熊本赤十字病院

新型コロナウイルスに関するお知らせ

Psycho Oncology

がんの治療に取り組む患者さんやご家族は、身体の苦しみだけでなく心の苦しみや社会的な困難さも多く抱えています。また、がんで大切な方を亡くされたご遺族も、がんを克服された方さえも、多くの負担を抱えながら生活をされていることが多くあります。そのような方々を精神医学的な立場からサポートし、自分らしくがん治療に取り組めるよう、また、自分らしい生活を取り戻せるようお手伝いします。

主な疾患・治療法

01せん妄・心理反応・適応障害・うつ病・睡眠障害
がん治療中には身体への負担や抗がん治療の影響により、せん妄や睡眠障害を合併することがあります。その様な方々が滞りなく治療を行っていけるよう、主治医や看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどと連携を取りながら、原因対策や症状緩和を行いつつ、がん治療における支持療法の役割も担っています。また、多くの患者さんやご家族は、がんの発覚や再発などにより大変つらい思いをされ、当然の心理として精神的な不調を経験されます(正常心理反応)。そういった困難な中でも多くの方々は少しずつ気持ちを整理し、現状を受け入れ、治療に取り組むといった過程を経ながら精神的な不調から回復していきます。しかし、中にはその過程でなかなか精神的な不調から回復できない方(適応障害、うつ病)もいます。そういった方々に対しても精神腫瘍医、公認心理師(2名在籍)が連携を取り、カウンセリング、薬物療法などを行いながら支援しています。