熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

院内製剤「滅菌墨汁」の原料製造中止に伴う代替製剤(ICGおよび開明墨汁®)を用いた術前マーキングの安全性および有効性の検討

  • 承認日 | 2026.8.20
受付番号
808
研究課題名
院内製剤「滅菌墨汁」の原料製造中止に伴う代替製剤(ICGおよび開明墨汁®)を用いた術前マーキングの安全性および有効性の検討
当院研究責任者
薬剤部 薬剤師 水田 夕稀
研究分担診療科
薬剤部
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2026年8月20日~2027年3月31日
研究目的と意義
点墨法は、消化管内視鏡検査下で無菌の墨汁を用いて病変部位をマーキングする手技であり、当院では、病院薬局製剤(第6版)に準拠して膠(ニカワ)を含有しない特注墨汁®(開明株式会社)を院内製剤「滅菌墨汁」として点墨に使用していました。しかしながら2024年に特注墨汁®が製造中止となったことに伴い、当院では代替手段として蛍光イメージング剤であるインドシアニングリーン(以下ICG)及び市販(開明株式会社)の開明墨汁®を用いた滅菌墨汁が承認されました。本研究では、当院で新規に承認されたICG及び開明墨汁®による点墨・マーキングの安全性や有効性について後方視的に調査します。
研究方法
●対象となる方
2025年10月30日~2026年5月31日の期間に熊本赤十字病院において、ICGまたは、開明墨汁®を原料とする滅菌墨汁を用いて消化管内視鏡検査下で術前マーキングが行われた患者さん。

●方法
上記の条件にあてはまる患者さんを電子カルテより抽出し、下記の診療情報を診療録より取得します。
これらは全て日常診療で実施される項目であり、追加の検査等を必要としません。

●利用するカルテ情報
① 臨床所見(年齢、性別、身長、体重、病歴、アレルギー歴)
② 血液所見(赤血球数、白血球数・分画、AST、ALT、クレアチニン、CRP)
③ 治療(マーキング時の内視鏡検査画像・検査報告書、マーキング後の手術記事・術式・投与薬剤)
④ マーキングに起因すると考えられる炎症・アレルギー反応などの有害事象

●他機関へ提供する方法
他機関への提供はありません。