熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

大量輸血プロトコル(MTP)における輸血部門の臨床支援

  • 承認日 | 2025.1.31
受付番号
669
研究課題名
大量輸血プロトコル(MTP)における輸血部門の臨床支援
当院研究責任者
吉田 雅弥
研究分担診療科
検査部、外傷外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2025年1月31日~2026年3月31日
研究目的と意義
当院では大量輸血プロトコル(MTP)で対応する症例が年間で約50件あります。MTPは早期の輸血開始及び継続的な輸血投与が重要ですが、現場の状況によって輸血開始遅延が発生することがあります。このような事態を減少させるため、輸血専門の臨床検査技師が救命救急センターに輸血製剤を配置し、MTP発動時は臨床支援を行うこととしました。その効果を検証し、MTPにおける臨床支援が有用であると示すことを目的としています。
研究方法
●対象となる方
2023年8月~2024年7月に当院の救命救急センターに外傷で搬入され、血液型確定前に緊急輸血を実施した患者さん

●方法
上記条件にあてはまる患者を研究対象者として登録し、電子カルテの診療録から輸血実施の有無、搬入時刻、輸血開始時刻を抽出します。

●利用するカルテ情報
輸血実施の有無、搬入時刻、輸血開始時刻

●他機関へ提供する方法
他施設への提供はありません。