熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

トレッドミル運動負荷心電図検査と冠動脈病変の関連性の検討

  • 承認日 | 2024.5.31
受付番号
615
研究課題名
トレッドミル運動負荷心電図検査と冠動脈病変の関連性の検討
当院研究責任者
笹本 舞桜
研究分担診療科
検査部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年5月31日~2024年11月30日
研究目的と意義
冠動脈疾患の存在診断の1つとして運動負荷心電図検査があります。ドレッドミル運動負荷心電図検査にて心電図変化を認めた患者さんが冠動脈造影検査においてどの程度の有意狭窄を有するかを調査し、トレッドミル運動負荷心電図検査と冠動脈病変との関連性について検討することを目的としています。
研究方法
●対象となる方
2023年1月~2023年12月の期間に当院で実施したトレッドミル運動負荷心電図検査にて、心電図変化(ST下降)を認め、冠動脈造影検査においても有意狭窄を認めた患者さんを対象とします。
ただし、冠動脈の有意狭窄との関連性を調査するため、以下のいずれか1つに該当した方は研究対象者から除きます。
・トレッドミル運動負荷心電図検査にて心電図変化(ST下降)を認めなかった方
・トレッドミル運動負荷心電図検査にて心電図変化(ST下降)を認めたが、冠動脈造影検査にて有意狭窄を認めなかった方

●方法
上記条件にあてはまる患者を研究対象者として登録し、電子カルテより年齢、性別、既往歴、トレッドミル運動負荷心電図検査所見、冠動脈造影検査所見を抽出します。
トレッドミル運動負荷心電図検査にて0.2mV以上のST下降を認めた群と0.2mV未満のST下降の群の2つのグループに分けて比較検討します。

●利用するカルテ情報
年齢、性別、既往歴、トレッドミル運動負荷心電図検査所見、冠動脈造影検査所見を利用します。

●他機関へ提供する方法
他機関への提供はありません。