看護部

救護看護師の育成

救護員としての赤十字看護師の育成

キャリア開発実践ラダーのレベル別研修を行い、救護員を育成しています。レベルⅡを取得した者は「救護員」として登録されます。登録後は、常備救護班要員を始め各スポーツ大会や行事の救護要員として活動します。

救護員としての研修

レベルⅠを目指す者

1.新入職員オリエンテーション(4月)

  • 赤十字について知る
    (赤十字の成り立ち・基本理念・事業など)
  • 災害救護事業
  • 基礎行動訓練
  • 救急法・応急手当の基礎知識
  • 国際救護活動従事者体験報告

2.新人看護職員集合研修(4月~12 月)

  • 急変時の看護
  • 心肺蘇生法 ほか

レベルⅡを目指す者

1.救急法救急員養成講習(11 月~12 月)

  • 心肺蘇生法
  • 包帯法
  • 傷と止血
  • 固定法

2.災害看護研修Ⅰ・Ⅱ(9 月~10 月)

  • 日本赤十字社の災害救護事業と法的根拠
  • 災害看護概論
  • 災害サイクルに応じた活動現場別の災害看護
  • 災害時のこころのケア
  • 国際人道法
  • 日本赤十字社熊本県支部防災センター/災害備蓄倉庫/救護車両の見学
  • 国際看護学・国際救護活動

レベルⅡ以上:救護員登録を済ませた者

1.災害看護フォローアップ研修(12 月)

  • 緊急被爆医療体制
  • 救護所活動
  • 被災者特性
  • 遺体への対応 など

2.常備救護班訓練

  • 基礎行動訓練
  • 担架搬送訓練
  • 救護所設営訓練
  • こころのケア

3.トリアージ研修(全職員対象)

全職員が START 法(Simple Triage And Rapid Treatment)について学びます。

4.多数傷病者受入机上訓練

マグネット型の模擬傷病者等を用いて、災害発生時の本部立ち上げから職員の役割分担や連携、
傷病者のトリアージや処置などのシミュレーションを行います。

5.多数傷病者受入実働訓練

地震、水害、航空機事故などの大規模災害を想定し、消防署や、傷病者役の学生の協力のもと、
年1回実施する実践さながらの訓練です。救命救急センターを使用し、災害対策本部の立上げや、
傷病者に対する的確なトリアージ(重症度別の振り分け)、重症度に応じた各エリアでのスムーズな受入れなど初動の対応、
消防や各医療機関との連携、患者家族・マスコミへの対応などを訓練します。

6.NBC 災害受入訓練

NBC災害とは核(Nuclear)、生物(Biological)、化学物質(Chemical)による特殊災害のことで、
事故・事件・テロ等さまざまな要因で発生します。NBC災害では、医療従事者の防護や患者の除染という特殊な知識が必要です。
消防署の協力を得て、ゾーニングや除染についての講義、グループワークを行います。
また防護服を着用して除染活動のシミュレーションを行います。

7.医療チーム活動訓練

災害時に救護班やDMATなど医療チームとして被災地に出動するにはどのような備えが必要か、
被災地でどのように救護活動を展開するか、チームの一員としてどのような心構えが必要かを考える訓練です。
医師・看護師・コメディカル・事務の混合チームで有事に備えてグループワークを行います。