乳腺内分泌外科Breast & Endocrine Surgery
乳がんを初めとした乳腺疾患の診断、薬物治療、手術と甲状腺疾患の外科手術を専門的に行います。日本人女性の11人に1人が乳がんになるといわれており、がん罹患率では女性の第1位です。乳がん診療は正確な診断と精巧な手術とともに、転移・再発を防ぐための適切な追加治療の選択が重要です。
その進歩は日進月歩で、より専門的知識と技術が必要とされる分野です。形成外科、腫瘍内科、放射線治療医、精神腫瘍医、外科医の協力のもと、乳がん専門看護師・リンパドレナージセラピスト・薬剤師・放射線技師・事務職・管理栄養士、理学療法士・臨床心理士からなるチーム医療で、世界基準のガイドラインに沿った標準治療を誠実に行います。
日本赤十字社熊本健康管理センターのほか多くの検診施設と連携を行い、検診後精密検査機関・専門的治療機関として業務を行います。このため、医療施設より紹介状のない、かつ症状のない検診目的での受診はお断りし、検診施設受診をお願いしています。
![](https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/wp-content/themes/gamma/assets/img/sub/clinical-department/lactealgland/img_lactealgland001.jpg)
主な疾患・治療法
![](https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/wp-content/themes/gamma/assets/img/sub/clinical-department/inner/icon_pub01.png)
![](https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/wp-content/themes/gamma/assets/img/sub/clinical-department/inner/icont_text01.png)
01乳がん
乳がんをはじめとした乳腺疾患 転移、再発乳がん
検査
マンモグラフィー、超音波、微細石灰化病変に対するマンモトーム生検装置を常設。
治療
手術では、標準手術を基本として、センチネルリンパ節生検を積極的に行っています。より正確な診断精度を得るため、CK19 mRNAの遺伝子増幅で転移診断を行うOSNA法を導入しています。また、形成外科医との連携による乳房再建を行うことができます。薬物治療では、腫瘍内科医と協力し、乳がん専門医が責任を持って抗がん剤治療、ホルモン療法を行っています。放射線治療医が常勤し、放射線治療も自施設で可能です。熊本赤十字病院は、すべての治療を独自で行うことができる数少ない医療施設です。
02甲状腺・副甲状腺疾患
外科治療(手術等)を必要とする疾患が対象です。原則、他の医療施設からの紹介状がない方の受診をお断りしています。甲状腺で明らかな症状のある方はかかりつけ医にご相談をお願いします。
実績
![](https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/wp-content/uploads/24f33fd94ccfe5db0c51b2a013274860.jpg)
![](https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/wp-content/uploads/a2a8a93ce5cf16bc1f0a2b2d6c9a6b08.jpg)