２０２５年１０月１７日〜１８日に行われました第２５回日本クリニカルパス学会学術集会において、当院事務部の富田 香秀さんが最優秀賞を受賞しました。

病院で使用するクリティカルパス（クリニカルパス）は主に入院中の治療計画をまとめ、医療行為のバラつきを防ぐための標準診療計画書です。

そのクリティカルパスを定期的に見直し、実際の医療行為と計画書にずれがないか確認し、医療の質を担保・向上させていくことは重要なことです。

今回、受賞した発表タイトルは「樋口グラフを用いた院内パスの見直しについて」でした。

※「樋口グラフ」とは、グラフ作成者の名前にちなんだもので、クリティカルパスに関する院内のあらゆるデータを集約し可視化したものです。

院内でも事務部長から労いの言葉とともに、その功績を讃えられました。

熊本赤十字病院では、これからもクリティカルパスを通した医療の標準化を奨励し、質の改善に取り組んでいきます。