診療トピックス
ご存知ですか? セミオープンシステム
- 2022.8.25 | 産婦人科
熊本赤十字病院では、妊産婦さんに安心・安全な出産をしていただけるよう、
地域のクリニックなどと連携した「セミオープンシステム」をとり入れています。

妊娠がわかったらお産をする病院を決めて、妊娠中からその先生に診てもらう、というのがこれまでの一般的な分娩のスタイルでした。
しかし、最近は分娩を扱っていないクリニックや産婦人科医院が増えたため、お産をするには時間をかけて遠くの専門病院へ通院しなければならない、という問題がでてきました。
このような世の中の変化に対応するため、妊娠の異常や合併症などのないローリスクの妊婦さんの場合には、妊婦検診は近くの産婦人科で受けて、出産は専門病院で行うという新しいスタイルが広まっています。
このように、地域のクリニックと病院・周産期センターが連携して妊産婦さんを診ていくシステムを「セミオープンシステム」と呼びます。
■熊本赤十字病院のセミオープンシステムを利用したお産のメリット
◎普段の妊婦健診はかかりつけ医で都合の良い日時に受けられる。
◎自宅に近い施設で健診を受けられるので、通院時間や待ち時間が少なくて済む。
◎急な異常が起こった時には日赤救急外来を24時間365日受診でき、必要があれば入院もできる。
◎設備やスタッフなど態勢の整った専門病院で分娩の管理をしてもらえる。
◎母親学級なども日赤に通院している妊婦さんと同じように参加することができる。
熊本赤十字病院では、妊産婦さんに安心・安全な出産をしていただけるよう、
地域のクリニックなどと連携した「セミオープンシステム」を取り入れています。

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