熊本赤十字病院

新型コロナウイルスに関するお知らせ

About Japanese Red Cross Kumamoto Hospital

年齢階級別 退院患者数

年齢区分
0~
10~
20~
30~
40~
50~
60~
70~
80~
90~
患者数
2633
569
414
711
1,139
1,442
2,764
3,355
2,553
771

当院の年齢別患者構成をみると、0~19歳までが全患者さんの20%を占めています。特に10歳未満の患者さんが多いことが大きな特色となっています。これは、PICU(小児集中治療室)を備え、小児救命救急センターの指定を受けた「こども医療センター」を設置し、高度で緊急性が高い小児疾患を広域から受け入れているためです。また、当院は救急医療・がん診療を中心に、高度医療を提供する病院であることから、60歳以上の患者さんが、57.8%と高くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで

外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
060335xx02000x
胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等
182
5.8
7.1
3.3%
61.5
-
060150xx03xxxx
虫垂炎虫垂切除術虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等
110
4.8
5.5
0.9%
41.8
-
060160x001xxxx
鼠径ヘルニア(15歳以上)ヘルニア手術鼠径ヘルニア等
78
5.0
4.9
3.9%
67.2
-
060210xx99000x
ヘルニアの記載のない腸閉塞(保存的治療)
69
6.9
8.9
7.3%
69.4
-
060020xx02x00x
胃の悪性腫瘍胃切除術悪性腫瘍手術等
64
11.0
16.1
12.5%
68.2
-

当院外科では、何らかの症状のある胆石症や胆嚢炎を起こした症例に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術、高度の炎症や癒着のある症例には開腹による胆嚢摘出術も行っています。
また、虫垂炎の手術はほぼ全例を腹腔鏡下手術で行っています。
このほかにも胃がんや肝胆膵のがんに対しても、それぞれの専門医が手術を行っています。
結腸の悪性腫瘍(がん)に対する手術はそのほとんどを腹腔鏡で行っており、直腸がんに対するロボット支援手術も2019年から開始しました。

救急科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
030400xx99xxxx
前庭機能障害(末梢性めまい症等)
30
2.3
5.0
43.3%
72.9
-
161070xxxxx00x
薬物中毒
20
2.4
3.5
15.0%
54.7
-
160100xx99x00x
頭蓋・頭蓋内損傷
15
3.1
7.3
40.0%
64.9
-
160870xx99x00x
頸椎頸髄損傷
14
5.6
12.6
85.7%
71.4
-
080270xxxx0xxx
食物アレルギー
13
2.1
2.5
0.0%
45.4
-

救命救急センターには外因、内因どちらもが運ばれてきます。事故等の外因では頭部外傷が比較的多く、手術が必要となる割合はあまり多くありません。内因ではめまい症が多く、頭蓋内に原因がある割合は多くありません。薬物大量服用等による薬物中毒も頻度は多く、当院には精神科がないため、他院に精神科のサポートを依頼することとなります。

形成外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
160200xx0200xx
顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)鼻骨骨折整復固定術等
30
5.0
5.3
0.0%
35.9
 
100100xx97x1xx
糖尿病足病変手術あり局所陰圧閉鎖処置等あり
21
36.2
48.0
23.8%
67.3
 
080007xx010xxx
皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等
14
4.3
4.0
7.1%
26.8
 
070010xx010x0x
骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等
11
4.9
5.4
0.0%
48.4
 
070570xx012xxx
瘢痕拘縮瘢痕拘縮形成手術(皮弁作成術等を伴うもの)等
-
-
-
-
-
 

顔面骨折(鼻骨骨折、頬骨骨折、上顎骨骨折、外顎骨骨折、眼窩ブローアウト骨折等)の治療を行っています。多くの場合は吸収性プレートによる手術を行っています。瘢痕拘縮は、外傷や手術の傷跡が引きつれを起こした場合やケロイドに対して治療を行っています。手術以外に、ステロイドの外用やトラニラスト内服等も行います。近年、糖尿病による合併症で足に傷ができたり、足趾の血流が悪くなる人が多くなっています。そのような病気(糖尿病足病変)に対しても外科的に治療を行っています。

血液・腫瘍内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
130030xx99x40x
非ホジキンリンパ腫 化学療法(リツキシマブ)あり
72
9.8
15.8
12.5%
73.3
 
130010xx97x2xx
急性白血病(輸血あり・化学療法併用)
44
36.6
39.4
11.4%
65.8
 
070040xx99x2xx
骨の悪性腫瘍放射線治療あり
18
18.3
22.5
38.9%
66.6
 
130030xx99x30x
非ホジキンリンパ腫化学療法あり
18
13.0
16.5
5.6%
67.1
 

血液・腫瘍内科は血液腫瘍、固形腫瘍を問わず全てのがんを対象に化学療法を中心とした内科的治療を提供するとともに、血液の良性疾患も治療しています。悪性疾患の中では特に血液腫瘍の診療数が増加しています。悪性リンパ腫の抗がん剤治療はクリニカルパス(治療計画)の導入により、短い入院期間で安全に治療を受けることが可能となりました。安全な治療が提供できるよう医師とメディカルスタッフによるチーム医療を実践しております。

呼吸器内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
040040xx99040x
肺の悪性腫瘍化学療法あり
91
9.6
9.6
0.0%
66.4
 
040040xx9900xx
肺の悪性腫瘍(保存的治療)
37
16.5
14.6
59.5%
75.3
 
040081xx99x00x
誤嚥性肺炎
37
16.9
20.8
43.2%
82.9
 
040040xx9910xx
肺の悪性腫瘍検査入院(経皮的針生検法等)
35
3.1
3.3
2.9%
73.8
 
040110xxxxx0xx
間質性肺炎
33
17.4
18.8
15.2%
71.9
 

がん拠点病院として肺癌の診療に力を入れており多くの症例を診療しています。手術が可能な場合は手術を優先し必要に応じ術後に化学療法を追加します。手術適応とならない場合、化学療法と放射線治療を組み合わせ、緩和医療の側面も考慮しながら集学的な治療を実践しています。また、慢性閉塞性肺疾患や喘息などの基礎疾患を持つ患者さんは、感染合併増悪等で呼吸不全となり緊急入院となる方も多く、救急救命センターを経由しての入院が約40%を占めます。

産婦人科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
120060xx02xxxx
子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等
203
6.0
6.1
0.5%
41.9
 
12002xxx02x0xx
子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部(腟部)切除術等
121
3.0
3.1
0.0%
44.0
 
120070xx02xxxx
卵巣の良性腫瘍子宮附属器腫瘍摘出術腹腔鏡によるもの等
116
6.0
6.2
0.0%
45.3
 
12002xxx99x40x
子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし化学療法あり
91
3.3
4.6
0.0%
59.1
 
