熊本赤十字病院

Clinical_Lesearch

ベースライン腎生検所見及び飲水量が移植後腎機能に及ぼす影響

  • 承認日 | 2022.8.25
受付番号
513
研究課題名
ベースライン腎生検所見及び飲水量が移植後腎機能に及ぼす影響
当院研究責任者
第一外科 副部長 山永成美
研究分担診療科
外科
研究機関名
熊本赤十字病院
研究期間
2022年8月25日から2024年8月24日
研究目的と意義
腎移植後は2000ml/day程度の飲水が推奨されているが、飲水量が腎機能に及ぼす影響についての報告は少ない。また、ベースライン生検所見との関係について検討した報告はない。そのため、生検所見に応じた飲水量を患者ごとに提案し、長期生着につなげることを目的とする。
研究方法
●対象患者
2011年4月から2020年5月までに生体腎移植を施行され、2年以上生着し、ベースライン腎生検が行われた成人症例。
(18歳未満の小児症例、2年未満で腎廃絶した症例、ベースライン腎生検が行われなかった、あるいは不良検体であった症例は除外とする。)

●利用するカルテ情報
△eGFR/year、ノンアドヒアランス、尿蛋白量、尿中NaCl排泄量、拒絶反応、術後に産生されたドナー特異的抗HLA抗体、グラフトロス

●方法
電子カルテより診療情報を収集し、後方視的に調査する。

●他機関への提供
提供なし