熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

ABCDEF BundleのFの分析からみる当院集中治療病棟における家族対応の実態

  • 承認日 | 2024.02.26
受付番号
606
研究課題名
ABCDEF BundleのFの分析からみる当院集中治療病棟における家族対応の実態
当院研究責任者
集中治療病棟・看護係長・急性/重症患者看護専門看護師  井野朋美
研究分担診療科
看護部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年2月26日~2024年6月23日
研究目的と意義
本研究の目的は、当院ICUにおける家族対応の実態を明らかにすることである。2019年度に導入したICU Liberation Bundle(Bundle)の評価を目的とした先行調査では、カンファレンス記録から家族に関するFの要素の記載が最も少ないことが明らかとなった。本研究の実施により、Bundle実施の精度が上がり、重症患者とその家族への介入が充実し、質や安全性および患者の不安や不穏等の減少にプラスに働くことに期待する。
研究方法
●対象となる患者
2020年4月から2023年3月にICUに入室した患者でBundleに関するカンファレンス記録がある者を対象とする。対象期間であってもBundleに関する記録がないものは除く。

●方法
後ろ向きにカンファレンス記録を振り返る。Bundle F(以下、F)に関して記載内容を抽出する。予定された対象数は、先行調査で抽出されたBundleに基づき記載されたカンファレンス記録131件を確認する予定である。

●利用するカルテ情報
対象期間に実施されたBundleに関するカンファレンス記録の中のF:家族の関与と家族支援の項目に記載されている内容

●他機関へ提供する方法
該当なし