120100xx02xxxx
子宮内膜症腹腔鏡下腟式子宮全摘術等
57
6.1
6.6
0.0%
39.9
 

当院で、治療した症例数が最も多いのは、子宮筋腫等の子宮良性疾患で、次に子宮頸・体部の悪性腫瘍切除の手術を多く行っています。悪性腫瘍の治療では、卵巣の悪性腫瘍に対する手術・抗癌剤による化学療法の症例数が多くなっています。
また、子宮頸がんの初期または前がん状態に対する切除術を年間120例以上行っております。

耳鼻いんこう科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
030230xxxxxxxx
扁桃、アデノイドの慢性疾患
62
7.0
7.8
0.0%
28.2
 
030150xx97xxxx
扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎(保存的治療)
29
6.1
5.5
3.5%
30.7
 
030250xx970xxx
睡眠時無呼吸手術あり
29
6.8
8.3
0.0%
6.6
 
030430xx97xxxx
滲出性中耳炎耳管炎耳管閉塞 手術あり
20
3.4
3.2
0.0%
5.6
 

扁桃摘出術は、慢性扁桃炎のみに限らず、睡眠時無呼吸症候群や、IgA腎症などの病巣感染症の治療目的の手術が多くなっています。
頭頚部の悪性腫瘍については化学療法と放射線、さらに手術を症例ごとに選択し、集学的治療を行っています。
治療法の選択については標準ガイドラインを重視しております。

循環器内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
050050xx02000x
狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等
297
4.1
4.4
1.7%
70.4
 
050050xx99100x
狭心症、慢性虚血性心疾患心臓カテーテル検査入院
230
2.2
3.0
0.4%
67.1
 
050070xx01x0xx
頻脈性不整脈経皮的カテーテル心筋焼灼術
179
4.4
5.0
0.6%
63.3
 
050030xx97000x
急性心筋梗塞経皮的冠動脈形成術等
178
11.7
12.4
5.1%
67.8
 
050210xx97000x
徐脈性不整脈手術あり
80
9.6
10.8
10.0%
77.2
 

外来での問診や心電図、心エコー、トレッドミル負荷試験、心臓CT等の検査で狭心症が疑われる患者さんには、1泊2日にて心臓を栄養する血管(冠動脈)にカテーテルという長い管を挿入して造影検査を行います。冠動脈に狭窄病変があれば、2泊3日で経皮的冠動脈インターベーション(細くなった冠動脈をバルーンで広げたりする)にて血行再建を行っています。また、当院は救命救急センターを有しており、急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)の受入れを積極的に行っております。急性冠症候群の患者さんは、入院後ただちに冠動脈検査を行い、引き続きカテーテル治療を行っています。迅速な治療を行い、心臓のダメージを少なくして早期離床~早期退院だけでなく予後の改善に努めています。
心房細動などの頻脈性不整脈に対しては、カテーテルアブレーション(高周波アブレーション、冷凍アブレーション、内視鏡レーザーアブレーション)を行っております。徐脈(脈が遅くなる)性不整脈に対しては、ペースメーカー植え込みを積極的に行っております。

小児科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
040090xxxxxx0x
急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)
358
4.8
6.2
0.0%
0.9
 
0400801199x00x
肺炎等(1歳以上15歳未満)
176
4.8
4.8
1.1%
2.7
 
060380xxxxx0xx
ウイルス性腸炎
161
3.8
5.4
0.0%
3.4
 
030270xxxxxxxx
上気道炎
152
4.2
4.9
0.0%
1.9
 
040070xxxxx0xx
インフルエンザ、ウイルス性肺炎
140
4.7
5.7
0.0%
2.6
 

小児科では、呼吸器疾患の中でも肺炎、気管支炎、気管支喘息、消化器疾患では急性胃腸炎の入院患者さんを多く受け入れております。肺炎、気管支炎はクリニカルパス(治療計画)を作成し、より良い治療の提供に尽力しています。またPICU(小児集中治療室)を持つ小児救命救急センターとして内因性、外因性に関係なく急性期疾患に幅広く対応しております。

小児外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
060160x101xxxx
鼠径ヘルニア(15歳未満)ヘルニア手術鼠径ヘルニア等
106
3.0
2.8
0.0%
4.5
 
140590xx97xxxx
停留精巣手術あり
22
3.1
3.1
0.0%
3.5
 
060150xx99xx0x
虫垂炎(保存的治療)
13
4.5
6.9
0.0%
9.5
 
060170xx02xxxx
閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニアヘルニア手術腹壁瘢痕ヘルニア等
-
-
-
-
-
 
060150xx02xxxx
虫垂炎虫垂切除術虫垂周囲膿瘍を伴うもの等
-
-
-
-
-
 

停留精巣の診断は通常は触診のみとされていますが、当院ではエコーを用いて、従来は見逃されていた固定不良の精巣の診断を行っています。これらについては、通常の停留精巣よりも遅い5-6歳をめどに、経陰嚢的な精巣への負担の小さな手術を行うことで、将来の捻転のリスクを回避しています。
虫垂炎は腹部エコーで手術適応を厳密に決めることで、患者さん本人の希望にできるだけ沿うようにしています。手術しない場合には6日程度の入院が必要ですが、入院中に2-3回の腹部エコーを繰り返して行うことで、経過中の穿孔を速やかに検出し、手術時期を逃さない工夫をしています。
また、鼠径ヘルニアの入院加療を年間100例以上行っておりますが、ほぼすべてを腹腔鏡で行っています。

消化器内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
060100xx01xx0x
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
353
2.3
2.6
0.0%
64.4
 
060340xx03x00x
胆管(肝内外)結石、胆管炎内視鏡的乳頭切開術等
224
10.5
9.8
8.0%
74.8
 
060020xx04x0xx
胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
87
5.6
8.3
0.0%
72.4
 
060102xx99xxxx
穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患(保存的治療)
73
6.4
7.7
2.7%
64.6
 
060140xx97x00x
胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)内視鏡的消化管止血術等
63
9.6
10.5
7.9%
71.2
 

当科の入院患者数の半数は、救命救急センターから入院されます。その中でも、胆石や胆管狭窄に起因する急性胆管炎の患者さん、吐下血で来院される消化管出血の患者さんが多いのが特徴です。体に負担の少ない内視鏡治療を行い、短期間で退院していただくことを目指しております。また、胃癌の内視鏡治療にも力をいれており、多くの紹介患者さんに対応しております。内視鏡治療数は県下でもトップクラスです。

心臓血管外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
050170xx03000x
閉塞性動脈疾患動脈塞栓除去術その他のもの(観血的なもの)等
59
4.0
5.3
22.0%
76.1
 
050180xx02xxxx
静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等
52
2.8
2.8
0.0%
67.0
 
050200xx97xxxx
循環器疾患(その他)手術あり※下肢動脈狭窄症に対する四肢の血管拡張術等
51
3.7
9.8
7.8%
69.5
 
050163xx02x0xx
非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤大動脈瘤切除術腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等
40
15.2
16.4
15.0%
71.4
 
