熊本赤十字病院

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潜在胆嚢癌の予後因子、追加根治手術による予後改善の実態に関する研究

  • 承認日 | 2018.07.12
受付番号
303-2
研究課題名
潜在胆嚢癌の予後因子、追加根治手術による予後改善の実態に関する研究
当院研究責任者
外科 横溝 博
研究分担診療科
外科
研究機関名
熊本赤十字病院 外科
研究期間
2018年7月12日~2026年12月31日
研究目的と意義
胆石症などの良性の胆嚢疾患に対する手術の後に、0.2-2%の頻度で病理組織検査によって初めて胆嚢癌と診断される潜在胆嚢癌が発見される。この潜在胆嚢癌の予後を決定する因子を明らかにすることは、今後潜在胆嚢癌と診断される患者の治療方針決定に役に立つ。
今回の研究では、実際に追加根治手術を施行された患者の組織に癌細胞の遺残があったか、その予後はどうであったかを明らかにして、今後潜在胆嚢癌と診断される患者に適切な治療方針を示すことを目指す。
研究方法
●対象
1986年から2017年までに当院で手術を施行された胆嚢癌患者294名。。
その中でも特に潜在胆嚢癌患者81名はより詳細に解析を行う。
●利用するカルテ情報
年齢、性別、全身状態、手術所見、病理組織学的所見、予後
●方法
該当症例について、診療録から情報を収集する。
●他機関へ提供する方法
他機関への提供なし