熊本赤十字病院

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RAPID softwareを用いたTime-to-peak解析によるくも膜下出血後脳血管攣縮期の脳灌流評価と遅発性脳虚血の予測

  • 承認日 | 2024.03.25
受付番号
605
研究課題名
RAPID softwareを用いたTime-to-peak解析によるくも膜下出血後脳血管攣縮期の脳灌流評価と遅発性脳虚血の予測
当院研究責任者
脳神経外科 部長 戸高健臣
研究分担診療科
脳神経外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年3月25日(倫理審査承認日)~2025年12月31日
研究目的と意義
くも膜下出血発症後3-18日目に、遅発性脳虚血を生じることが知られている。その約半数が脳血管攣縮によって生じるとされているが、脳血管攣縮が生じた患者が必ずしも遅発性脳虚血を生じるわけではなく、遅発性脳虚血の発生の予測については様々な報告があるが一定のコンセンサスが得られたバイオマーカーは未だない。血管内治療領域で近年注目されている灌流CTを用いたRAPID softwareによるTime-to-peak解析を用いて、Time-to-peak解析によるくも膜下出血後脳血管攣縮期における遅発性脳虚血の予測因子の検索並びに予測能力を検討する。
研究方法
●対象となる患者
2021年5月12日~2023年5月11日の2年間に当院において血管内治療または開頭術を実施した全てのくも膜下出血患者
<除外基準>以下のいずれかに該当する場合は除外する。
治療に母血管閉塞を実施した症例、WFNS Grade Ⅴの症例、二次性の動脈瘤破裂によるくも膜下出血症例(感染性動脈瘤、もやもや病に伴う動脈瘤、AVMに伴う動脈瘤等)、何らかの事由で必要な画像データ取得困難であった症例、研究参加拒否の申し出があった症例

●方法
上記の条件にあてはまる患者を研究対象者として登録し、発症後医療機関初回受診時(他院受診を含む)から手術後6ヶ月までの下記の診療情報を診療録より取得する。これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としない。

●利用するカルテ情報
①臨床所見(年齢、性別、病歴、神経学的所見)
②画像データ (RAPID解析値を含むCTデータ、MRIデータ)
③治療(手術方法・投与薬剤)
④その他(画像検査実施日)

●他機関へ提供する方法
提供目的:統計解析実施のため
提供先:亀田総合病院 脳血管内治療科 坪木辰平 医師
提供する情報の項目:匿名化したうえで作成した①~④のデータ
提供方法:データが特定の個人を直ちに識別することができない状態であることを確認した後にメールにて提供を行う。