050161xx97x10x
解離性大動脈瘤ステントグラフト内挿術以外の手術あり・特定処置(人工呼吸/IVH/人工透析)あり
32
22.0
27.9
71.9%
67.3
 

下肢の動脈硬化性疾患に対する治療や下肢静脈瘤に対する治療のほとんどは短期入院で治療が可能となっています。大動脈解離は緊急入院となることが多く、救命のために手術が必要となることがほとんどです。そのほかにも心臓手術と胸部・腹部の大血管の手術をあわせて200例以上施行しており、県内での心臓大血管治療の一翼を担っています。緊急入院、緊急手術に対応できるように体制を整えています。

脳神経内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
010060x2990401
脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、重篤意識障害なし)エダラボンあり
155
10.9
16.1
66.5%
69.2
 
010060x2990201
脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、重篤意識障害なし)エダラボンなしリハビリテーションあり
57
11.1
11.1
63.2%
74.1
 
010060x2990411
脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、重篤意識障害なし)エダラボンあり不整脈等あり
46
11.8
18.2
76.1%
76.9
 
010230xx99x00x
てんかん(保存的治療)
27
8.3
7.1
33.3%
66.9
 
010060x2990211
脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、重篤意識障害なし)エダラボンなしリハビリテーションあり不整脈等あり
22
14.0
18.5
72.7%
78.0
 

当院では救急神経疾患を中心に診療しておりますが、大半は脳梗塞急性期の患者さんです。この疾患は高齢化社会の進行に伴い、増加し重症化しつつあります。断らない脳卒中の救急受け入れのためには急性期から回復期、維持期への連携が重要です。当院では、熊本地域脳卒中診療ネットワーク(K-STREAM)を通して、治療とリハビリが切れ目なく継続する地域完結型の脳卒中診療システムを展開しております

整形外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
160800xx01xxxx
股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術等
141
15.5
25.9
94.3%
82.0
 
160760xx97xxxx
前腕の骨折手術あり
61
4.4
5.5
4.9%
53.2
 
160740xx01xx0x
肘関節周辺の骨折・脱臼骨折観血的手術等
42
3.8
5.6
0.0%
16.6
 
160700xx97xx0x
鎖骨・肩甲骨の骨折手術あり
42
4.1
5.9
2.4%
43.6
 
070230xx01xxxx
膝関節症(変形性を含む。)人工関節置換術等
32
22.3
23.6
65.6%
77.7
 

整形外科における多くの手術は骨折に対して行われており、特に高齢者の転倒時に生じる大腿骨周囲骨折や手関節周囲の骨折治療が目立っております。また高度救命救急センターを併設しているため、交通事故や高所からの転落などで生じる多発部位での骨折治療も増加しております。
多くの場合、手術後に症状が安定した状態になれば、ご家族のご希望に沿った病院に転院して頂き、地域で継続して治療が受けられるよう連携を行っております

内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
110310xx99xx0x
腎臓または尿路の感染症
116
11.9
12.6
19.0%
68.7
 
040081xx99x00x
誤嚥性肺炎
67
14.6
20.8
47.8%
84.7
 
180010x0xxx0xx
敗血症(1歳以上)・特定処置(人工呼吸/IVH/人工透析)なし
59
18.2
19.3
30.5%
30.5%
 
080010xxxx0xxx
膿皮症
-
-
-
-
-
 
180010x0xxx2xx
敗血症(1歳以上)・特定処置(人工呼吸/IVH/人工透析)あり
-
-
-
-
-
 

腎臓・尿路の感染症で入院される場合は、ほとんどは腎盂腎炎と呼ばれる高熱が続き、放置すると死に至る重篤な疾患です。腎盂腎炎でも軽症の方は外来で抗菌薬加療を行いますので、入院される方は特に重症の方となります。腎盂腎炎の抗生物質の治療期間は点滴で7~10日、その後内服の抗菌薬に変更し合計で14日間の治療を行います。ただ、腎盂腎炎を契機に基礎疾患の増悪や全身状態の悪化がおこったり、特殊な耐性菌などが原因の場合には内服の抗菌薬に変更できず点滴の抗菌薬で14日間の治療を行う場合もあり、平均すると在院日数が13日程度となります。
誤嚥性肺炎は、飲食物や唾液が肺に流れ込むことによって生じる肺炎です。多くの方は高齢、脳卒中後などの重篤な基礎疾患が背景にあることが多く、肺炎を契機に全身状態の悪化や呑み込みの力がさらに悪化し、その治療が難渋するため治療期間が長くなり、リハビリや療養のために転院が必要となることが多くなります。当院では肺炎・誤嚥性肺炎ともに、肺炎だけでなく全身の様々な状態の治療を医師のみならず、看護師、リハビリテーション療法士、管理栄養士などの様々な角度から治療を行い全国的にも短い治療期間で済むようにしております。また、地域の病院と協力し速やかに転院してより快適で必要な医療が地域で受けられるように努めています。

乳腺内分泌外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
090010xx02x0xx
乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
49
5.6
6.1
0.0%
64.2
 
090010xx01x0xx
乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの)
41
8.1
10.3
2.4%
62.1
 
100020xx010xxx
甲状腺の悪性腫瘍状腺悪性腫瘍手術切除等
35
6.1
8.4
0.0%
54.9
 
090010xx99x4xx
乳房の悪性腫瘍化学療法(シクロホスファミド+塩酸エピルビシン等)あり
34
2.9
4.3
0.0%
54.2
 
090020xx97xxxx
乳房の良性腫瘍手術あり
-
-
-
-
-
 

女性に多い悪性腫瘍である乳がんを専門領域としています。当院でも乳がん症例が増加しています。
温存術を第一に考えますが、全摘が必要な症例では、同時乳房再建症例も徐々に増えています。
平均入院期間は約6日間です。

脳神経外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
010040x099000x
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(重篤意識障害なし)(保存的治療)
94
12.6
18.8
89.4%
70.4
 
160100xx97x00x
頭蓋・頭蓋内損傷開頭術以外の手術あり
74
6.6
9.7
33.8%
78.9
 
010040x199x00x
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(重篤意識障害あり)(保存的治療)
45
14.0
21.0
91.1%
72.6
 
160100xx99x00x
頭蓋・頭蓋内損傷(保存的治療)
39
8.7
7.3
38.5%
50.9
 
010020x101x1xx
くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(重篤意識障害あり)脳動脈瘤クリッピング手術等・特定処置(人工呼吸/IVH/人工透析)あり
26
34.0
46.7
92.3%
62.2
 

脳卒中や頭部外傷の地域拠点医療機関として、多くの急性期疾患を受け入れています。最先端の顕微鏡手術や血管内治療を行い、重症頭部外傷に対しては集学的医療を行っています。
熊本型脳卒中連携パスを活用し、早期に回復期リハビリテーション病院への転院を行っています。
さらに、2020年、脳卒中治療の更なる高度化を図るため、「脳卒中ケアユニット(SCU)」15床を設置しました。脳卒中治療における人的・設備体制を充実したことにより、24時間体制の集中的治療が可能となりました。

