熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

当院におけるロボット支援下胃切除術の短期成績

  • 承認日 | 2024.01.18
受付番号
598
研究課題名
当院におけるロボット支援下胃切除術の短期成績
当院研究責任者
第一外科 副部長 岩﨑 寛智
研究分担診療科
第一外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年1月18日~2025年12月31日
研究目的と意義
2020年より当院にてロボット支援下の胃切除術を導入した。その後、腹腔鏡手術との比較において、ロボット支援下手術の短期成績および長期成績の優越性も報告されるようになってきた。しかし、それらのデータは一部のエキスパートが実施した成績であり、市中病院でのロボット支援下手術の安全性については、報告が少ない。今回、当院にて行っているロボット支援下胃切除術の工夫を提示し、その手技の治療成績や、ロボット支援下胃切除術導入初期の安全性について検討する。
研究方法
●対象となる患者
2020年11月1日から2023年12月31日までに当院においてロボット支援下胃切除術を実施した胃癌患者の全症例
●方法
上記当該患者のカルテデータをベースに、後方視的に検討する
●利用するカルテ情報
年齢、性別、身長、体重、BMI、ASA-PS、併存疾患、開腹手術歴、腫瘍因子、術前治療の有無、手術方法、郭清範囲、再建方法、腫瘍径、郭清リンパ節個数、手術時間、出血量、輸血の有無、合併症、入院期間、病理学的診断、術後補助化学療法の有無、Overall survival, Disease specific survival、検査値(WBC, CRP, Hb, Hct, Plt, TP, Alb, AST, ALT, BUN, Cre, CEA, CA19-9 )、画像データ(内視鏡画像、Xp、CT、MRI、エコー)
●他機関へ提供する方法
該当なし