熊本赤十字病院

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Medical topics

カプセル内視鏡検査システム

小腸内の病変については、従来の胃や大腸の内視鏡では届かないため検査を行うことが困難でしたが、日本では平成19年に原因不明の消化管出血(OGIB)に対しての保険診療下での検査実施が認められ、平成24年7月に小腸疾患に保険適用が拡大されました。
当院でも平成24年2月から内視鏡カプセルPillCam®SB2を導入し、小腸疾患に対する精密検査を実施しています。
そして平成28年12月にカプセル内視鏡システムを更新し、PillCam®SB3 を導入しました。システム更新に伴い、画質や診断効率が改善されました。消化管の腫瘍や潰瘍性病変、出血性病変に対して、カプセル内視鏡検査などで早期に発見し、病変を認めた場合は外科と協力しながら内視鏡治療や腹腔鏡で切除できる体制を整備しています。