泌尿器科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
110070xx0200xx
膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術経尿道的手術
86
5.9
7.1
3.5%
71.9
 
110080xx991x0x
前立腺の悪性腫瘍前立腺針生検法
73
2.0
2.5
0.0%
69.8
 
11001xxx01x0xx
腎腫瘍腎(尿管)悪性腫瘍手術等
32
9.8
11.1
0.0%
66.0
 
110080xx9907xx
前立腺の悪性腫瘍 ブラキセラピー(密封小線源治療)
15
4.0
4.1
0.0%
68.7
 
110060xx01x0xx
腎盂・尿管の悪性腫瘍腎(尿管)悪性腫瘍手術等
-
-
-
-
-
 

高齢化に伴い泌尿器科癌の症例が増えてきています。最も多い膀胱腫瘍に対しては、まず低侵襲な経尿道的手術でできるだけ対応し、表在性の場合は膀胱内注入など再発予防に努めています。前立腺癌に対しては当院の特色である小線源療法を主に施行しています。最近は高リスクの方が多く、外来で外照射を併用して治療しています。腎腫瘍、上部尿路腫瘍に対しては積極的に鏡視下手術を取り入れて低侵襲手術を行っています。転院が必要な方は近くの泌尿器科病院と連携して治療を継続するようにしています。

皮膚科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
080007xx010xxx
皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等
11
3.9
4.0
0.0%
34.1
 
161000x199x0xx
熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満)(保存的治療)
-
-
-
-
-
 
080006xx01x0xx
皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等
-
-
-
-
-
 
161000x101x0xx
熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満)分層植皮術200平方センチメートル以上等
-
-
-
-
-
 
080010xxxx0xxx
膿皮症(保存的治療)
-
-
-
-
-
 

顔面・手足などの特殊部位の熱傷、広範囲のため全身管理が必要な重症熱傷、全身麻酔での手術が望ましい皮膚・皮下腫瘍の切除を中心に行っています。広範囲の重症熱傷に対しては自家培養表皮を用いた手術も行っています。

眼科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
020110xx97xxx0
白内障、水晶体の疾患手術あり片眼
145
3.2
2.8
0.7%
75.5
 
020110xx97xxx1
白内障、水晶体の疾患手術あり両眼
142
6.8
5.1
0.0%
76.9
 
020280xx99xxxx
角膜の障害(保存的治療)
10
16.4
15.3
10.0%
66.2
 
020250xx97xxxx
結膜の障害手術あり
-
-
-
-
-
 
020320xx97xxxx
眼瞼、涙器、眼窩の疾患手術あり
-
-
-
-
-
 

白内障の状態にもよりますが、高齢の方、遠方より来院される方を中心に両眼手術を行うことが多くなっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発
再発
病期分類
基準(※)
版数
Stage I
Stage II
Stage III
Stage IV
不明
胃癌
117
-
14
13
52
16
1
7/8
大腸癌
38
33
64
42
42
36
2
 
乳癌
48
39
18
-
-
20
1
7/8
肺癌
45
11
48
138
61
70
1
7/8
肝癌
-
-
-
-
36
26
2
 

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

悪性疾患は手術、化学療法、放射線療法が治療の柱となり、がんの種類と進行度によって治療法は異なります。一般的に初期のがんでは手術療法、進行がんでは化学療法が治療の主体となります。複数の治療法を組み合わせた集学的治療が必要と考えられる症例については外科医師、放射線科治療医、病理医、メディカルスタッフとの合同カンファレンス(キャンサーボード)にて検討を行い最適な治療を受けて頂けるようにしています。精神的、身体的な辛さをかかえる方に対しては緩和ケアチーム、精神腫瘍科のサポートによる緩和ケアを実践しています。(ステージ不明の患者数には、検査目的入院の患者が含まれています。)

成人市中肺炎の重症度別患者数等

重症度
患者数
平均在院日数
平均年齢
軽症
27
7.9
49.6
中等症
138
12.0
75.5
重症
53
11.3
85.0
超重症
38
13.3
77.1

肺炎は入院外で発生する市中肺炎と、入院後48時間以降に発症する院内肺炎に大別されます。この中で市中肺炎は通常抗生剤による治療期間は5~7日間とされています。軽症の市中肺炎は外来での抗菌薬治療も行っておりますので、入院される方は特に重症の方が多くなります。肺炎は健康な方には起こりにくく、高齢者や脳卒中後、心不全、糖尿病、肝硬変、腎不全といった基礎疾患がある方に起こりやすく、かつそのような方で発症すると重症化し、肺炎を契機に全身状態の悪化や基礎疾患の増悪を招くという特徴があります。このため、治療期間が抗菌薬の治療期間より長くなります。特に重症度が高くなると肺炎からの派生である敗血症性ショック、急性呼吸窮迫症候群や多臓器不全となりそちらの治療に重点が置かれ、医療資源の投入も多くなるため、この統計では反映されにくくなります。重症の患者さんにもさまざまな角度からの全身的治療を行っており、全国的にも短い治療期間となっています。(重症度は、成人市中肺炎診断ガイドラインA-DROPスコアを基に集計しています。)

脳梗塞の患者数等

発症日から
患者数
平均在院日数
平均年齢
転院率
3日以内
614
13.3
74.8
75.4%
その他
36
15.0
70.7
77.8%

 急性期病院の第一の使命は閉塞血管の再開通により神経症候の消失、軽減化を図ることです。当院では超急性期の閉塞血管再開通治療(t-PA静注療法、血栓回収療法)を24時間365日体制で院内をあげてのチーム医療として展開し、特に血栓回収療法は県内随一かつ国内有数の施行件数を誇っております。
2020年、脳卒中治療の更なる高度化を図るため、「脳卒中ケアユニット(SCU)」15床を設置し、運用を開始しました。
また、脳梗塞の急性期治療、その後の再発予防には発症機序診断、病型診断が重要です。当科では詳細な病歴聴取、身体所見の診察を基本に、頭部MRI・CT、脳血管造影検査、神経超音波検査、心臓超音波検査、RI検査を駆使して適切な診断とその後の積極的内科治療、リハビリ(PT、OT、ST)に繋ぐことに努めております。脳神経外科と共通病棟で密な連携を取り、減圧手術、血管バイパス術、頚動脈内膜剥離術などの適切な外科的治療を施行しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K672-2
腹腔鏡下胆嚢摘出術
195
0.8
4.3
3.6%
61.7
 
K718-21
腹腔鏡下虫垂切除術虫垂周囲膿瘍を伴わないもの
111
0.4
3.3
0.9%
41.8
 
K719-3
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
85
1.7
9.3
7.1%
70.7
 
