熊本赤十字病院

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Specialized outpatient

新たに4名の「血液透析看護院内認定看護師」が誕生

当院では安全で質の高い看護の提供をめざし、平成29年から「院内認定看護師制度」を導入しています。

院内認定看護師制度は、日本看護協会の認定を受けた認定看護師たちが、キャリアアップを目指す看護師に対し、それぞれの認定領域に関する院内研修を開催して、「せん妄ケア」や「リンパ浮腫ケア」などの特定の分野において熟練した知識と看護技術を身につけ、実際の臨床現場で看護師たちの実践モデルとして活動する制度です。

透析患者数は年々増加しています。当院での透析導入患者数は130名を超えており、病院全体での腎代替療法の知識と技術の向上が求められています。当院は、腎不全治療の3つの療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)すべてを行うことができる施設であり、現在熊本県で4名しかいない透析看護認定看護師のうち2名が在籍しています。そこで、腎センタースタッフと共に血液透析導入期の指導やアクセス管理を行うために、高い知識や技術を身につけることが求められていることを受けて、「血液透析看護院内認定看護師」が設立されました。

今回、「血液透析看護院内認定看護師」として4名の看護師が認定を受け、3月2日に行われた認定授与式では「血液透析看護の質向上に向けて、まずは病棟で自身の役割を発揮していきたい」と抱負を語りました。