脳卒中センターには、脳神経外科専門医、神経内科専門医、脳卒中専門医、脳卒中の外科技術指導医、脳血管内治療専門医、神経内視鏡技術認定医、リハビリテーション専門医が在籍するほか、看護師、リハビリテーションセラピスト、薬剤師、メディカルソーシャルワーカーなど、専門性の高いスタッフを集結してチームで診療にあたっています。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を中心に、脳卒中看護を集約的に行うほか、リハビリテーションセラピストにより、脳卒中発症後できるだけ早期にリハビリテーションを開始し早期離床や日常生活動作練習、言語練習、摂食嚥下練習を行います。

特に、誤嚥性肺炎を併発した脳卒中患者さんは、死亡率の上昇や在院日数の延長、リハビリテーションの開始遅延を招きます。そこでNST(栄養サポートチーム)やICT(感染制御チーム)などと連携して、早期から口腔ケア、体位調整、摂食嚥下訓練、呼吸器リハビリテーション、適切な栄養管理などを行い、誤嚥性肺炎の予防に努めています。

熊本型脳卒中地域連携パスの活用

脳卒中センターでは、患者さん一人ひとりにとって安全かつ有効な治療の選択を行い、患者さんの早期リハビリの開始、早期社会復帰に努めています。

回復期リハビリテーション病棟への転院をスムーズに行うために、熊本型脳卒中地域連携パスに則り、療養支援室看護師や地域医療連携室と協力して、他の医療機関との連携や情報共有を進めています。

取り組み

日本脳卒中データバンクへの参加

当院は、全国でどのような脳卒中治療が行われ、どの程度の効果が得られているかを正確に把握し、その結果を医療機関に提供する日本脳卒中データバンクに参加しています。
参加することで、患者さんに治療に関する最新の情報をお伝えしたり、日本の脳卒中医療のエビデンスの一翼になることを期待しています。

市民・患者・救急隊・関連施設への啓発運動

脳卒中診療に関する市民公開講座などを開催し、市民の方々に対する啓発活動を行っています。また、月に一度入院患者さんを対象に脳卒中教室を開催するほか、全国の先進的な施設から講師を招いて連携施設の医療関係者を交えた院内講演会を定期的に開催しています。さらに、総合救命救急センターで開催している救急隊との合同カンファレンスに参加し、脳卒中に対する救急隊の病院前救護についての教育活動などを行っています。

ご利用案内

外来受付時間(月〜金)8:30〜11:30 ※再来受付機は8:00〜 ※土・日・祝は休診日

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