K634
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)
74
1.1
2.7
4.1%
67.2
 
K655-22
腹腔鏡下胃切除術悪性腫瘍手術
46
1.2
10.7
6.5%
67.2
 

当院外科では予定手術は原則として手術前日の入院としてきましたが、今年から一部の症例で手術当日の入院も開始しました。虫垂炎は手術が必要と判断した場合はその日のうちに手術を行い入院をできるだけ短くしています。また鼠径ヘルニアに対して、ほぼ全例を合併症や再発が少ないとされる腹腔鏡手術で行っています。

眼科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K2821ロ
水晶体再建術眼内レンズを挿入する場合その他のもの
287
1.0
3.1
0.0%
76.1
 

白内障手術を主におこなっています。
翼状片手術は、単独でおこなう場合と白内障手術時に同時におこなう場合があります。

形成外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K0301
四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹
25
1.0
3.5
0.0%
52.6
 
K333
鼻骨骨折整復固定術
16
1.0
3.0
0.0%
20.3
 
K427
頬骨骨折観血的整復術
13
1.4
3.6
7.7%
53.7
 
K0022
デブリードマン100平方センチメートル以上3,000平方センチメートル未満
11
3.6
16.9
9.1%
58.9
 
K0053
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)長径4センチメートル以上
10
10
3.5
10.0%
40.6
 

顔面骨折に対しては、受傷後1週間以内に整復を行うことが望まれます。当科では、鼻内から整復して顔に傷はつけません。軟部腫瘍とは、皮下組織の腫瘍です。当科では最小限の傷跡となるように小さな切開から抽出術を行っています。皮膚のできもの(腫瘍)や皮膚癌に対しても、出来る限り傷跡が目立たないように手術を行っています。

産婦人科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K877-2
腹腔鏡下腟式子宮全摘術
206
1.1
4.3
1.5%
48.5
 
K8882
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)腹腔鏡によるもの
151
1.0
4.2
0.0%
43.5
 
K867
子宮頸部(腟部)切除術
121
1.0
1.0
0.0%
44.0
 
K872-2
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術
74
1.0
4.0
0.0%
35.6
 
K863
腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術
35
1.1
4.0
0.0%
36.1
 

当院で、最も手術件数が多いのは、腹腔鏡下膣式子宮全摘出術206例で、次に良性の卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下手術(附属器腫瘍摘出術) 151例です。良性疾患に対する腹腔鏡下手術を多く行っていますが、悪性腫瘍でも腹腔鏡下手術を行う症例があります。子宮頚部切除術(円錐切除術)は、子宮頸がんの初期または前がん状態に対して診断と治療両方の目的で行っています。

耳鼻いんこう科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K3772
口蓋扁桃手術摘出
87
1.1
5.3
0.0%
20.8
 
K309
鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術
23
1.0
1.4
0.0%
9.4
 
K340-5
内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)
16
1.0
6.3
0.0%
59.0
 
K467
頸瘻、頸嚢摘出術
13
1.0
6.1
0.0%
40.2
 
K3932
喉頭腫瘍摘出術直達鏡によるもの
13
1.0
3.9
0.0%
67.4
 

 扁桃摘出術は、発熱やのどの痛みを繰り返す、いわゆる慢性扁桃炎について行われてきました。しかし、最近は、睡眠時無呼吸症候群や、IgA腎症などの病巣感染症の治療目的の手術が多くなっています。IgA腎症に対しては、内科と連携し、ステロイド治療の円滑な導入を図っています。
耳下腺をはじめとする唾液腺の他、頭頚部の良性、悪性腫瘍についても、可能な限り対応しております。

循環器内科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K5493
経皮的冠動脈ステント留置術その他のもの
182
1.1
2.7
2.2%
70.0
 
K5951
経皮的カテーテル心筋焼灼術心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの
151
1.0
2.7
1.3%
64.8
 
K5491
経皮的冠動脈ステント留置術急性心筋梗塞に対するもの
106
0.0
12.9
8.5%
69.2
 
K5492
経皮的冠動脈ステント留置術不安定狭心症に対するもの
94
0.2
6.7
5.3%
67.2
 
K616
四肢の血管拡張術・血栓除去術
80
0.9
4.0
15.0%
73.0
 

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の患者さんでは、適応があれば、冠動脈(心臓を栄養する血管)の狭窄、あるいは閉塞に対して経皮的冠動脈インターベーション(細くなった冠動脈をバルーンで広げたりする)による血行再建術を行っています。95%以上の患者さんにはステントと呼ばれる細長い金属の筒を冠動脈に挿入して良好な血流を再開するようにしています。安定した患者さんだけでなく、急性心筋梗塞や不安定狭心症などの緊急に治療が必要な患者さんも多いのが当院の特徴です。
心房細動などの頻脈性不整脈に対しては、カテーテルアブレーション(高周波アブレーション、冷凍アブレーション、内視鏡レーザーアブレーション)を行っております。閉塞性動脈硬化症の患者さんに対する血管内治療も増加しています。

小児科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K7151
腸重積症整復術非観血的なもの
27
0.0
1.5
0.0%
1.2
 

小児科で手術を行うことはありませんが、腸重積に対する整復は小児科医が行っています。腸重積は、整復をしない場合は命に関わる怖い病気です。小児科医による整復で腸重積を治せない場合には、小児外科の先生に依頼して、手術で外科的に整復しています。難治性の中耳炎に対して鼓膜切開術を、気道・呼吸の疾患に対して気管切開術を、それぞれ耳鼻科、小児外科の先生に依頼し、施行しています。

小児外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K634
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)
107
1.0
1.0
0.0%
4.6
 
K836
停留精巣固定術
22
1.0
1.1
0.0%
3.5
 
K6333
ヘルニア手術臍ヘルニア
-
-
-
-
-
 
K718-22
腹腔鏡下虫垂切除術虫垂周囲膿瘍を伴うもの
-
-
-
-
-
 
K666
幽門形成術(粘膜外幽門筋切開術を含む。)
-
-
-
-
-
 

鼠径ヘルニアは小さな傷で同時に両側を手術できる腹腔鏡での手術を行っていますが、希望があれば従来のそけい法での手術も行います。
停留精巣はエコーで経過をみることで、お子さんごとに適切な手術時期を決めています。
臍ヘルニアは基本的には低月齢のうちに圧迫治療を行いますが、1歳を過ぎてからの紹介の場合には手術を行っています。女児の卵巣腫瘍に対しては小児外科で腹腔鏡下の核出術を行っています。

消化器内科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K7211
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2センチメートル未満
335
0.0
1.2
0.3%
65.3
 
K688
内視鏡的胆道ステント留置術
233
1.5
12.0
12.9%
76.7
 
K6871
内視鏡的乳頭切開術乳頭括約筋切開のみのもの
104
2.0
6.4
10.6%
73.8
 
K7212
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2センチメートル以上
85
0.0
2.3
0.0%
63.4
 
