臨床研修病院

小児科コース

はじめに

小児科専門医については、日本小児科学会主導のプログラム制にて行うことが決まりました。(詳細は、小児科学会HPを御覧下さい)
熊本県の小児科専門研修については、熊本大学小児科専門研修プログラムの下で3年間の研修を行うこととなりました。当院は、そのプログラムの連携施設の一つとなります。

当院小児科は、熊本大学病院小児科の関連病院での研修も受け入れながら、独自でも後期研修育成を行ってきました。

今後も、熊本大学病院小児科および連携施設と協力しながら小児科医を育成していきます。

研修カリキュラム

  • 当院小児科での後期研修を希望される場合
    新プログラムでも当院小児科での研修2年間は確保され、残り1年間を基幹施設、連携施設、関連施設(地域医療など)で研修を行うという予定です。
    ※各研修時期・期間に関しては未定です
    ※この場合は熊本大学医学部附属病院小児科への入局は必須ではありません。

    当院は、平成24年5月1日にこども医療センターを開設し、PICU(小児集中治療室)もあることにより、小児患者の初期診療から重症患者の管理まで一施設で学ぶことができるという特色があります。 約2年が当院での研修期間となり、最初の1年でみっちり小児科医としてのプライマリーケアを学び、2〜3年目に、各種専門疾患の管理、小児集中治療医の指導の下に重症患者の管理を学ぶことが 出来ます。

診療科概要

  1. 平成24年5月より、こども医療センター(一般病床50床、PICU6床)で、小児患者を診ています。
    当院の小児医療の根幹は小児救急医療です。そのため、小児の救急外来にも、小児重症患者にも、積極的に対応します。また、血液疾患、循環器疾患、内分泌疾患、腎疾患を始めとする基礎疾患のある児の入院管理にも対応します。小児重症例を通して、呼吸管理、特殊治療(経皮的体外循環:年間1〜2例、血液透析や血漿交換:年間10例程度)も経験できます。
    当院は、ドクターヘリや防災ヘリ、ドクターカーを活用した小児重 症患者の搬送体制の整備により、成人〜小児を問わない様々な患者さんの搬送例があり、日本でも珍しく小児の外傷例 にも、院内各科(救急科、小児外科、脳外科、整形外科、形成外科、耳鼻咽喉科、麻酔科など)との連携があり、積極的な対応が可能となっており、南九州地区の様々な疾患をカバーできるように、日々努力を続けています。

ドクターヘリ搬送風景

PICU全景

重症児には全診療科を上げて治療を行います
(劇症型心筋炎・体外循環導入の風景)

  1. 当科は、年間約2,300名の入院患者と約30,000名の外来患者(一般外来、救急外来含む)があり、多くのcommon disease(呼吸器感染症、消化器感染症、喘息、川崎病、尿路感染症など)を経験できます。このうち救急外来受診患者は約20,000名で、多数の患児の診察と治療を指導医の下に経験でき、成長につなげることが出来ます。
  2. 新生児症例は、年間約50人です。当院にはNICUはなく、在胎34週以降1800g以上の新生児が中心です(熊本市にはNICUが3カ所あり、それらの施設と密な連携がとれています)。場合により、人工呼吸管理や搬送業務も行う為、一般的な新生児管理は、充分学ぶことが出来ます。
  3. 年間20名程度の血液悪性腫瘍患児の新規入院があり、白血病、リンパ腫、神経芽細胞腫などの腫瘍やITP、アレルギー性紫斑病、貧血などの標準的治療が行えます。
  4. 循環器疾患、内分泌疾患、腎疾患などの診断、治療にも専門医の指導を受けられます。
  5. 開業小児科専門医の休日の診療支援、病棟保育士入院患児への関わり、訪問学級の充実、プレイルームの整備などが実現しています。

小児医療はすべての分野にわたった幅広い知識と高度な専門的知識を要する場合があります。

応募について

応募者は2016年9月30日までに応募申請書を熊本大学医学部附属病院のプログラム統括責任者あてに提出してください。10月までに書類選考および面接を行い、審査のうえ採用が決定されます。
当院小児科での研修を希望される場合は、別途、下記担当者あてにご連絡ください。

担当者:診療支援課 臨床研修担当
TEL:096-384-2111
E-Mail:rinsyokensyu@kumamoto-med.jrc.or.jp

新制度の初年度で分かりづらいところがあると思います。
施設見学はいつでも可能ですので、ご希望の先生方にはお気軽に来ていただき、お話ができればと思っております。