看護部

看護師ブログ

手術中の皮膚トラブルや神経障害の予防について

2016年04月04日 月曜日  | 日々の出来事

こんにちは。手術センターです。

今回は手術中の皮膚トラブルや神経障害の予防に関する取り組みについてお話しします。

当院の手術センターは15診療科に24時間対応しています。

手術は頭から足まで全身の様々な疾患に対応しているため、手術中の体位は仰臥位(仰向け)だけではなく、

腹臥位(うつ伏せ)、側臥位(横向き)など手術部位に応じた様々な体位で行います。

全身麻酔の時は、患者さんが麻酔で眠ってしまわれた後に医師・看護師で手術の体勢をとります。

患者さんは麻酔で眠ってしまわれているため、手術の間はずっと同じ体勢で、自分で体を動かすことも途中で痛みを訴えることもできません。

そのため、患者さんが手術後に皮膚のトラブル(床ずれ、水泡の形成など)や神経障害(しびれ、麻痺など)を起こさないよう

クッションやマットなどを活用して、それらの予防に努めています。

しかし、長時間の手術やもともと皮膚が脆弱など様々な要因で手術後に皮膚トラブルや神経障害が起きてしまうこともあります。

何かトラブルがあった場合は、原因を考え、手術室の褥瘡委員や院内の認定看護師に相談し、

看護師だけでなく、医師も一緒に対策を考え再発の防止に努めています。

私たち手術室看護師は、手術中の苦痛などを訴えることができない患者さんの立場に立ち、

手術後に傷の痛み以外の苦痛がないようにという思いで日々の看護を行っています。

これからも患者さんに、安全かつ安心して手術に臨んでいただけるよう努めていきたいと思っています。 

写真①

 

写真②

これらは手術時に使用するクッションやマットの一部です。主に体の下に使用し、皮膚や神経障害の予防をします。

素材もクッションやこんにゃくのような感触のマットなどさまざまです。

また、それぞれマニュアルがあり、スタッフ間で共有でき、統一した看護ができるよう配慮しています。