K654
内視鏡的消化管止血術
72
0.7
8.0
8.3%
70.9
 

2cm未満の大腸ポリープは通常1泊2日入院で内視鏡的に切除しています。1cm以下でポリープの数が少なければ外来で切除することもあります。内視鏡的胆道ステント留置術は、胆管がんや総胆管結石などで胆管が閉塞したときに内視鏡を使って閉塞した胆管にステントと呼ばれる人工的な管を入れて胆汁が流れるようにする方法です。また、早期胃がんを内視鏡で切除する早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術を年間50例程度行っています。おなかを切らずに治療することができ、通常4泊5日の入院で治療しています。

心臓血管外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K616
四肢の血管拡張術・血栓除去術
106
0.9
1.8
17.9%
75.3
 
K5606
大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。)腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)
46
1.8
12.9
19.6%
71.7
 
K5551
弁置換術1弁のもの
27
2.0
21.0
51.9%
71.5
 
K617-4
下肢静脈瘤血管内焼灼術
21
0.7
1.0
0.0%
67.6
 
K6153
血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)その他のもの
21
1.0
1.3
4.8%
65.6
 

動脈瘤に関しては、急性大動脈解離も含めて多くの患者の手術を行っています。人工血管で置き換える手術やステントグラフトを挿入する手術を行っています。
四肢の動脈硬化性病変に対してはカテーテルによる治療を中心に行っています。
下肢の静脈瘤については、他院で治療できない病態の紹介患者さんが多く、血管内焼灼術を中心に治療しています。特に、うっ滞性皮膚潰瘍を併発している患者さんには、皮膚科、形成外科と共に創治療を並行して行っています。

脳神経内科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K178-4
経皮的脳血栓回収術
103
0.4
13.8
90.3%
79.3
 
K609-2
経皮的頸動脈ステント留置術
16
3.7
9.6
56.3%
73.7
 
K178-2
経皮的脳血管形成術
13
1.5
16.3
84.6%
69.1
 
K597-3
植込型心電図記録計移植術
-
-
-
-
-
 
K6151
血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)止血術
-
-
-
-
-
 

脳梗塞発症後の超急性期(発症後8時間以内)に閉塞血管の血栓をカテーテル治療で取り除き再開通させる治療(経皮的脳血栓回収術)が確立し、最新の治療ガイドラインでは一定の基準を満たす患者さんには積極的にこの治療を行うことが推奨されております。さらに、画像所見によっては、発症後24時間以内の症例まで適応が拡がりつつあります。われわれは適応のあるすべての患者さんにこの治療が施行できるように、病院をあげて24時間365日体制で取り組んでおります。従来の治療だけでは改善が見込めないような場合でもこの治療を施行することで、多くの患者さんが良好な経過をたどっております。Time is brain(時は脳なり)といわれるように、少しでも早い脳血流の回復が治療のポイントです。今後さらに早い再開通が得られるように院内連携システムの充実とさらなるスキルの向上に努めます。

2019年度の実績>ホームページ診療科・部門案内>診療科>脳神経内科実績

整形外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K0461
骨折観血的手術肩甲骨、上腕、大腿
141
2.5
10.7
75.9%
71.2
 
K0462
骨折観血的手術前腕、下腿、手舟状骨
81
2.4
7.1
30.9%
59.3
 
K0483
骨内異物(挿入物を含む。)除去術前腕、下腿
69
1.0
2.0
0.0%
47.3
 
K0821
人工関節置換術肩、股、膝
48
1.1
19.2
68.8%
76.8
 
K0811
人工骨頭挿入術肩、股
43
3.9
11.4
100.0%
83.7
 

大腿骨骨折の場合には、その骨折型により早期から体重が十分にかけられない場合もあり、多くの方はお住まいの近くのリハビリ病院に転院して頂き、継続して治療を行って頂いております。
前腕付近の骨折の場合、多くは術後数日で自宅退院できますが、両手や複数部位の骨折がある場合には転院をお願いすることがあります。
人工膝関節置換術を行った場合、術後数日から1週間で歩行器歩行を行い、杖歩行が十分可能になれば退院となります。ただし、術前より著しく膝周囲の筋力低下があったり、膝関節の動きが固い場合には、リハビリ病院に転院して、引き続き筋力増強訓練や関節可動域訓練を行って頂いております。

内科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K610
内シャント又は外シャント設置術
35
13.8
21.3
20.0%
62.1
 
K783-2
経尿道的尿管ステント留置術
23
0.7
13.0
34.8%
75.1
 
K386
気管切開術
10
19.9
42.4
70.0%
74.0
 
K6147
血管移植術、バイパス移植術その他の動脈
-
-
-
-
-
 
K635-3
連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術
-
-
-
-
-
 

内科の患者さんで尿管ステント留置術が行われるのは、一般に尿管結石で尿の流れが悪いところに細菌の感染症を合併する結石性腎盂腎炎によるものです。通常の腎盂腎炎よりはるかに重篤になりやすく、速やかに尿の流れをよくする治療が必要となります。このために、尿管にステントをいれ、結石で閉塞されている尿の流れを改善する目的で行われます。当院では泌尿器科との連携の下、速やかに必要な方に緊急での処置を行うことで、よりよい治療成績を目指しております。内科の患者さんで気管切開がなされるのは、肺炎や敗血症などで呼吸状態が悪いために気管内挿管を行った上で人工呼吸器管理を行っている方が大部分となります。現在、気管内挿管を行った上での人工呼吸器管理は14日以上にわたって行うと、肺炎などの合併症が増加することが知られております。このため、人工呼吸器管理が長期に必要な方に関しては1週間をめどに外科・救急科と協力し気管切開を行い、より安全な人工呼吸器管理ができるように努力しております。全身状態が極めて悪い方が多くなりますので、リハビリや長期療養を要し、転院される方が多くなります。地域連携で転院を行い、患者さんの医療必要性に見合った医療が適切に受けられるように努力しております。

乳腺内分泌外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K4762
乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
50
1.0
3.6
0.0%
64.3
 
K4631
甲状腺悪性腫瘍手術 切除
24
1.0
3.8
0.0%
54.8
 
K4764
乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))
18
1.0
5.4
0.0%
63.6
 
K4763
乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
11
1.0
5.0
0.0%
64.8
 
K4765
乳腺悪性腫瘍手術乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの
10
1.0
6.5
10.0%
62.1
 

女性に多い悪性腫瘍である乳がんを専門領域としています。
当院でも乳がん症例が増加しています。
温存術を第一に考えますが、全摘が必要な症例では、同時乳房再建症例も徐々に増えています。

脳神経外科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K164-2
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
96
0.3
6.8
37.5%
79.2
 
