熊本赤十字病院

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多発性筋炎/皮膚筋炎患者を抗体価別にみた嚥下障害の後方視的検討

  • 承認日 | 2019.08.22
受付番号
367-2
研究課題名
多発性筋炎/皮膚筋炎患者を抗体価別にみた嚥下障害の後方視的検討
当院研究責任者
リハビリテーション科 言語聴覚士 蓑田 健太
研究分担診療科
リハビリテーション科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2019年8月22日~2021年3月31日
研究目的と意義
多発性筋炎や皮膚筋炎は主として四肢近位筋や頚部屈曲筋、咽頭筋の対称性筋力低下をきたす慢性炎症性疾患である。臨床上、嚥下障害や構音障害を合併することがある。しかし、多発性筋炎/皮膚筋炎における嚥下障害の合併例は先行研究などを顧みても、12~60%と非常に幅が広く、嚥下障害の要因も様々である。今回の研究では、多発性筋炎/皮膚筋炎における全体像の把握と、嚥下障害に関連する項目を調査し、多発性筋炎/皮膚筋炎による嚥下障害の増悪因子を明らかにする。
研究方法
●対象
2016年4月~2020年3月に多発性筋炎/皮膚筋炎の診断で入院した方のうち、言語聴覚士が介入した患者
●利用するカルテ情報
患者データ(年齢、性別、身長・体重、多発性筋炎/皮膚筋炎の抗体価、血液データ、食事内容・摂取量等)、嚥下造影検査結果、カルテ記録
●方法
診療録から抽出し、統計学的解析を行う。
●他機関へ提供する方法
提供なし