熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

生体腎移植におけるフローサイトメトリークロスマッチ(FCXM)カットオフの検討

  • 承認日 | 2026.2.13
受付番号
753
研究課題名
生体腎移植におけるフローサイトメトリークロスマッチ(FCXM)カットオフの検討
当院研究責任者
吉田 雅弥
研究分担診療科
検査部、腎臓内科、移植外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2026年2月13日~2027年3月31日
研究目的と意義
腎移植におけるリンパ球交差試験は移植の可否または脱感作療法の方針を決定する上で重要な検査となります。腎移植においては、リンパ球交差試験の中でもフローサイトメトリークロスマッチ(FCXM)の結果が重要となります。FCXMの結果は各施設であらかじめ設定されたカットオフ(Ratio)を基準に陽性または陰性で報告します。しかし、全国でカットオフの基準が統一されていないことから、FCXMの結果と抗HLA抗体検査の結果を比較して、当院におけるFCXMカットオフ(Ratio)が正しいか調査することを目的としています。
研究方法
●対象となる方
2024年1月~2025年12月の期間中に生体腎移植が目的で組織適合性検査(HLA検査)を実施した患者さん

●方法
上記条件にあてはまる患者さんを研究対象者として登録し、電子カルテの診療録から感作歴、FCXM結果、抗HLA抗体結果、HLAタイピング結果を抽出します。これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。

●利用するカルテ情報
感作歴:輸血歴、移植歴、妊娠歴
FCXM:結果(陽性or陰性)、median、Ratio
抗HLA抗体:結果(陽性or陰性)、nMFI
HLAタイピング:Donor及びRecipientの結果(抗HLA抗体が陽性の患者さんのみ)

●他機関へ提供する方法
他施設への提供はありません。