熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

病棟併設型心臓リハビリテーション室設立の効果について

  • 承認日 | 2024.11.26
受付番号
651
研究課題名
病棟併設型心臓リハビリテーション室設立の効果について
当院研究責任者
宮川 誉浩
研究分担診療科
リハビリテーション科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2024年11月26日~2025年7月31日
研究目的と意義
2022年に6階病棟に併設した形で心大血管リハビリテーション室が設立されました。脳神経外科・脳卒中科病棟内にリハビリテーションを設置したことにより病棟でのより専門的なリハビリテーション治療の提供が可能になったと報告されています。しかし、病棟併設型の心臓リハビリテーション室設置による効果については本邦では報告されていません。今回、設立前後でリハビリ総実施単位数や在院日数、自宅退院率などを比較し検討します。
研究方法
●対象となる方
2021年10月から2023年12月に当院で心臓リハビリテーションを受けられた方を対象とします。
ただし、経過中にお亡くなりになられた方や脳卒中を発症され脳卒中リハに変更となった方は除外となります。
また、2022年11月~12月は新型コロナの流行に伴い6階西病棟が閉鎖となり心大血管リハビリテーション室の使用も中止となったためその期間は対象外とします。

●方法
上記の条件にあてはまる患者さんを研究対象者として登録し、2021年10月から2023年12月までの下記の診療情報を診療録より取得します。これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。

●利用するカルテ情報
1 臨床所見(年齢、性別、身長、体重、病歴)
2 医学的情報(疾患、運動機能、入院前/介入初期/退院時のADL状況、心機能)
3 入院関連情報(在院日数、リハビリ開始までの日数、リハビリ室でのリハビリへの移行日数、リハビリ実施日数、リハビリ総実施単位、転帰、再入院の有無)

●他機関へ提供する方法
提供することはありません。