熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

抗菌薬局所持続灌流療法施行患者における血中ゲンタマイシン濃度上昇と腎障害発現に影響を及ぼす因子の検討

  • 承認日 | 2025.8.12
受付番号
715
研究課題名
抗菌薬局所持続灌流療法施行患者における血中ゲンタマイシン濃度上昇と腎障害発現に影響を及ぼす因子の検討
当院研究責任者
後藤 彩日
研究分担診療科
薬剤部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2025年8月12日~2025年9月30日
研究目的と意義
近年、局所に高濃度の抗菌薬を持続投与し、陰圧を用いて病巣部に抗菌薬を誘導、ドレナージすることで骨軟部感染症の鎮静化を図る抗菌薬局所持続灌流療法(以下CLAP)の有用性が報告されています。一般的に、CLAPにおいてゲンタマイシン(以下GM)は、1経路あたり1200μg/mLの濃度で2mL/hで投与開始されます。CLAP施行中の血中GM濃度はトラフ値1.0μg/mL未満が推奨されており、2.0μg/mL以上で中止が考慮されます。しかし、腎機能や投与量、投与方法等の因子が血中GM濃度の変動や副作用発現に与える影響についての報告は少ないです。そこで本研究では、CLAP施行患者における血中GM濃度および腎障害発現と各因子の関連性を評価します。
研究方法
●対象となる方
2020年4月~2025年3月に熊本赤十字病院においてCLAPを施行した患者さん

【除外基準】
GM投与日数5日未満または血中GM濃度未測定の患者さん

●方法
上記条件にあてはまる患者さんを研究対象とし、下記の診療情報をカルテから取得します。これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。

●利用するカルテ情報
患者背景(年齢、性別、体重、基礎疾患)、生化学検査(血清クレアチニン値、Ccr、eGFR)、細菌学的検査、血中GM濃度、併用抗菌薬

●他機関へ提供する方法
他機関へ患者さんの情報を提供することはありません。