総合鏡視下手術センター
総合鏡視下手術センターでは、外科、小児外科、産婦人科、整形外科、泌尿器科、耳鼻いんこう科など、複数の関係する診療科による協力体制により、多領域にまたがる疾患に対応しています。
また、研修医や若手医師の教育にも力を入れ、鏡視下手術専門医の育成や内視鏡手術技術認定医取得の支援、院内講演会の開催、基礎技術習得後の国内留学等による更なる技術向上の支援並びに有能な人材の育成などを積極的に行っています。
鏡視下手術とは
腹腔鏡や胸腔鏡と呼ばれる直径2~10mmの細長いカメラスコープを体に挿入し、特殊な手術器械(鉗子)を使ってモニター画面を見ながら行う手術です。
大きな傷を付けずに手術を行えるため、術後の早期回復、社会復帰ができる低侵襲な手術であることから急速に普及してきていますが、手術視野が2次元の画面上である等、特殊性が非常に高い手術です。
高度な技術を要する手術ですが、熊本赤十字病院には、全国的にも少数である鏡視下手術を専門とする内視鏡手術技術認定医が8名在籍しています。