熊本赤十字病院

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Clinical_Lesearch

Perfusion CTを用いた虚血性脳卒中の灌流画像の解析

  • 承認日 | 2022.02.3
受付番号
486
研究課題名
Perfusion CTを用いた虚血性脳卒中の灌流画像の解析
当院研究責任者
脳神経内科 進藤 誠悟
研究分担診療科
脳神経内科、脳神経外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2022年2月3日〜2024年9月30日
研究目的と意義
急性期脳主幹動脈閉塞に対する緊急血栓除去術の有効性及び安全性は、複数のランダム化比較試験によって明らかにされ、エビデンスレベルの高い治療法となっているが、多くのランダム化比較試験において、治療の適応は脳灌流画像の解析によって判断されている。Perfusion CTの解析ソフトであるRAPIDやVitreaなどにより抽出可能なパラメーターを用いて、虚血性脳卒中の診断及び治療の領域において、新たな知見を探索することを目的とする。
研究方法
●対象
当院でPerfusion CTによる灌流画像検査を実施されたすべての虚血性脳卒中患者

●利用するカルテ情報
患者情報(年齢、身長、体重、既往歴等)、発症前のmRS、最終健常確認時刻、当院到着時間、来院時のバイタル、採血データ、閉塞部位、ASPECTS、RAPIDで抽出された各種パラメーター、再開通直後のNIHSS、退院時のmRS、再開通後の無症候性/症候性の頭蓋内出血の有無等

●方法
電子カルテシステムを用いて収集したデータを統計学的に解析する。