K1771
脳動脈瘤頸部クリッピング1箇所
57
0.9
24.5
59.7%
62.3
 
K164-5
内視鏡下脳内血腫除去術
27
0.6
28.3
92.6%
70.6
 
K1742
水頭症手術シャント手術
20
2.5
13.5
65.0%
75.5
 
K6092
動脈血栓内膜摘出術内頸動脈
18
4.9
13.5
22.2%
73.7
 

慢性硬膜下血腫に対し、ADL改善目的で早期手術を行っています。
くも膜下出血患者に対して最先端の顕微鏡手術や血管内治療を行っています。
脳内出血患者に対して、救命及び機能改善目的で積極的に手術を行っています。

泌尿器科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K8036イ
膀胱悪性腫瘍手術経尿道的手術電解質溶液利用のもの
68
1.4
5.2
4.4%
71.9
 
K8036ロ
膀胱悪性腫瘍手術経尿道的手術その他のもの
22
2.8
3.1
4.6%
74.1
 
K773-2
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術
21
1.1
7.9
4.8%
68.4
 
K773
腎(尿管)悪性腫瘍手術
15
15
8.7
0.0%
64.5
 
K797
膀胱内凝血除去術
-
-
-
-
-
 

高齢化に伴い泌尿器科癌の症例が増えてきており、最も多い膀胱腫瘍に対してはまずは低侵襲な経尿道的手術でできるだけ対応し、表在性の場合は膀胱内注入など再発予防に努めています。腎腫瘍、上部尿路腫瘍に対しては積極的に鏡視下手術を取り入れて低侵襲手術を行っています。

皮膚科

Kコード
名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
K0022
デブリードマン100平方センチメートル以上3,000平方センチメートル未満
-
-
-
-
-
 
K0072
皮膚悪性腫瘍切除術単純切除
-
-
-
-
-
 
K0063
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)長径6センチメートル以上12センチメートル未満
-
-
-
-
-
 
K0051
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)長径2センチメートル未満
-
-
-
-
-
 
K753
毛巣嚢、毛巣瘻、毛巣洞手術
-
-
-
-
-
 

全身麻酔下での腫瘍切除(良性・悪性)と広範囲熱傷に対する植皮術が中心となっています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC
傷病名
入院契機
症例数
発生率
130100
播種性血管内凝固症候群
同一
-
-
異なる
-
-
180010
敗血症
同一
111
0.68%
異なる
44
0.27%
180035
その他の真菌感染症
同一
-
-
異なる
-
-
180040
手術・処置等の合併症
同一
124
0.76%
異なる
5
0.03%

 DICは血管の中で微小な血栓(血の塊)ができることで、血液の固まる機能が低下している状態です。全身の状態の悪化に伴う、いわゆる多臓器不全の一つとして合併することが多い状態です。DICの治療はその原因となった病気であったり、全身状態の管理が最も重要な治療となることが現在のエビデンス(調査研究により導かれた根拠)では示されており、確立されたエビデンスに基づく治療を行うとDICが最も医療資源を投入した病名となることは比較的少なくなります。 敗血症とは、感染症に伴い炎症が全身に影響を与えて臓器の機能が障害された状態を指します。肺炎や腎盂腎炎など、一つの臓器の感染症から敗血症になると、多臓器不全となって回復が難しい状態となり、全身の管理が必要となります。このため、重症の感染症の治療では、最も資源を投入した病名が敗血症となる割合が増えることとなります。
また、感染症で抗菌薬などを投与しても、状態の改善を図ることができるのは通常48時間以上たってからであり、その間に臓器の障害が進行し敗血症に進行することが知られています。このため、入院の契機になった病名が肺炎などのある臓器の感染症であっても、病態の進行のために医療資源を投入した病名が敗血症となることがしばしば起こります。

手術・処置等の合併症は
手術後の感染症など、手術に関する合併症が83件
シャントトラブルなど、透析や血管に関するものが24件
アレルギー反応など、薬剤や予防接種の副作用によるものが17件となっています。

臨床指標

1日平均外来患者数・入院患者数

1日当たり平均して何人の患者さんが外来を受診されたか、また入院されたかを表す数値です。

≪指標≫一日平均外来患者数・入院患者数

算出方法

1日平均外来患者数=外来患者のべ数÷診療実日数

救急外来受診者数及び救急車等搬入件数

救急患者のたらいまわしが社会問題になっています。当院では救急医療に積極的に取り組んでおり、「絶対に断らない」という病院全体の強いスローガンを掲げ、マンパワーの充実、ハードの充実、効率の良い病床運用を行っております。

≪指標≫救急外来受診者数

≪指標≫救急車等搬入件数

算出方法

救急外来受診者数=救急外来受診患者のべ数
救急車等搬入件数=救急車等(救急車+病院者+ドクターカー+ドクターヘリ)搬入件数

平均在院日数

平均在院日数は、入院された患者さんが平均して何日間で退院できたかを表します。
在院日数は、正確な診断、治療方法を選択する能力、低侵襲の手術や治療、合併症の防止、効果的なリハビリ支援、地域医療連携など病院の総合的な能力に左右されます。平均在院日数が短いということは、効率的な医療が行われていると言うこともできます。また、入院期間が短いほど患者さんの経済的負担も少なくなります。

≪指標≫平均在院日数

算出方法

入院患者のべ数÷((新入院患者数+退院患者数)÷2)
※入院患者のべ数は退院日を含まない

地域医療支援病院紹介率・逆紹介率

現在の医療システムでは、個別の病院で医療を完結することは不可能な時代となりました。
そこで、地域内で完結した医療を提供する必要があり、それぞれの医療機関が適切な役割分担と連携を図っていくことが大切です。 地域医療支援病院とは、かかりつけ医を支援し、専門外来や入院、救急医療など地域医療の中核を担う体制を整えた病院のことをいいます。
紹介率・逆紹介率は、地域医療支援病院として、地域の病院・診療所との連携をどのくらい密に図っているかを測る指標となります。

地域医療支援病院紹介率・逆紹介率

算出方法

地域医療支援病院紹介率
紹介患者数÷初診患者数×100(初診患者からは、救急搬送患者および休日・夜間の救急患者を除く。)

地域医療支援病院逆紹介率
逆紹介患者数÷初診患者数×100(初診患者からは、救急搬送患者および休日・夜間の救急患者を除く。)

逆紹介患者数の推移

逆紹介とは当院から地域の医療機関の方々へ治療をお願いすることです。
当院では日頃より地域の医療機関との連携を図っており、症状が落ち着いた患者さんは地域の医療機関へ紹介いたしております。それぞれの医療機関と連携することでその機能を十分に発揮しつつ、一人の患者さんを地域全体で継続的かつ効果的に診療・治療することができると考えます。

≪指標≫逆紹介患者数の推移

算出方法

逆紹介患者数 = 診療情報提供料算定数(他の医療機関へ向けて紹介状を書いた数)

