熊本赤十字病院

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外来通院ノンアドヒアランスと移植腎長期予後について

  • 承認日 | 2022.08.25
受付番号
514
研究課題名
外来通院ノンアドヒアランスと移植腎長期予後について
当院研究責任者
第一外科 副部長 山永成美
研究分担診療科
腎臓内科、泌尿器科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
倫理委員会承認日〜2024年8月24日
研究目的と意義
腎移植後は一定数の患者で怠薬することが知られている。怠薬は自己申告であり、前日に内服していれば血中濃度でもとらえられず、実態把握が難しい。外来日に予定通り通院しない患者も一定数おり、外来アドヒアランスと内服アドヒアランスは相関があると言われている。外来予定を頻回に変更・忘れ・受診しない患者を抽出し、それ以外の患者と比較することで、リスク因子および外来忘れが移植腎予後に及ぼす影響について研究を行ない、外来指導に生かす。
研究方法
2011年4月から2020年5月までに生体腎移植を施行され、2年以上生着した成人症例。
(18歳未満の小児症例、2年未満で腎廃絶した症例は除外する。)

電子カルテよりドナー及びレシピエントの診療情報を収集し、データベースを作成。統計学的手法を用いて結果を解析・検討する。

評価項目:年齢、性別、BMI、透析歴、血液型不適合の有無、既存抗HLA抗体 等