臨床研究に関する情報公開
- 受付番号
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517
- 研究課題名
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がん悪液質に対するアナモレリン塩酸塩の使用実態調査
- 当院研究責任者
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薬剤部 橋本 那美
- 研究分担診療科
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薬剤部
- 研究機関名
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熊本赤十字病院
- 研究期間
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2022年9月13日〜2025年3月31日
- 研究目的と意義
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がん悪液質は、がん化学療法への忍容性だけでなく、患者の生活の質を低下させるため、有効な治療が求められている。近年、非小細胞肺癌、胃癌、膵癌、大腸癌におけるがん悪液質に対して経口低分子グレリン様作用薬であるアナモレリン塩酸塩(以下、アナモレリン)が使用され、その効果が期待されている。そこで今回、アナモレリンの適正使用、有効性を評価する目的で、熊本赤十字病院におけるアナモレリン使用実態調査を行う。
- 研究方法
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●対象
2021年4月から2022年3月までに当院でアナモレリンが開始された20名のうち、投与後1週間以上経過が確認できた患者19名。
●利用するカルテ情報
疾患名、アナモレリン塩酸塩の投与期間、投与開始時の臨床検査値、体重の変化及び食欲改善効果、副作用発現状況。
●方法
電子カルテを用いて後方視的に行う。
●他機関へ提供
提供なし。