患者満足度

当院では定期的に患者満足度調査を行っています。
入院部門の満足度は概ね高い評価を頂いておりますが、外来部門では待ち時間に関する項目の満足度が著しく低いため、この分野の改善に取り組んでいく必要があります。調査の結果を基に、当院を受診される方々に少しでも納得できる診療・サービスを受けていただけるよう、日々の業務を見直し改善に努めていきます。

≪指標≫外来患者満足度

≪指標≫入院患者満足度

算出方法

救急外来受診者数および救急車等搬入件数

外来患者満足度

分子
「満足している」
「やや満足している」
と回答した外来患者
×100
分母
アンケート回答人数(外来)

※アンケート有効回答件数
【2015年度】 629件
【2016年度】 619件
【2017年度】 616件
【2018年度】 593件
【2019年度】 619件

入院患者満足度

分子
「満足している」
「やや満足している」
と回答した外来患者
×100
分母
アンケート回答人数(入院)

※アンケート有効回答件数
【2015年度】 271件
【2016年度】 278件
【2017年度】 289件
【2018年度】 344件
【2019年度】 332件

再入院率

一旦、退院された患者さんの中で、退院後30日以内に再入院になった方の割合を示す指標です。
入院管理・退院指示が適切であったかを再評価する指標となります。
高齢の方、合併症の多い重症な方の入院が増加していますが、再入院率を低くできるように入院管理の質の向上に努めております。

≪指標≫再入院率(退院後30日以内)

算出方法

外来患者満足度

分子
「満足している」
「やや満足している」
と回答した外来患者
×100
分母
アンケート回答人数(外来)

※対象:医科保険請求対象症例

※(分子):前回入院、今回入院の入院中の主な診療目的が「その他の加療」である。
今回入院の契機となった疾患コード(MDC6)が、前回入院の疾患コード(MDC6)と一致する患者数

術後在院日数の変化

外科手術の在院日数は、手術による体への負担・術後合併症などにより影響を受けます。
在院日数の短縮傾向は、体への負担が少なく、より安全な手術を行っていることを意味します。当院では、腹腔鏡手術症例の増加により術後在院日数は短縮傾向にあります。
在院日数を短縮することで、早期の社会復帰が可能となります。こうした取り組みは入院ベッドの有効的活用につながり、入院受け入れがスムーズとなり、社会に貢献できるものと考えます。当院では最新の技術を積極的に取り込み、在院日数の短縮に努めております。

≪指標≫胃がん手術:平均術後在院日数

≪指標≫大腸がん手術:平均術後在院日数

算出方法

胃がん手術:平均術後在院日数

分子
胃がん手術患者術後在院のべ日数
×100
分母
胃がん手術実施件数

※対象: 医科保険請求対象症例
※術後在院日数: 術日翌日から退院日まで

参考値
【2014年度】 年間症例数:81件
 (開腹手術:55件 腹腔鏡手術:26件)
【2015年度】 年間症例数:80件
 (開腹手術:52件 腹腔鏡手術:28件)
【2016年度】 年間症例数:82件
 (開腹手術:54件 腹腔鏡手術:28件)
【2017年度】 年間症例数:76件
 (開腹手術:44件 腹腔鏡手術:32件)
【2018年度】 年間症例数:68件
 (開腹手術:35件 腹腔鏡手術:33件)
【2019年度】 年間症例数:161件
 (開腹手術:54件 腹腔鏡手術:107件)

大腸がん手術:平均術後在院日数

分子
大腸がん手術患者術後在院のべ日数
×100
分母
大腸がん手術実施件数

※対象: 医科保険請求対象症例
※術後在院日数: 術日翌日から退院日まで

参考値
【2014年度】 年間症例数:165件
 (開腹手術:54件 腹腔鏡手術:111件)
【2015年度】 年間症例数:199件
 (開腹手術:58件 腹腔鏡手術:141件)
【2016年度】 年間症例数:180件
 (開腹手術:27件 腹腔鏡手術:153件)
【2017年度】 年間症例数:164件
 (開腹手術:41件 腹腔鏡手術:123件)
【2018年度】 年間症例数:178件
 (開腹手術:46件 腹腔鏡手術:132件)
【2019年度】 年間症例数:144件
 (開腹手術:37件 腹腔鏡手術:107件)

入院患者の転倒転落発生率

高齢の患者さんの入院増加により、転倒転落の発生が増加する傾向にあります。転倒転落による損傷により、入院期間の延長や合併症が生じます。
転倒転落発生を防止するためになぜその事象が起こったか、どのような対策を立てると未然に防止できるのか、日々検討・改善に努めています。

≪指標≫入院患者の転倒転落発生率

≪指標≫転倒転落に占めるリスクレベル3b以上有害事象発生率

算出方法

入院患者の転倒転落発生率

分子
転倒転落件数
×100
分母
入院患者延数

※MRM報告書のうち転倒転落件数

転倒転落に占めるリスクレベル3b以上有害事象発生率

分子
転倒転落のうち有害事象件数
×100
分母
転倒転落件数

※有害事象=転倒転落のうち、リスクレベル3b以上のもの

レベル3b:
転倒・転落により、必要でなかった濃厚な治療や処置が必要となった。(例:切傷があり縫合処置を行った。手術となった。)
レベル4:
転倒・転落により、生命に影響を及ぼす後遺症が残った、および後遺症の残る可能性が生じた
レベル5:
転倒・転落による損傷の結果、患者が死亡した

褥瘡推定発生率

褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。

褥瘡推定発生率は、入院中に新たに褥瘡が発生した患者さんの割合を表す数値です。
当院では、全床に褥瘡予防具である体圧分散マットレスを使用し、また、認定看護師が褥瘡発生リスクのある患者さんに早期介入を行い褥瘡発生予防に努めています。
褥瘡を保有する患者さんに対しては、医師・看護師・栄養士・薬剤師・理学療法士等の多職種で構成される褥瘡対策チームで褥瘡管理に取り組んでいます。

≪指標≫褥瘡推定発生率

算出方法

分子
調査日に褥瘡を保有する患者数(入院時既に褥瘡保有が記録されていた患者除く)
×100
分母
調査日の入院患者数(調査日新規入院除く)

薬剤管理指導実施率

薬剤管理指導とは、薬剤師が、入院中の患者さんまたはそのご家族に対して、直接服薬指導、服薬支援その他の薬学的管理指導を行うことを言います。
薬剤管理指導を行うことにより、
1)入院患者さんに対する最適な薬物療法の実施による有効性・安全性の向上
2)疾病の治癒・改善、精神的安定を含めた患者さんのQOL(生活の質)の向上
3)医薬品の適正使用の推進による治療効果の向上と副作用防止による患者利益への貢献
4)病棟における薬剤に関するインシデント・アクシデントの減少
5)薬剤師の専門性を活かしたチーム医療の推進
等の影響が期待されます。

日本病院薬剤師会 薬剤師の病棟業務の進め方より一部引用

≪指標≫薬剤管理指導実施率

算出方法

分子
入院中に薬剤管理指導を行った患者数
×100
分母
退院患者数