熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

直腸神経内分泌腫瘍の診療実態調査

  • 承認日 | 2021.10.6
受付番号
468
研究課題名
直腸神経内分泌腫瘍の診療実態調査
当院研究責任者
外科 田中 栄治
研究分担診療科
外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2021年10月6日~2022年8月31日
研究目的と意義
内視鏡的治療により切除した直腸内分泌腫瘍に対して、追加治療としてリンパ節郭清を伴う直腸切除術が行われる場合がある。直腸切除術は手術侵襲や術後の排便障害を伴うため、その適応については議論のあるところであり、治療方針の意思決定に難渋する。
2006年から2020年まで当院にて直腸内分泌腫瘍に対し内視鏡的切除もしくは切除術を受けた患者を対象に、診療実態や予後を調査することで、今後の診療に有用な情報を得ることを目的とする。
研究方法
●対象
2006年から2020年までに病名に直腸カルチノイド(直腸内分泌腫瘍)の診断名のある患者のうち、当院において内視鏡的切除もしくは切除術を受けた患者

●利用するカルテ情報
①患者背景(年齢、性別、診断日、治療日(内視鏡的切除あるいは手術))
②臨床病理学的因子(腫瘍径、深達度、リンパ節転移の有無、脈管侵襲、グレード、切除断端の状態)
③予後(再発や死亡の有無)

●方法
電子カルテシステムを用いて収集する。

●他機関への提供する方法
提供なし